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2026年03月31日

徳島県下で地域再生(元気になる)寄合ワークショップがスタート!

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地元では「横瀬富士」や「お雛山」と呼ばれている標高501.4mの稼勢山(かせやま)

地域再生(元気になる)寄り合いワークショップがスタートしました。

まずは、ファシリテーターとなる我々が現地を訪問し、地域の代表等関係者からヒアリングと現地の確認をしました。その後、住民代表者ら関係者との今後の進め方について説明会し、地域についてや地方創生に関する質疑応答意見交換を行いました。

次回はいよいよ第1回WSです。
4月25日(土)午後:事前調査
4月26日(日)朝から夜まで:事前調査結果のまとめ
・第1回WS
 4月26日 (日)18時〜22時 地域の課題を探る(調査)
・第2回WS 
 5月24日(日)18時〜22時 地域の課題、資源の発掘(写真分析)
・第3回WS
 6月28日(日)18時〜22時 活性化プランの発表、実行計画作成と今後の進め方 

posted by オーライ!ニッポン会議 at 14:37| 住民主体のワークショップ

2026年03月27日

オーライ!ニッポン大賞応募の特典「ふるさとプロボノ」との連携支援のその後。

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第20回のオーライ!ニッポン大賞応募者の特典として、「ふるさとプロボノ」との連携支援を実施しました。

 具体的には、各団体が抱えている、悩みについて、プロボノの活用によって、解決できるもの(できる形にしてもらった)に明確化して、NPOサービスグラントさんの知恵とネットワークをお借りして、ふるさとプロボノ(専門家のボランティア)を募り、課題解決をしていただきました。
 
 現在も取組中のプロジェクトもありますが、既に完了したプロジェクトでは、ボランティアをお願いした地域団体から、高い評価をいただきました。
 勿論、プロボノワーカーにお願いしたからといって、簡単に解決できるわけではなく(丸投げでない)、自分たちも業務を再度見直しなど、何をどうしてもらいたいのか?という点に真剣に取り組んでもらいました。
 このことにより今まで気が付かなかった点や地域振興や事業の発展に向けて、新たな視座が得られたようです。
 また今回の解決を通じて、事業を推進しさらなる課題や悩みも新たに発生するかもしれませんが、自分たちだけでな困難とあきらめずに手や知恵を借りることで、大きく前に進める手ごたえを感じていただいたようです。

 第20回オーライ!ニッポン大賞が募集を開始したのが、2025年5月、そこから「ふるさとプロボノ」とはなんぞや、自分たちの課題や悩みを明らかにし何をどうお願いするのか、ということを明確に整理するワークショップを7月と8月に各1回、個別のオンライン相談を適宜行いました。
 そしてNPOサービスグラントさんのマッチングサイトからプロボノワーカーの募集、そして課題の解決への取組を昨年末から3月まで実施してもらいました。

 本プロジェクトの進捗を伺いながら、時間も無い、お金も無い、人も居ない、でも「やる気」があれば、協力してくれる人はいるし、課題に対しても、話し合いのなかで、明るい未来が見えてくるように感じました。
 そして、解決策を一緒に考えていくといいうことが課題解決には、とても大事なことを教えていただきました。
 NPOサービスグラントさんをはじめ関わりました関係者の皆様に御礼とともに感謝いたします。
 また機会がありましたら、ご案内します。お楽しみに!!


posted by オーライ!ニッポン会議 at 16:01| オーライ!ニッポン

2026年03月23日

北海道鶴居村の取組(地域全体で稼ぐ観光)が財務省「ファイナンス」令和8年3月号に紹介されました!

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北海道鶴居村の取組(地域全体で稼ぐ観光)が財務省「ファイナンス」令和8年3月号に紹介されました!

