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2026年01月28日

「農山漁村」経済・生活環境創生プラットフォーム第3回情報発信会 テーマは「中山間地域での持続可能な農業を企業連携の実例から学ぶ」

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「農山漁村」経済・生活環境創生プラットフォーム第3回情報発信会
テーマは「中山間地域での持続可能な農業を企業連携の実例から学ぶ」

企業と自治体・地域農業者との連携事例の紹介やパネルディスカッションを通じて、中山間地域で行われている取組の成果、課題について情報共有を行い、今後の中山間地域での持続可能な農業の推進に向けた検討を行う場となりますので是非ご参加ください。

1.趣旨
 農林水産省は、中山間地域における持続可能な農業の推進が求められる中、企業連携の取組を推進すべく、「農山漁村」経済・生活環境創生プラットフォーム※による取組として、企業等の参画による情報発信会を開催しています。
 企業と自治体・地域農業者との連携事例の紹介やパネルディスカッションを行い、今後の中山間地域での持続可能な農業の推進に向けた検討を行います。
中山間地域は、全国の耕地面積、総農家数、農業総産出額の約4割を占め、我が国農業・農村において重要な役割を果たしているものの、人口減少が著しく、農地の維持に課題が生じているため、企業連携の推進により、持続可能な農業の推進が図られることを期待しています。

※本プラットフォームについては、次のURLで詳しく紹介しています。
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kanmin_kyousou/platform.html

2.開催概要
(1)日時:令和8年2月20日(金曜日)13時30分から16時30分まで
  (16時から16時30分までは、会場参加者による交流会)
(2)場所:農林水産省7階講堂(東京都千代田区霞が関1-2-1)
(3)テーマ:中山間地域での持続可能な農業を企業連携の実例から学ぶ
(4)プログラム
 @農林水産省による施策紹介
  「将来にわたって稼ぎ、暮らしていける中山間地域の実現に向けた施策の紹介」
  農林水産省 農村振興局 中山間地域・日本型直接支払室長 伊藤 里香子 氏
 A企業と自治体・地域農業者との連携事例の発表
  第1部
   (株)ACRO THREEホリスティックセンター長 佐井 賢太郎 氏
   秋田県八峰町農林水産課 副課長 門脇 朝哉 氏
   メルシャン(株) シャトー・メルシャン事業本部 製造部長 勝野 泰朗 氏
   (株)フル里農産加工 代表取締役社長 岡田 浩史 氏
 B第2部 パネルディスカッション
  「農山漁村」経済・生活環境創生プラットフォーム第3回情報発信会
   中山間地域での持続可能な農業を企業連携の実例から学ぶ
   第1部の事例発表企業と連携を行う自治体・地域農業者が、中山間地域での企業連携に
   関する取組の準備段階から現在までのプロセスに着目し、成果や課題のポイントを掘り
   下げます。
   登壇者:第1部登壇者、連携企業、自治体、地域農業者
   モデレーター:農林水産省農村振興局 地域振興課長 能見 智人 氏
C 質疑応答
(5)オンライン配信も併せて行います。
(6)報道機関による取材:全て傍聴・カメラ撮り可能です。
  ※参加を希望する場合は、3.申込方法によりお申込みください。

3.申込方法
 参加を希望される方は、令和8年2月19日(木曜日)23時59分までに
 次の申込フォームより事前にお申込み下さい。
 なお、対面での参加は、定員50名に達し次第、受付終了とさせていただきます。
 https://business.form-mailer.jp/fms/4783e375329018(外部リンク)
 対象:企業と自治体・地域農業者との連携に関心のある企業、自治体、農業者、団体、個人 等

4.参考
「農山漁村」経済・生活環境創生プラットフォーム情報発信会(農林水産省ホームページ)
 https://www.maff.go.jp/j/nousin/kanmin_kyousou/platform/jouhou_hassin.html

5.お問合せ先
 農村振興局農村政策部地域振興課中山間地域・日本型直接支払室
 担当者:中山間対策班
 代表:03-3502-8111(内線5638)ダイヤルイン:03-3501-8359

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 10:45| 全国中山間地域振興対策協議会

2026年01月23日

基本計画のうち、中山間地域振興に欠かせない農村の振興の部分紹介

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食料・農業・農村基本計画(令和7年4月)
 「食料・農業・農村基本計画」(以下「基本計画」という。)は、食料・農業・農村基本法(以下「基本法」という。)に基づき政府が策定するものであり、概ね5年ごとに変更することとされている。令和7年4月11日、令和6年に改正された基本法に基づく、初の基本計画が閣議決定された。この基本計画に基づき農政が実施される。https://www.maff.go.jp/j/keikaku/k_aratana/attach/pdf/index-61.pdf
 本基本計画のうち、中山間地域振興に欠かせない農村の振興の部分について紹介する。

X 農村の振興
 農村は、国民に不可欠な食料を安定供給する基盤であるとともに、農業・林業など様々な産業が営まれ、多様な地域住民が生活する場でもあり、更には国土の保全、水源の涵養、美しく安らぎを与える景観の形成、生物多様性の保全、文化の伝承といった、多面的機能が発揮される場所であることから、都市住民への恵沢も踏まえた多面的機能の十分な発揮を図るためにも、農村の振興を図ることが必要である。
 農村においては、都市に先駆けて人口減少・高齢化が進行しており、農業者が減少することによる食料安定供給への支障が懸念される。
 また、農業者の減少に伴う集落機能の低下により、これまで農業者が共同で行ってきた農業生産活動と一体不可分な草刈りや泥上げ等の活動が停滞し、農業生産活動に影響することが懸念される。
 これに併せ、農村内の非農業者も、今後大幅な減少が見込まれることから、農村の地域社会の維持が困難となる事態も懸念される。
 地域社会を維持していくためには、農村内部の人口の維持及び農業・農村に継続的に関わる農村外部の多様な人材(農村関係人口)の拡大が重要である。
 具体的には、このような農村の持つ価値や魅力を若者や女性などが「楽しい」と感じて農村への関心や関わりを高めるような「楽しい農村」を創出し、農村が、国民全体が関わりたくなる目的地となることを目指していく。
 そのため、農村の多様な地域資源を活用して所得の向上と雇用の創出を図る「経済面」の取組、生活の利便性の確保を図る「生活面」の取組を、民間企業、農村を含めた地域振興に係る関係省庁と連携して推進する必要がある。
 地域の共同活動については、農業者その他の農村との関わりを持つ者の参画促進等を通じて組織の弱体化を防ぎ、農用地の保全を図ることが必要である。
 鳥獣被害は、農作物への被害に加え、営農意欲の減退、耕作放棄・離農の増加、更には、希少植物の食害等の被害をもたらしており、広域的で効果的・効率的な対策、ジビエ利用に係る捕獲から消費までの各段階の課題に応じた対策が必要である。