【地方創生支援官と連携した北海道 鶴居村のアドベンチャートラベルの取組】
 https://www.mof.go.jp/public_relations/finance/202603/202603j.pdf
 〇概要
  1.地方創生伴走支援制度について
  2.北海道鶴居村について
  3.地方創生支援官と連携した鶴居村の主な取組内容と課題について
   (1)アドベンチャートラベル(AT)について
   (2)鶴居村でのAT事業の取組状況について
   (3)支援官チームの活動内容について
  コラム1 インタビュー アドベンチャートラベル(AT)の仕組み
   (北海道アドベンチャートラベル協議会事務局長 菊地 敏孝氏)
   (参考)地域全体がもうかるATのビジネスモデル(イメージ図)
  コラム2 首都圏から鶴居村を全国に発信
  対談 地方創生支援官×村役場担当者
〇令和8年2月5日(つるいへGO!)、鶴居村が推進するATの新たな取組や官民連携プロジェクトを紹介する「北海道鶴居村 稼げる観光へ―アドベンチャートラベル発表会―」(鶴居村主催、観光庁、環境省、北海道庁後援)が、TOKYO FMホール(東京都千代田区)で開催された。当日の様子は鶴居村のHPにて動画アーカイブを公開  
 https://tsuruimura.com/archive-tsurui-at/
〇デピュティ・チーフ・サステナブルファイナンス・オフィサー(DCSFO)とは、金融庁内で新設された役職。サステナブルファイナンスに関する政策の推進や市場制度の整備に関与する。2025年11月に兼任として設置され、総合政策局総合政策課サステナブルファイナンス推進室の総合政策調整官と連携して業務を行う。
主な職務内容
・市場制度の整備:グリーンファイナンス、トランジション・ファイナンス、インパクト投資などの投資環境を整備し、国内外の投資家に対する投資機会を拡充。
・政策調整・施策推進:金融行政におけるサステナブルファイナンスの推進に向け、幅広いステークホルダーと連携し、政策や施策の調整を行う。
・情報開示・データ基盤整備:企業のサステナビリティ情報の開示充実やESG評価・データ提供機関に関する行動規範の策定など、情報基盤の整備を支援。
・リスク管理・顧客支援:金融機関におけるシナリオ分析や脱炭素関連の取り組みの国際展開・浸透を支援。
・地域・産業支援:地方創生やGX(グリーン・トランスフォーメーション)推進に向けた地域支援やカーボン・クレジット市場の整備にも関与。
〇アドベンチャ―ツーリズムナレッジ集 令和4年3月
 国土交通省 観光庁 観光地域振興部 観光資源課
 (新たなインバウンド層の誘致のためのアドベンチャーツーリズム推進事業)
 https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/810001855.pdf
〇アドベンチャーツーリズムに関する環境省の施策 2024年6月18日
 環境省 自然環境局 国立公園利用推進室
 https://miyakeshingo.jp/wp-content/uploads/2024/10/20240618_kankyosho.pdf
〇地方創生伴走支援制度
 https://www.chisou.go.jp/sousei/about/banso-shien/index.html
 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_chihousousei/honbukaigi/dai3/siryou2.pdf
〇北海道鶴居村 https://www.vill.tsurui.lg.jp/
 鶴居村には、全国中山間地域振興対策協議会の現地研究会で訪問いたしました。その折村が取り組んでいた様々な事業と新たに企業等と連携し活動を推進しています。
posted by オーライ!ニッポン会議 at 12:34| 全国中山間地域振興対策協議会