1 多様な人材が農村に関わる機会の創出農村においては、人口減少・高齢化の進行により、農村内部の住民のみでは地域社会の維持が困難となってきている一方で、近年、SDGs等の観点から農村における多様な価値を見いだし、自社の経営課題と結び付けて事業活動として農村に参入する民間企業が増加している。
 このため、農業者だけではなく、他産業・他地域の民間企業、地方公共団体及び農村を含めた地域振興に係る関係省庁と連携し、官民共創の仕組みを活用した地域内外の民間企業の参画促進や地域と企業のマッチング等を推進する。具体的な案件形成に向けて、企業版ふるさと納税を含めた民間資金や人材の確保を行うため、「農山漁村における社会的インパクトに関する検討会」において農業・農村における企業等の事業活動による経済的社会的効果の可視化を図るとともに、地域おこし協力隊、労働者協同組合、特定地域づくり事業協同組合制度等の活用を推進する。
 また、関係省庁との連携の下、移住・定住の拡大にも資するよう、住居、交通、医療・福祉サービス等の生活インフラの確保や女性や若者などの暮らしやすさ・働きやすさの向上、地域おこし協力隊の農業への従事や、農村型地域運営組織(農村RMO:集落の機能を補完し、農用地保全活動や農業に関する経済活動と併せて生活支援を行う地域運営組織)への参画、特定地域づくり事業協同組合制度による農村RMOや農業等への人材派遣、中山間地域振興における地域資源やデジタル技術を活用した地域活性化、郵便局・物流事業者等と連携した市街地と農村間における食品・日常品、農産物等の物流網の維持・確保を推進する。
 くわえて、二地域居住の普及・定着等による農村への人の呼び込み、都市部や市街地の企業のCSV(共通価値の創造)活動や研修等による持続的な農村への社員の派遣、官民の副業の促進等により、通いによる農業への参画・コミュニティ維持などの取組を推進する。
 これらの取組を更に加速し、異分野同士の結合により、地域にイノベーションを生み出すため、2025年夏を目途に「地方みらい共創戦略」を取りまとめ、農業生産、輸出、農泊、農福連携、フードテック等の分野において、企業や関係省庁等の複数の取組主体による関係者の「組合せ」(例:農村と地域金融機関、観光業者、IT企業等の連携)を通じて課題解決を目指す。
 そのため、まず、「地方みらい共創に向けた緊急提言」(令和7年3月地方みらい共創研究会策定)に基づき、「『農山漁村』経済・生活環境創生プロジェクト」により、関係府省庁、地方公共団体、郵便局、民間企業、金融機関、教育機関等の参画するプラットフォームの下、多様な人材が活躍できる場の創出を図るほか、関係省庁との連携の下、地方公共団体の企画部局と農林水産部局の連携促進、農林水産地域の社会的インパクトを可視化するガイドライン策定や人材派遣・資金拠出企業の証明・表彰の仕組みの創設などを行う。
 さらに、現場の多様な課題やニーズに対して、農林水産省本省、地方農政局及び地域拠点の職員により、現場の実態や課題の把握、新しい地方経済・生活環境創生交付金など関係省庁の補助事業の紹介、関係省庁との連絡調整等を行う伴走支援体制を構築し、関係省庁のものを含めた農村振興に係る施策を総合的かつ一体的に推進する。

2 農村における所得の向上と雇用の創出(経済面)
(1)多様な地域資源を活用した付加価値創出の推進
 農村における所得の向上に向けては、農業所得と農業以外の所得を合わせて一定の所得を確保できるよう、多様な就労機会を創出していくことが重要であり、農林水産物に限らない多様な地域資源の活用や農業者以外の多様な主体の参画により、付加価値の創出を図る取組を推進していくことが必要である。その際、地域の経済を活性化するためには、地元の住民・事業者の積極的な参画も必要である。
 このため、6次産業化、農泊、農福連携など、農村の地域資源をフル活用し他分野と連携する取組を更に推進することにより、付加価値のある内発型の新事業を創出する。特に、地域がより一層裨益するよう、地元の若者や事業者による域内での起業・事業展開を後押しする。
(2)農泊の推進
 農泊については、新型コロナウイルス感染症の影響により一時的に落ち込んだ年間延べ宿泊者数が回復した一方、農泊地域の平均宿泊費が観光旅行全体のそれに比べて安価にとどまっていることから、所得の向上と雇用の創出を実現するため、高付加価値化を図る必要がある。
 このため、観光庁等と連携しつつ、地域内の関係者を包含した実施体制を構築し、食、文化、歴史、景観など農村ならではの多様な地域資源を活用した観光コンテンツの開発、インターネット利用環境の整備等を通じて、インバウンドを含む旅行者の農村への誘客促進、宿泊単価等の向上(高付加価値化)に資する取組を推進するとともに、輸出拡大との相乗効果を図る。
(3)農福連携の推進
 農福連携については、農業経営の発展とともに、障害者の社会参画を実現する取組であり、取組主体数は大きく増加している。今後、農村の人口減少・高齢化が急激に進行することが見込まれる中、障害者等が貴重な農業人材として活躍できるよう、取組の更なる拡大に向けた仕組みづくりと認知度の向上、障害者その他の社会生活上支援を必要とする者の社会参画とこれを通じた地域農業の振興が重要である。
 このため、農業法人、社会福祉法人等による障害者等の就労支援、農福連携に関する専門人材の育成、障害者等が働きやすい生産施設、障害に配慮したトイレや休憩施設、バリアフリー化の整備などの支援を行う。
 また、市町村、農業や福祉の関係者等が参画し、農業経営体と障害者就労施設のマッチング等を行う地域協議会の拡大、ノウフクの日(11月29日)等による企業・消費者も巻き込んだ取組の意義や効果の理解促進、世代や障害の有無を超えた多様な者が農業体験を通じて社会参画を図るユニバーサル農園の普及・拡大等を推進する。
(4)多様な人材等の参画の推進
 上記(1)から(3)の取組に加え、地元の様々な業種の事業者が農村に目を向け、農業に関連した事業を開始するなど、農業の担い手以外も含めた多様な人々を農村に呼び込むことが必要である。
 このため、地元の建設事業者や IT 事業者等による農業支援サービスの提供を始めとした農外事業者の農業への参画等を促進することにより、これまで農業・農村に関わりを持っていなかった他分野の事業者が、農業・農村分野で新規事業を展開する素地を創り、所得の向上と雇用機会の創出を図る。