2026年03月17日

3/25(水)オンラインー100年後、 この国が残る方法とは【Re-Design LOCAL】“暮らし”から逆算する新しい地域のカタチ【参加者募集】

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3/25(水)オンライン参加可能【Re-Design LOCAL】“暮らし”から逆算する新しい地域のカタチ【参加者募集】本イベントは終了しました。
 「地域生活圏」をテーマとしたシンポジウムを開催します!(国土交通省)
国土交通省では、3月25 日(水)にNewsPicks(株式会社ユーザベース、本社:東京都千代田区)の共催で、「地域生活圏」をテーマとしたシンポジウムを開催します。
 テクノロジーと民間の力を活かし、生活者目線で地方を再設計する「地域生活圏」をテーマに、「地方消滅」を指摘し、現在は地域生活圏を推進する増田寛也氏、「風の谷」を掲げる安宅和人氏など、地方再生の実践者たちが集結します。
 地方を舞台にしたビジネスに挑みたい大企業やスタートアップ、現場の「最適解」を導き出したい自治体担当者やプレーヤーなどにおすすめです。
地方の生活を考えたなかで疎空間という思想は大変興味深いです。
※「風の谷」という希望(残すに値する未来をつくる)という本が英治出版から2025/07/30に発行されています。https://eijipress.co.jp/products/2350
「風の谷を創る」とはなにか https://slowinternet.jp/article/intro_valley-of-wind/
【Re-Design LOCAL】“暮らし”から逆算する新しい地域のカタチ
主催  :国土交通省、共催:NewsPicks
日時  :令和8年3月25 日(水)16:00〜18:00
形式  :対面・オンライン同時開催
参加費 :無料(事前申込制)
場所  :TODA ホール&カンファレンス東京
     (中央区京橋一丁目7番1号 TODA BUILDING)
定員  :会場150 名(※オンライン参加の定員なし)
<プログラム>(敬称略)
■Introduction 16:00-16:05
■SESSION 1 16:10-17:00
100 年後、この国が残る方法とは。「地域生活圏」がつくる未来
<登壇者>
安宅和人(慶應義塾大学環境情報学部 教授、LINE ヤフー株式会社 シニアストラテジスト、一般社団法人「残すに値する未来」代表理事)
増田寛也(令和国民会議(令和臨調)共同代表、未来を選択する会議 共同代表、野村総合研究所 顧問)https://www.reiwarincho.jp/
呉琢磨 (NewsPicks 執行役員、Brand Design クリエイティブ統括)
■SESSION 2 17:05-18:00
もしも企業が地域経営に参画したら? 自治体とビジネスの「公開共創」
<登壇者>
高橋博之(株式会社雨風太陽 代表取締役社長)https://ame-kaze-taiyo.jp/
畠山洋平(株式会社博報堂 地域共創プラットフォーム事業推進局 局長)
     https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/116438/
大坪秀幸(北海道厚真町役場 理事(地方創生担当))https://www.town.atsuma.lg.jp/
伊藤聡子(キャスター、事業創造大学院大学 客員教授)
山本雄生(山と本と株式会社 代表取締役、POTLUCK YAESU プロデューサー、NewsPicks ビジネスプロデューサー)https://newspicks.com/news/14881376/body/
<参加申込>申込URL https://newspicks.com/news/16152548/body/
申込期限 令和8年3月24 日(火)23:59
<問合せ先>国土政策局 総合計画課 赤道、藏重
代表:03-5253-8111(内線29-314、29-384)、直通:03-5253-8359
【参考】風の谷プロジェクト
風の谷 A Worthy tomorrow – このプロジェクトは「都市集中型の未来に対するオルタナティブ」をテクノロジーを賢く使い倒すことで作り上げていこうという運動です
https://aworthytomorrow.org/story/
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/010700635/010700001/
【文部科学省】これからの⼈材育成を考える(令和5年3月24日)
 https://www.mext.go.jp/content/20230328-mxt_kyoiku01-000028726_02.pdf
【厚生労働省】これからの ⼈材育成を考える(July 26, 2023)
 https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/001133041.pdf
【国土交通省 地域生活圏】
 https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudoseisaku_tk3_000164.html
posted by オーライ!ニッポン会議 at 11:23| コミュニティビジネス

2026年03月10日

【食品産業をめぐる現状と情勢の変化】食と農のミライ

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【食品産業をめぐる現状と情勢の変化】
農林水産省新事業・食品産業部 2025年8月
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/syokusan/250804/attach/pdf/250804-02-9.pdf