3 農村に人が住み続けるための条件整備(生活面)
(1)農村型地域運営組織(農村RMO)の育成
 中山間地域振興を中心に、人口減少・高齢化により集落機能が低下し、農地の保全や、買物・子育てなどの集落の維持に必要な機能が弱体化する地域が増加していくことが懸念され、特に老年人口の割合の高い集落では、生活の利便性が低い傾向にある。
 さらに、生活の利便性の低下は更なる人口減少・高齢化につながり、集落存続の危機が深まるため、生活環境(買物、医療、教育等へのアクセスや、高齢者の見守り等)の維持・改善が重要である。
 このような状況の中、地域で暮らす人々が中心となって地域運営組織を形成し、祭り等のイベントの実施や、地域の美化・清掃活動など集落機能を維持する取組が各地で行われているが、そのうち、農業・農村に関する活動を行っている地域運営組織は少数にとどまっている。
このため、女性や若者などの多種多様な人材も巻き込みながら農村 RMO の形成を推進する。
(2)生活インフラ等の確保
 人口減少や高齢化が進む中、免許返納した高齢者をはじめ移動手段の確保に対する不安が高まる一方、公共交通の確保は危機的な状況にある。また、中山間地域振興をはじめとする農村の食料基地としての役割を維持し、安心して住み続けられるようにしていく必要がある。
 このため、農村に人が住み続けられる生活環境が確保されるよう、交通空白地等における自家用有償旅客運送等の移動手段の確保、持続可能な交通ネットワークの再構築を推進するほか、農業集落排水施設、農道等の再編・強靱化及び高度化、地域資源利活用施設の整備等を推進する。
4 地域の共同活動の維持
 農地の保全に資する地域の共同活動については、日本型直接支払制度により支援しているところであるが、活動参加者の減少や高齢化による組織の弱体化により、事務作業を含む活動の継続が困難となるおそれがある。
 このため、多面的機能支払制度については、活動組織の更なる体制強化に向け、都道府県、市町村等による企業、学校、農業に関心のある非農業者等と活動組織とのマッチングを推進することにより、多様な組織や非農業者の参画を若者の確保を図りつつ促進する。
 また、都道府県、市町村等の支援により広域化を推進することで、集落の枠組みを超えて広域的に保全管理活動を実施できる体制を構築する。
 また、中山間地域振興等直接支払制度については、集落協定の体制強化を図る取組を推進し、共同活動が継続できる仕組みを構築する。
 さらに、多面的機能支払制度と中山間地域振興等直接支払制度の両支払に取り組む地域における事務局の一元化や事務手続の簡素化、デジタル技術の活用等の効率化を推進する。
中山間地域振興等の振興
 中山間地域振興は、全国の総農家数、耕地面積、農業産出額のそれぞれ約4割を占めており、我が国の食料生産を担うとともに、国土の保全、良好な景観の形成等の多面的機能の発揮においても重要な役割を担っている。
 中山間地域振興は、傾斜地が多く、まとまった農地が少ない等の不利な農業生産条件を有しつつも、清らかな水、冷涼な気候等の自然条件等、平地にはない特性を活かした農業が行われている。
また、離島、半島、山村等も不利なアクセス条件など地理的に厳しい環境にあるが、それぞれの特性に対応した農業が営まれている。
 しかしながら、これら中山間地域振興等の条件不利地域は他の地域と比較して、人口減少や高齢化が急激に進行しており、担い手不足や集落機能の低下等厳しい状況に置かれている。
 このため、中山間地域振興等が直面している様々な課題を克服し、中山間地域等の農業を振興するため、それぞれの地域の実情に応じて、農業を「支える」ための施策、農業で「稼ぐ」ための施策と、農村に「関わる」関係人口を拡大するための施策を併せてパッケージとして一体的に実施する。
(1)中山間地域振興等の農業を「支える」ための施策の推進
@ 農業生産条件の不利の補正
 中山間地域振興等において傾斜地が多く、まとまった農地が少ないといった農業生産条件の不利を補正し、農業生産活動の継続が図られるよう、中山間地域振興等直接支払制度により地域の共同活動等に対し支援を行っており、当該取組を通じ、多面的機能の維持・発揮に貢献しているが、人口減少・高齢化による協定参加者の減少等により、特に小規模な集落協定において、活動の継続が困難な協定の増加や協定の廃止が懸念されている。
 このため、中山間地域振興等直接支払制度について、水田政策の見直しの中で検討を行うとともに、共同活動を通じた農業生産活動等が継続できる仕組みが構築されるよう、集落協定のネットワーク化や多様な組織等の活動への参画が可能な体制づくりを推進する。また、スマート農業技術の導入による農作業の省力化・効率化や棚田地域における振興活動等を推進する。
A 集落機能の維持
 農業者の減少に伴い農業集落内の戸数が減少する中、集落活動の実施率が急激に低下する9戸以下の農業集落の割合が増加しており、特に中山間地域振興地域においては、都市や平地に比べ、その増加割合が大きい。
 このため、女性や若者などの多種多様な人材も巻き込みながら農村RMOの形成を推進する。特に中山間地域等の小規模集落向けに、農村RMOの立上げや活動充実の後押し、市町村・都道府県・関係府省庁と連携したサポート体制の構築を推進する。
B 地域の土地利用構想の作成・実現
 中山間地域振興等を中心として、担い手への農地の集積・集約化、新規就農等の促進、スマート農業の普及等の対策を講じても、営農を継続することが困難な農地が、今後増加することが懸念される。
 このため、地域ぐるみの話合いによる土地利用構想の作成と、当該構想に基づく、省力化作物の栽培、放牧等の粗放的な利用を含めた農地の保全に必要な基盤整備・施設整備、鳥獣被害防止対策等への支援や計画的な林地化などにより、荒廃農地の発生防止と再生・解消の取組を推進する。
(2)中山間地域振興等の農業で「稼ぐ」ための施策の推進
 地形による制約等不利な生産条件を有する中山間地域振興等において、収益力の高い農業を行うためには、自然条件等の中山間地域等が有する地域特性を活かした農業を推進するとともに、条件不利性を補正するための基盤整備、スマート農業技術の導入等を促進することが必要である。
 このため、地域特性を活かした高収益作物の導入や有機農業の推進、地形的制約に応じた、米、野菜、果樹、飼料等の複数の作物生産のほか、畜産や林業、他業種も含めた多様な組合せによる複合経営の取組を支援する。
 また、これらの取組を支える農地、農業水利施設、生産・販売施設等の総合的な整備のほか、中山間地域振興等の実情に応じた小規模な基盤整備や農地へのアクセスの向上のための農道の整備等、きめ細かな基盤整備を推進する。さらに、集出荷貯蔵施設や冷凍野菜の加工・貯蔵施設等の産地の基幹施設の整備・再編等を支援する。
 また、中山間地域振興等において、生産現場におけるスマート農業技術の活用を促進するため、多様な地域課題に対応したスマート農業技術の開発・供給の促進、立上げの促進や収益性を確保し得る事業モデルの創出等を通じた農業支援サービス事業者の育成・確保等を図ることにより、スマート農業技術の普及及び活用できる人材の育成を進める。
 あわせて、水路のパイプライン化、法面の緩傾斜化等のスマート農業技術に対応した基盤整備を推進しつつ、整備された農地で効果を発揮する自動給水栓、リモコン草刈機等の導入を進める。
 さらに、地域の特色を活かした農産物のブランド化、地域資源を活用した商品開発等により付加価値の向上を図るとともに、流通・販売事業者とのマッチング等、販路開拓の取組を支援する。
くわえて、中山間地農業の振興をより一層図るため、地域の特色を活かした収益力向上等の活動に対して各種支援事業の優先採択などの優遇措置を講ずる。
6 鳥獣被害対策
(1)鳥獣被害防止対策の推進
 シカ、イノシシ、サル等の野生鳥獣による農作物被害額は、164億円(2023年度)と、依然として高い水準にある。また、鳥獣被害は営農意欲の減衰をもたらし、耕作放棄や離農の要因になるなど、被害額に表れる以上に農村に深刻な影響を及ぼしている。
 鳥獣被害防止対策は、個体群管理、侵入防止対策、生息環境管理の3本柱が基本であり、地域ぐるみでいかに徹底して行えるかが対策の効果を大きく左右するが、捕獲従事者の高齢化による捕獲体制の弱体化や、効果的な対策を地域で企画・実施できる人材の不足等により、対策が十分に実施できていない地域が見られる。
 また、捕獲は市町村域で行うことが中心で広範囲に移動する鳥獣に対応できていないことに加え、侵入防止柵は個々のほ場を囲むものが多く、地域として適切に管理することが難しくなっている。
 このため、ICT等を活用した遠隔監視や捕獲データの収集・分析等による見回り作業の省力化や捕獲を強化すべき地点の特定等、先導的なスマート鳥獣害対策の普及を推進する。
 また、個体群管理については、農地周辺での有害捕獲において、PDCAの実践により、効果的かつ効率的な捕獲を推進する。あわせて、市町村と連携しつつ、都道府県が中心となった、農地周辺の林地等における、生息状況の把握とそれを踏まえた広域的な捕獲活動を推進する。
 侵入防止対策については、鳥獣の侵入経路を踏まえた集落単位での効率的な侵入防止柵の整備を進め、地域全体での点検活動の徹底を図る。
 生息環境管理については、市町村等による農家や住民に対する継続的な啓発と効果的な実施を推進する。こうした取組が地域で効果的に行われるよう、引き続き、「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律」(平成19年法律第134号)に基づく鳥獣被害対策実施隊の維持・強化を図る。
 その際、大学等の高等教育機関とも連携した対策の企画を担う高度専門人材の育成と地域外の狩猟免許所持者の活用等を通じて実施隊等への配置の促進を図る。
 このほか、被害が大きく増加している市町村や大きな被害が継続して発生している市町村等に対しては、農林水産省が中心となり、関係省庁や都道府県と連携して、地域の課題に応じて、先進事例の共有や専門家の派遣等の伴走支援を行う。
(2)ジビエ利用の拡大
 捕獲鳥獣を地域資源として有効利用するジビエ利用の取組は、外食や小売、学校給食、ペットフード等の様々な分野において広がっている。この有害鳥獣を農村の所得に変える、「マイナス」から「プラス」の存在に変える取組を全国に広げていくことが重要である。