食品産業は、わが国の産業の一部として、特に雇用の面で、地域産業の中核となっています。また生鮮食料品だけでなく、食品加工業など食をめぐる重要な産業として、輸出に向けても大いに期待されています。最近では、インバウンドの強化の一貫としても我が国の日本食分野の魅力の一端を担い、観光・交流事業の重要な資源として位置づけされています。しかし食品加工業は中小企業も多く、その多くは高齢化就業人口の縮小など、ハイテクを活用した構造改革が急務となっています。
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◆生産額・最終消費額
 食用農林水産物の生産額は10.9兆円、これに食品製造業(35.4兆円)等が付加価値をつけ、最終消費76.1兆円の市場を形成しており、食品産業は重要な役割を担っている。
◆国内生産額
 2023年における食品産業の国内生産額は105.8兆円。全経済活動の国内生産額の約9%を占める。
◆地域の雇用
・食品産業の就業者数は833万人。全産業の就業者数の約12%を占める。
・各都道府県において、数ある製造業の中でも、食品製造業は従業員数の割合が高い。
 特に、北海道や九州など1次産業が盛んな地域において高いシェアを占めるなど、食品産業は地域経済を牽引する重要な産業。
 従業員シェア上位5県は、1.沖縄 47.2% 2.北海道 45.0% 3.鹿児島 34.5% 4.青森 28.2% 5.佐賀 26.9%
・全産業は、6,781万人
・産業別の就業者数では、サービス業は、2,683万人、卸・小売業は、1,045万人、製造業は、1,046万人。
◆国内生産額の推移
・食品産業の国内生産額は増加傾向で推移。
・2023年には、インバウンドの増加等もあって、新型コロナウイルス感染症の影響による落ち込みから回復。ただし、外食は回復途上。
◆国内のマーケットの縮小
・国内の市場規模は、人口減少や高齢化に伴い、縮小。
・総世帯の食料支出総額の推移を品目別にみると、生鮮食品への支出額が2040年には4分の3程度(100から75)に減少。
 また、加工食品への支出額は増加(100から111)するが、一人当たり支出額が支出総額を上回っていることから、加工食品の消費量は減少する見込み。
・急速な需要の減少が、日本の食品産業に大きな影響を与えることは不可避であることから、新たなビジネスの創出が重要。
・2050年には65歳以上の割合が37.7%になる。
◆海外のマーケットの拡大
・世界の農産物マーケットは、人口の増加に伴い、拡大する可能性。
・日本の食品産業の持続的な発展を図るためには、世界の食市場を獲得していくことが重要
・世界の人口は、2050年には、98億人になる。
・飲食料のマーケット規模は、2030年には、1,360兆円になる。
・2050年の「フードテック」世界市場は、280兆円になる(三菱総合研究所)
 https://www.mri.co.jp/knowledge/column/20240215_2.html
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さらに政府は、17分野で日本成長戦略を重点投資を実施していこうとしているが、そのうちフードテックについては、以下の資料が参考になります。
【フードテックをめぐる状況】で詳細に
農林水産省大臣官房新事業・食品産業部 令和8年2月
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sosyutu/asset/meguji.pdf
※フードテックとは、生産から加工、流通、消費等へとつながる食分野の新しい技術及びその技術を活用したビジネスモデル

世界的な社会課題とフードテックの状況
・世界的な人口増加等による食料需要の増大や、気候変動・異常気象の頻発化など、食料安全保障上のリスクの高まりを背景に、食品産業においても、環境負荷の低減など、様々な社会課題の解決の加速が求められている。また、健康志向や環境志向など、消費者の価値観が多様化している。
・こうした多様な食の需要に対応し、社会課題の解決を加速するための、フードテックを活用した新たなビジネスの創出への関心が高まっている。
・こうした中、海外においては、細胞性食品等のフードテックを活用した食品の販売が始まってきている。
1.日本発のフードテック
2.フードテックの主な分野
  ・持続可能な食料供給の実現(新たなたんぱく質源の活用)
  ・持続可能な食料供給の実現(フードロスの削減)
  ・食品産業の生産性向上(農業・水産業のスマート化)
  ・多様なニーズを満たす豊かで健康な食生活の実現
3.フードテック官民協議会における取組
  ・フードテック推進ビジョンの概要
  ・フードテック官民協議会の取組及び各部会の活動
  ・フードテック官民協議会の令和6年度の活動実績
  ・フードテックの地域コミュニティとの連携
  ・ビジネスコンテストの開催
  ・フードテックビジネス実証事業事例
posted by オーライ!ニッポン会議 at 01:00| コミュニティビジネス

2026年03月09日

【地域運営組織設立に臨む行政職員には、WS(ワークショップ)の経験の有無が重要】

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東京日本橋の桜

【地域運営組織設立に臨む行政職員には、WS(ワークショップ)の経験の有無が重要】という論文です。
 地域運営組織設立促進における自治体の対応と支援課題 ―大分県内の市町村を事例に―
 安部梨杏 1)・中塚雅也 1)) 神戸大学大学院農学研究科
 https://www.jstage.jst.go.jp/article/arfe/59/3/59_129/_pdf/-char/ja
 