 しかしながら、依然として多くの個体が埋設や焼却処分される一方、捕獲個体のうちジビエとして処理加工施設で解体処理された個体の割合(いわゆる利用率)は全国平均で1割程度と低く、利用率向上が課題となっており、捕獲鳥獣のジビエ利用の更なる拡大が必要である。
 このため、捕獲から消費の各段階での対策を重点的に講ずる。
捕獲段階では、地域の処理加工施設等と連携し、衛生管理の知識・技術を有する捕獲者(ジビエハンター)の育成を通じて、当該捕獲者によるジビエ利用に適した捕獲個体の施設への搬入を推進する。
 処理加工段階では、地形や捕獲状況等に応じた、処理加工施設や移動式解体処理車、簡易な一次処理施設等の整備により、施設への搬入頭数の増加を推進する。
 また、施設における新たな人材の育成・確保や経営多角化等による年間労働時間の平準化など処理加工人材の安定確保に向けた取組のほか、未利用個体・部位のペットフード・皮革製品等への有効活用や減容化処理といった廃棄負担を軽減する取組など処理加工施設の経営安定に資する取組を推進する。
 流通・消費段階では、ガイドラインの提示や事業者にその順守を促す等により食品やペットフード利用に係る衛生管理を高度化し、消費者の信頼確保を図る。
 また、ジビエ利用に係る加工・製造、流通、販売に係る事業者の連携により流通の多様化と量の拡大を促進する。くわえて、観光等の付加価値の高い分野でのサービスと組み合わせたジビエ利用など新たな需要を喚起し、消費拡大を図る。
7 都市農業の振興
 都市農業は、新鮮な農産物の供給のほか、身近な農業体験・交流活動の場の提供、災害時の防災空間の確保、やすらぎや潤いをもたらす緑地空間の提供、国土・環境の保全、都市住民の農業への理解の醸成等多様な機能を有するとともに、農業のPR拠点として農業・農村への理解を深める重要な役割を発揮している。
 「都市農地の貸借の円滑化に関する法律」(平成30年法律第68号。以下「都市農地貸借法」という。)の制定以降、都市農地の貸借は増加しているものの、生産緑地面積の1%程度と低水準であり、生産緑地が相当程度存在する地域であっても、農地の出し手と受け手のマッチング体制が整備されてないため、都市農地貸借法が活用されていない地域が存在するなど地域間での取組に格差が生じている。
 また、生産緑地以外の農地を中心に市街化区域内農地の減少が続いている。
このため、都市農地の有効活用を一層図る観点から、貸借実績が低調な地域におけるマッチング体制の整備等、農地の出し手・受け手双方が安心して貸借できる体制整備を支援する。また、市街化区域内農地の減少が続く中、都市農地を保全していくため、生産緑地以外の農地を生産緑地等に指定する取組とともに、アパートや駐車場の跡地などの空閑地を活用した都市農地の創出に向けた取組を促進する。
 さらに、都市農業の有する多様な機能を適切かつ十分に発揮するため、地方公共団体による都市農業の振興に関する計画の策定を推進するとともに、マルシェや体験イベントの開催等の交流促進、農地の防災機能の強化、専門家等の派遣及び相談会の実施等の取組について支援する。
8 農村の魅力発信による農村に関わる人材の裾野拡大
 農村関係人口の拡大に当たっては、農村への関心や関わりを持った者が、都市部にいながら農産物の購入などで農村に関わる形から、実際に農村に拠点を移す形に至るまで、様々な方法を通じて農村への関わりを深めていき、農村の支えとなる人材の裾野を拡大する必要がある。
 このため、農村の振興や所得向上に取り組んでいる優良事例の普遍化、棚田、農業遺産等の歴史的・文化的背景、景観等を含む農業の有する多面的機能の理解の醸成のためのWEBサイトやSNS等による情報発信や体験等を通じ、農村のファンとも言うべき「農村関心層」を創出する。
(1)棚田・農業遺産の魅力の発信
 棚田や農業遺産は、食料生産だけでなく、観光、教育、文化等の観点においても重要な地域資源であり、農村の有する価値や魅力の発信に寄与している。また、CSR(企業の社会的責任)、SDGsの観点から棚田地域に関心を示す企業等が増加傾向にある。一方で、高齢化の進行や担い手不足により、棚田や農業遺産を農業者や地域住民のみで保全・継承していくことが困難な状況となっている中、棚田や農業遺産等の認知度向上や保全、これら地域の振興を図るためには、地域外からの支援、農村関係人口の増加を図ることが必要となっている。
 このため、地域住民はもとより、民間企業等による地域活動への参加や、商品開発・普及等を促進し、更にそれを契機として、地域内外の多様な主体との協働を生み出し広げる取組を推進する。
(2)農業体験の推進
 都市農地等を活用した市民農園や体験農園は、消費者に対して身近に農と触れ合う場として、気軽に農産物の栽培や収穫等を体験する機会を提供し、農作物や農業に対する関心や理解の醸成に寄与しており、特に、都市農地貸借法の整備により生産緑地を活用した、民間企業等による手軽な市民農園が拡大している。
 また、簡易な宿泊施設を備えた滞在型の市民農園(いわゆるクラインガルテン)は、農村関係人口の創出・拡大に寄与することが期待される。
このため、都市農地を活用した農業体験に加え、滞在型市民農園などの市民農園や体験農園の整備を促進する。