 農村RMOに限らず、今後地域住民による話し合いの機会により合意形成を得て展開する事業が益々増加します。その際、重要となるのは市町村職員のスキルアップです。
 https://www.cs-oita.com/
 https://www.edu.kobe-u.ac.jp/ans-agecon/nakatsuka.html

 農村版、地域運営組織である農村 RMOの設立の推進にあたり、市町村職員の人材育成を進めるために、自治体の地域運営組織設立に関する体制と職員の対応能力の現状と課題を明らかにすることを目的により大分県下17市町村にアンケートし回答を分析したのものです。
 その結果として、職員のWS経験有無により、組織設立に向けた手順やスケジュール管理や実際上のWS や会議の企画運営の方法、WS や会議での問い方、対話の進め方、WS や会議での意見の整理・まとめ方に大きな差が見られたということです。
 また、担当職員が現場で必要と思うことや外部支援者に教えて欲しい・相談したいことでは、最も多いのは、住民の参加意欲を高める方法です。そして、設立が求められる理由や地域運営組織との望ましい協働体制が上位となっています。
 なお、大分県では、中間支援組織として2019年に一般社団法人コミュニティサポートおおいたを設立して地域運営組織の設立運営を支援しています。中塚教授も本組織の理事としてかかわっておられます。
 農村RMOに限らず、地域住民による話し合いの機会により合意形成を得て展開する事業において、その現場を支える市町村職員のスキルアップが極めて重要です。
 行政職員は数年で異動すますが、WSの企画運営のノウハウは他部署でも十分活用・役立ちます。人事育成に必要なノウハウとして本論文は大事なことを示しています。
特に、話し合った結果何をするのか、どうするのか等々の具体的な計画づくりも同時に必要となってきます。本ブログでも常日頃紹介している「地域を元気にする寄合ワークショップ」では、地域の人々が日頃感じていることを地域の人々と話し合いながら、具体的な計画へと進めています。

posted by オーライ!ニッポン会議 at 09:15| 住民主体のワークショップ

2026年03月04日

地域と地方大学が連携して、地域における若者の修学・就業の促進を通じて、東京一極集中の是正を目指す。地方大学・地域産業創生交付金事業が令和8年度も行われます。

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令和8年度における地方大学・地域産業創生交付金
令和8年3月2日内閣府地方創生推進事務局

 地域の将来を担う若者が大幅に減少する中、地域の人材への投資を通じて地域の生産性の向上を目指すことが重要。このため、首長のリーダーシップの下、デジタル技術等を活用し、産業・若者雇用創出を中心とした地方創生と、地方創生に積極的な役割を果たすための組織的な大学改革に一体的に取り組む地方公共団体を重点的に支援する。これにより、「総花主義」「平均点主義」「自前主義」から脱却し、地域産業創生の駆動力となり特定分野に圧倒的な強みを持つ地方大学づくりを進め、地域における若者の修学・就業の促進を通じて、東京一極集中の是正を目指す。
 地方大学・地域産業創生交付金の評価基準の一つに、C 人材育成では、【日本中・世界中から若者を惹きつける魅力的な教育プログラムであること。】と示されている。
●地方大学・地域産業創生交付金
 https://www.chisou.go.jp/sousei/about/daigaku_kouhukin/index.html
●公募詳細説明書 https://www.chisou.go.jp/sousei/about/daigaku_kouhukin/koubo/2026/pdf/02_r8daigaku_kobo_besshi1-a.pdf
■本交付機を活用して農林漁業に関係する取り組みがこれまでにも行われている。
1.令和7年度
●地方大学・地域産業創生交付金(帯広市)〈R7年度〜R16年度(R11まで国費支援)〉
(十勝型フードシステムの形成 ─農畜産と食品加工の連携による価値創出─)
・十勝の強みを生かした十勝型フードシステムの形成を目指し、持続可能な農畜産業への移行により生産基盤の安定化を図るとともに、食品加工業との協同化によるブランド力向上を図る。
・北海道国立大学機構(帯広畜産大学、小樽商科大学、北見工業大学)では、3大学の融合を加速し、生産・加工・流通・消費に至るバリューチェーンを包括的にコーディネートできる専門人材の育成と研究開発に取り組む。
https://www.chisou.go.jp/sousei/about/daigaku_kouhukin/pdf/torikumi_obihiro.pdf

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2.令和6年度
●地方大学・地域産業創生交付金(鶴岡市)〈R7年度〜R16年度(R11まで国費支援)〉
(鶴岡ガストロノミックイノベーション計画)
・食文化創造都市鶴岡に、山形大学と慶應義塾大学との連携により、ガストロノミックイノベーション※を主導する
・研究開発拠点を構築し、そこから生まれる革新的な新食材や技術の活用により産業の創出を図る。※本事業におけるガストロノミックイノベーションとは、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食そのもの(ガストロノミー)にバイオ等の技術によって大きな変革をし、食産業・食文化に新たな価値を創造すること。
https://www.chisou.go.jp/sousei/about/daigaku_kouhukin/pdf/torikumi_tsuruoka.pdf

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3.平成30年度
●地方大学・地域産業創生交付金(高知県)〈H30年度〜R9年度(R5年度より展開枠)〉
 【当 初】“IoP(Internet of Plants)”が導く「Next次世代型施設園芸農業」への進化
 【展開枠】“IoP(Internet of Plants)”が導く「Society5.0型農業」への進化
 ・家族経営農家が多い高知県では、優位性を持つ施設園芸分野において、AIやIoT等の最先端技術を活用したIoPクラウドを構築。
 ・高知大学では、IoPの研究拠点となる「IoP共創センター」を設立するとともに、研究成果を反映した教育プログラムの構築、及び入試制度改革を中核とする学部改組を実施。全世代(大学生・高校生・社会人)にIoPを学ぶ場を提供し、次世代を担う専門人材を育成。
 ・IoPクラウド(SAWACHI)に集積された様々なデータ(ハウス内環境データ、気象データ、出荷量データ等)を効果的に組み合わせて活用することにより、分析結果に基づいたデータ駆動型農業を実践。
https://www.chisou.go.jp/sousei/about/daigaku_kouhukin/pdf/torikumi_kochi.pdf

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【高知県 IoPが拓く“Next次世代農業”プロジェクト】とは、https://kochi-iop.jp/
 森林割合が84%と全国一の高知県は、狭い農地で効率的な生産ができる施設園芸農業を古くから発展させてきました。一方、人口減少や農業離れによる人手不足、篤農家が持つノウハウの消滅が危惧され、さらなる生産性向上と新規就農者の獲得が課題とされてきました。この課題を解決するため、Next次世代型では、IoPの提唱者など、トップレベル人材を県外から招へいし、ハウス内の環境要素、農作物の生理・生育データや、篤農家のノウハウまでをIoTで見える化し、栽培から出荷、流通までをAIにより最適に管理する「IoPクラウド」の構築に取り組んでいます。その中で出荷量や出荷時期等を正確に予測し、販売戦略への活用も見込まれる「高知県園芸品生産予測システム」をITベンダー・AIベンチャーと開発しました。
 今後、農家間の情報を一元化し、これを営農サービスにつなげることで、4定(定時・定量・定品質・定価格)生産を実現し、「さらに選ばれる産地」を目指します。また、この取組を通じて、新たな施設園芸関連産業群の創出も狙います。受田浩之事業責任者(高知大学副学長)は「IoPクラウドの運用によって、それぞれの農家に必要な情報をフィードバックする。そして、県下約6,500戸の農家がデータに基づく園芸農業を実践することで、より着実に高収量の栽培につなげていきたい」と展望を語ります。
 データに基づく園芸農業で「4定」を実現する取組の中心となるのは、今後新たに設置する「IoP推進機構(仮称)」。機構には、ビジネス経験が豊富な経営人材を招へいし、主役である農家のニーズに応え、活用してもらえるクラウド型営農サービスの展開を目指します。
 人材育成の面では、高知大学・高知工科大学が連携し、IoPについて学ぶ教育プログラムを学士・修士課程ともに新設します。また、農業従事者向けにも「IoP塾」を実施するなど、アグリフードビジネスを担う人材育成を進めます。県は、ハウス整備補助などのサポートや産地提案型の担い手確保対策などを通して、新規就農者の呼び込みにも力を入れています。受田氏は「農業を若者にとって夢と希望が叶えられる『持続可能な産業』にすることが目標。一次産業をしっかり守り、競争力を高めて世界のトップを目指していきたい」と話しています。
農業を若者にとって魅力ある産業へ
 ビニルハウスなどを活用して高効率に生産する「施設園芸農業」。施設園芸農業の生産性日本一を誇る高知県は、オランダの最先端技術を取り入れた「次世代型施設園芸システム」の開発と普及により収量アップを果たし、「地産外商」を進めてきました。今回、「Next次世代型」として、超高収量・高品質化、高付加価値化、超省力化・省エネルギー化を目指します。鍵を握るのは、“IoP”という新たな概念。「経験や勘に頼る農業」から「客観的なデータに基づく農業」へ。農業の新たな変革が高知県から始まります。
※IoP(Internet of Plants):多様な園芸作物の生理・生育データをIoTにより可視化し、AIにより生産等の最適化を図ること
主なKPI:野菜の産出額:2017年 621億円(推計値) → 2027年 751億円(130億円の増)
 農業現場への新規雇用就農者数(累計):2017年 77人 → 2027年 1,000人(923人の増)
主な参画機関:高知県、高知大学、高知工科大学、高知県立大学、高知県農業協同組合中央会、高知県農業協同組合、高知県工業会、且l国銀行、轄rm銀行、高知県IoT推進ラボ研究会