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 17:22| 全国中山間地域振興対策協議会

令和8年度予算において実施が予定(政府がめざす)されている学校給食無償化に注目!

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令和8年度予算において実施が予定(政府がめざす)されている学校給食無償化に注目!

学校給食費の抜本的な負担軽減について(文部科学省)
「いわゆる給食無償化」に関する文書抜粋
https://www.mext.go.jp/content/20251219-mxt_soseisk01-000046461_06.pdf

また、農林水産省では、地域での食育の推進(委託費・交付金)についての令和8年度予算概算決定の概要と令和8年度消費・安全対策交付金のうち地域での食育の推進が計画されている。
〇 ⾷育活動の全国展開事業 令和8年度予算概算決定額 69百万円(前年度 74百万円)
 https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/attach/pdf/torikumi-220.pdf

〇令和8年度消費・安全対策交付金のうち地域での食育の推進
 https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/torikumi/kouhukin/r8.html

上記「令和8年度消費・安全対策交付金のうち地域での食育の推進(都道府県を通じた取組)に係る支援内容(案)」はこちら!
 https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/torikumi/kouhukin/attach/pdf/r8-10.pdf

支援内容のメニュー
ア 食育推進検討会の開催
イ 食育活動を推進する人材の育成及び活動の促進
ウ 食文化の保護・継承のための取組支援
エ 農林漁業体験機会の提供をはじめとする生産者と消費者との交流の促進
オ 和食給食の普及
カ 学校給食における地場産物等活用の促進
キ 共食の場における食育活動
ク 環境に配慮した農林水産物・食品への理解向上の取組
ケ 食品ロスの削減に向けた取組

posted by オーライ!ニッポン会議 at 15:29| コミュニティビジネス

2026年01月21日

第20回オーライ!ニッポン大賞受賞者にみる地域課題とその解決成果を質的調査分析してみました!

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第20回オーライ!ニッポン大賞受賞者にみる地域課題とその解決成果

 第20回オーライ!ニッポン大賞受賞者(11団体・者)の活動内容から地域活性化(地域再生)の最新の現場取組状況とその果たした効果・貢献について、51個のデータに抽出しその要素から質的分析しました。質的統合法(KJ法)あらゆる人にとって、自身で考え判断することが容易できる思考方法です。

●最終結果

『地域や子どもたちへの思いを大切にして、試行錯誤を繰り返しながら、さまざまな人の協力を得つつ、悲壮感よりも楽しみながら、取り組みんできた成果が好循環を生んでいる。』

1.子どものことを考え、仕事も暮らしも楽しみながら、取り組むには、
  豊かな農山漁村の自然がのんびりとさせ効果が大きいいのではないか?
  都会人も気づいている自然環境は将来さらに大事になる!
2.観光客の減少、耕作放棄地の増加、過疎化、高齢化、店舗撤退の様々な課題に対して、
  自らなんとかしようと立ち上がる自立性の高さと一歩一歩着実に進める取組は、
  参加者を集めるきっかけにもなっている。
3.空き家の活用、都市から遠い、商品及びサービス開発に人手が足りないといった
  課題満載状態でも着実に課題解決のチャンスがあると信じて、
  常に前進して取り組むマインド。
4.食から農を活かし、「おむすびや」や「飲食・宿泊業」を展開する
  「コミュニティビジネスを立上げる。CSAなど農業への連携は、
  農山漁村の新たなビジネスとして大いに注目される「食」という
  人間が生きるうえでの最重要な問題をどう生かすか?
  これからの地域の行く末を鍵となる。
5.産学官による取組により専門性や知見を高め地域の課題に向かって
  諦めず持続的に展開する、その多様性と先見性が大きな成果を齎している。
6.自営業、農業、公務員、多くの分野の人々が協力して
  伝統文化や消防団の地域活動への参加や流域での活性化など視野が広く持ち、
  多様な分野との連携が人も地域も豊にする。

 なお、第20回オーライ!ニッポン大賞受賞者の具体的な活動内容及び評価等は、以下の受賞パンフレットから見ることができます。
dai20kaisml-圧縮.pdf

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2025-12-11 発出
2026-01-21 更新
posted by オーライ!ニッポン会議 at 10:55| オーライ!ニッポン

2026年01月20日

中山間地域等の農業振興を図る作物として重要な役割を果たしている「薬用植物」と薬用作物産地支援栽培技術研修会の案内

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 漢方製剤等の原料となる生薬の年間使用量は約34千トン(R4年度)。このうち、国産は約2.9千トンと全体の約1割であり、約8割を中国産が占めている。また、漢方製剤等は医療現場におけるニーズが高まっており、その生産金額は直近5年間で約28%増加し、2,539億円(R5年度)。原料となる生薬の需要量も、今後とも増加が見込まれており、原料生薬の安定確保に向けた調達先の複線化のため、国内での生産拡大への期待が高まっている。
 薬用作物は北海道から九州・沖縄に至る全国各地域において、各地域の気候条件等に適した品目が生産されており、生産面では、複合経営の一品目として経営の安定化や経営資源の有効活用につながり、また、中山間地域等の農業振興を図る作物として重要な役割を果たしている。
 農林水産省では、2013年から「薬用作物等地域特産作物産地確立支援事業」により薬用作物の国内栽培を推進している。