posted by オーライ!ニッポン会議 at 18:04| コミュニティビジネス

政府は、人手不足で市町村が担いきれない市町村事務を都道府県が担うなど、持続可能なあり方を検討しています。

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第34回地方制度調査会第1回総会が2026年1月19日に首相官邸において開催されました。
政府は、人手不足で市町村が担いきれない市町村事務を都道府県が担うなど、持続可能なあり方を検討しています。専門の小委員会を設置して、具体的な検討を進め、2年以内に答申をまとめることとしています。

内閣府 地方制度調査会のページ
https://www.kantei.go.jp/jp/pages/20260119choukan_chihou.html

 内閣総理大臣から地方制度調査会会長への諮問は、【人口減少により深刻化する人材の不足や偏在、デジタル技術の進展等の課題に対応し、将来にわたり、地域の特性に応じて、持続可能かつ最適な形で行政サービスを提供していくため、国・都道府県・市町村間の役割分担、大都市地域における行政体制その他の必要な地方制度の在り方について、調査審議を求める。】となっています。https://www.soumu.go.jp/main_content/001050811.pdf
・第34次地方制度調査会委員名簿   
 https://www.soumu.go.jp/main_content/001050809.pdf
そして、2026年2月18日には、第34次地方制度調査会第1回専門小委員会(委員長:山本隆司東京大学教授)が開催されました。
 将来にわたって、持続可能かつ最適な形で行政サービスを提供していくための国・都道府県・市町村の役割分担のあり方については、これまでに進められてきた取組から、
・ 地方公共団体の業務の各プロセスにおいて実施主体を調整する「行政主体を通じたプロセスの最適化」の定着
・ 典型的な共同処理制度以外の「簡素で弾力的な連携手法」の指向
・ 企画政策の立案から実施の各段階で、国と地方が方針や進度などを調整する「国・地方が協働した政策立案・実施」の仕組みへの期待の高まりといった傾向が表出していると言えるが、これらをどう評価するか。
○ これらの傾向をより加速させる必要がある場合には、国・都道府県・市町村の役割分担のあり方に関する新たな考え方として定式化する必要があるのではないか。

事務処理の持続可能性確保に向けた都道府県の取組状況(枠組みの設置)として、
@ 検討を行う枠組みを設置している団体は28団体、今後設置予定の団体は6団体(令和7年10月1日時点)。
A 分野横断的な枠組みを設置している団体は21団体、単一分野の枠組みを設置している団体は11団体。(分野横断・単一双方の枠組みを設置する団体は6団体)
B 重点的に検討を行う対応方策については、「広域連携」及び「総合的な検討」が多い傾向にあった。最後に、事務処理の持続可能性の確保に向けた取組の例として、秋田県、長野県、沖縄県の状況が紹介されています。
資料1 国・都道府県・市町村の役割分担のあり方について
https://www.soumu.go.jp/main_content/001056500.pdf
posted by オーライ!ニッポン会議 at 11:11| 全国中山間地域振興対策協議会