◆農林水産省 薬用植物のページ
 https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/yakuyou/yakuyou.html
▲薬用作物をめぐる事情(令和7年12月時点)
 https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/yakuyou/attach/pdf/yakuyou-60.pdf
▲令和8年度概算予算決定
 続的生産強化対策事業のうち茶・薬用作物等地域特産作物体制強化促進
 令和8年度予算概算決定額 1,150百万円(前年度 1,150百万円)
 https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/yakuyou/attach/pdf/yakuyou-61.pdf
▲中山間地域の農業振興として進められている薬用作物の産地化事例集(令和7年2月)から、3地域の事例を紹介する。
【7】上市町薬用生産組合(富山県上市町★)は、富山県では薬用作物の生産拡大を図っており、その中でシャクヤクは中山間地域での新たな産業化や耕作放棄地対策となる品目として注目されていた。中山間地域の多い上市町では、鳥獣害の食害を受けにくい品目であること、同町にある薬用植物指導センターにおいて長く栽培実績がある品目であり、すぐに技術指導が受けられること、景観作物として観光面でも利用できることなどからシャクヤクを選定した。上市町の町花にもなり関心は高く、遊休農地への作付が増えた
【11】井原市地域耕作放棄地対策協議会(岡山県井原市★)は、市街地を除いたほとんどが山間地域で、担い手不足や農業者の高齢化により耕作放棄地の増加が問題となっていた当市において、平成21年3月に協議会を設立し、耕作放棄地対策となる作物を探していたところ、中国依存の高い薬用作物増産の機運を察し、平成22年に農業委員を中心に薬用シャクヤクの栽培を提案。情報収集や勉強会を重ね、平成26年度に国の事業を活用し試験栽培をスタートした。根の収穫ができない間の収入源として3年目、4年目の株から切り花を採取・出荷するほか、花摘み体験ツアーを開催。薬用プラス切り花で収入を確保した。
【12】農事組合法人ヒューマンライフ土佐(高知県越知町★)は、越知町は農地の多くが傾斜地に位置する条件不利地で、農業者の減少や高齢化により耕作放棄地が拡大したことから、傾斜地でも栽培可能であり、農閑期である冬場の収入源となり得ることに着目し、昭和60年からミシマサイコの栽培を開始。平成2年に「農事組合法人ヒューマンライフ土佐(以下、ヒューマンライフ土佐)」を設立し、ツムラとの契約栽培により生産者の安定した収入を確保。高知県内のみならず、香川県や愛媛県まで栽培地域を拡大。当初はシャクヤク、トウキ等も栽培していたが、独自に栽培技術を開発し収益性の面からミシマサイコが定着。平成2年からダイダイ、平成14年からサンショウの栽培を開始。傾斜地で栽培可能であり、収穫物が軽量なため高齢者でも容易に生産が可能。

▲薬用作物の産地化事例集(令和7年2月)
 https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/yakuyou/yakuyoujirei.html
【1】株式会社夕張ツムラ(北海道夕張市)センキュウ、トウキ、オウギ 他
【2】JA道央薬草生産部会(北海道千歳市)ブシ、トウキ
【3】八峰町(秋田県八峰町)キキョウ、カミツレ、カノコソウ
【4】群馬県(群馬県北部地域)トウキ
【5】株式会社マイファーム(千葉県・茨城県)トウキ
【6】長興社信州人蔘センター協同組合(長野県)オタネニンジン
【7】上市町薬用生産組合(富山県上市町★)シャクヤク
【8】岐阜市薬用作物栽培協議会(岐阜県岐阜市)キキョウ、カワラヨモギ、ジオウ
【9】九鬼産業株式会社(三重県大紀町、四日市市ほか)カノコソウ
【10】宇陀市薬草協議会(奈良県宇陀市)トウキ、セネガ
【11】井原市地域耕作放棄地対策協議会(岡山県井原市★)シャクヤク
【12】農事組合法人ヒューマンライフ土佐(高知県越知町★)
   ミシマサイコ、サンショウ、ダイダイ他
【13】一般社団法人八女機能性作物協会(福岡県八女市)ソヨウ(シソ)、ボクソク
【14】あさぎり薬草合同会社(熊本県あさぎり町)
   ミシマサイコ、サンショウ、ボクソク、粳米(コウベイ)
【15】杵築市薬用植物栽培組合 (大分県杵築市)キキョウ(ミシマサイコ、カワラヨモギ他)

最近では、若者の漢方薬のニーズも伸びていることから薬用植物への期待も高い。

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■一般社団法人全国農業改良普及支援協会■
《(令和7年度茶・薬用作物等地域特産作物体制強化促進)薬用作物産地支援栽培技術研修会(オンライン)の開催について≫

 全国農業改良普及支援協会と日本漢方生薬製剤協会が設置する「薬用作物産地支援協議会」では、農林水産省の茶・薬用作物等地域特産作物体制強化促進により、現場における栽培技術の指導体制の確立を支援するため、薬用作物の栽培技術に関する研修会を開催いたしますので、ご案内いたします。薬用作物の産地育成に興味をお持ちの方はぜひご参加ください。
【1】研修の内容 
 今年度は実需者の要望を踏まえた重点品目を考慮した内容とし、以下の日程で実施します。
 具体的なカリキュラムについては、別紙1をご覧下さい。https://www.jadea.org/wp-content/uploads/R7_besshi1_kensyuu_online.pdf
 ・会場:オンライン(Zoom利用)
 ・日程:令和8年2⽉5⽇(⽊)14:00〜16:30
 ・申込締切:1月30日(金) 
 ・定員:50名
【2】研修対象者
 都道府県の普及職員、JA営農指導員、市町村職員、その他薬用作物の産地育成に興味をお持ちの方を対象とします。
【3】受講費用
 無料です。 
【4】受講申し込み
 受講を希望される方は、別紙2の様式により、E-mail(yakuyo@jadea.jp)にて、お申し込み下さい。接続情報(参加URL 等)や資料等はメールでお知らせします。
■別紙1:研修プログラム(オンライン)や■別紙2:研修申込書(オンライン)は下記のページから https://www.jadea.org/news/20251224/

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 14:42| 全国中山間地域振興対策協議会

2026年01月19日

質的統合法(KJ法)にご関心がある方にご案内します。

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質的統合法(KJ法)あらゆる人にとって、自身で考え判断することが容易できる思考方法です。
 看護の研究においては質的統合法(KJ法)が積極的に活用され大きな成果をもたらしています。
質的統合法(KJ法)は、KJ法創案者である川喜田二郎氏の愛弟子である山浦晴男氏(情報工房代表/千葉大学大学院看護学研究院特命教授)が、長年のKJ法の実践・指導を通して独自に探求を進め命名したものです。
 本研究会(シンポジウム・パネルディスカッション等)は、看護学における質的統合法(KJ法)の確立により、会員相互の学術的研鑽を図り、看護学の発展に寄与することを目的に、2009年3月に設立された看護質的統合法(KJ法)研究会(会長:清水安子大阪大学大学院医学系研究科教授)が質的統合法(KJ法)の指導者育成育成の一環として開催するものです。山浦氏は顧問として質的統合法(KJ法)を指導しています。
 研究集会については公開募集(非会員も参加可能)になっていますので、質的統合法(KJ法)にご関心がある方にご案内します。パネルディスカッションの「AIと質的統合法の共創」は、看護学だけでなく、多様な分野からこれからの社会を考えるきっかけとなるかと思います。

看護質的統合法(KJ法)研究会「第18回研究集会・総会」
質的統合法の原点回帰 〜渾沌とした現場の課題解決に向けて〜

〇日時:2026年 3月 21日(土)9:30〜16:30 (9:00〜受付)
〇集会長:山梨県立大学大学院看護学研究科 教授 泉宗 美恵
〇参加費:会員 4,000円 非会員 5,000円 大学院生 2,000円
    ◆現地参加:当日、受付にて現金でお支払いください
    ◆オンライン参加:下記 参加申し込み(Peatix)のサイトからお支払いください
〇場所:山梨県立大学看護学部 池田キャンパス 講堂・Zoom(ハイブリッド開催)
    山梨県甲府市池田1-6-1 (JR中央本線「甲府駅」より、バスまたはタクシー利用)
〇内容:基調講演、シンポジウム・パネルディスカッション・研究発表/活動報告
・ 9:40〜10:30 基調講演 質的統合法の原点
  座長 泉宗 美恵 山梨県立大学大学院看護学研究科 教授
  山浦 晴男 情報工房 代表 千葉大学大学院看護学研究院 特命教授
・10:40〜12:00 シンポジウム 質的統合法の看護への応用と可能性
・13:00〜14:55 パネルディスカッション AIと質的統合法の共創
  座長 赤川 学 東京大学大学院人文社会系研究科 教授
      https://gendai.media/list/author/manabuakagawa
     正木 治恵 千葉大学副学長・特任教授
  パネリスト 國藤 進  北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授
         https://bizzine.jp/article/detail/2450
        大塚 隼輝 しぴ研究結社
         https://note.com/_4piken/all
        石井 力重 アイデアプラント代表 早稲田大学非常勤講師
         https://ideaplant.jp/about/
        永延 幹男 自然哲学・南極海洋環境生態学 PhD
15:05〜15:50 研究発表と活動報告(対面参加のみ)
16:00〜16:30 総会
〜詳細は下記ホームページをご覧ください。〜
 https://www.n-kj.jp/meeting.html
 https://www.n-kj.jp/files/meeting/meeting_18.pdf
〇参加申込方法:下記より参加申し込みをお願いします
 ◆現地参加:下記URL から *当日現地での参加受付も可
  https://forms.gle/Ei9xKmBdV4kWsbpX8
 ◆オンライン参加:下記URLから ※申込締切:2月28日
  https://18kenkyuusyuukai.peatix.com/view
〇その他 【現地参加者のお食事について】
 会場周辺に飲食店やコンビニエンスストアはございません。 大変恐れ入りますが、昼食をご持参いただくか、参加申し込み下記チラシPDF上のQRコードから「お弁当希望」をご入力ください(注文締切2月28日)お弁当代は、別途、当日受付にて1,200円 徴収させていだきます 。
 https://www.n-kj.jp/files/meeting/meeting_18.pdf
〇【第18回研究集会事務局】 看護質的統合法(KJ法)研究会 甲信越支部
 山梨県立大学看護学部内 山梨県甲府市池田1-6-1
 お問い合わせ先 nkj18@yamanashi-ken.ac.jp

★山浦晴男氏の質的統合法(KJ法)の活用事例は、こちらを参照してください。
 https://blog.canpan.info/ohrai/archive/732
★質的統合法の大家 山浦晴男氏の【質的統合法ー渾沌から秩序を導く創発の技法】の単行本が2025/10/19発売されました!https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b668387.html
posted by オーライ!ニッポン会議 at 12:48| 住民主体のワークショップ

2026年01月15日

環境保全型農業直接支払交付金とみどり食料システム戦略について

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環境保全型農業直接支払交付金とみどり食料システム戦略について

 環境保全型農業直接支払交付金にいては、農林水産省が平成19年度から開始した「農地・水・環境保全向上対策」において、地域ぐるみで化学肥料及び化学農薬を5割以上低減する取組に対する支援(環境支払)を開始し、その後、平成23年度には、国際的な動きとして地球温暖化防止や生物多様性保全への対応が急務となる中、農地・水・環境保全向上対策から環境支払を分離して「環境保全型農業直接支援対策」を創設して、地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動への支援を開始している。
 平成26年度に、農業、農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るため、中山間地域等直接支払、多面的機能支払及び本対策を「日本型直接支払制度」として位置付け。平成27年度から、「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」 に基づく制度として「環境保全型農業直接支払」を実施している。
 本交付金の実施期間は5年間であり、令和7年度から第3期が開始している。
農林水産省は、令和3年度には、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定し、令和4年度に「みどりの食料システム法」を施行。令和6年度に「食料・農業・農村基本法」を改正し、「環境と調和のとれた食料システムの確立」を基本理念に位置付けている。

具体的の環境保全型農業直接支払交付金の制度の概要や成果は、
1.農業者の組織する団体等が実施する化学肥料・化学農薬を原則5割以上低減する取組と合わせ
  て行う地球温暖化防止や生物多様性保全等に効果の高い農業生産活動等に取り組む場合に支援
  を実施。
2.地球温暖化防止や生物多様性保全等に効果の高い農業生産活動として、全国共通の取組のほ
  か、地域の環境や農業の実態等を勘案した上で、地域を設定して支援の対象とする地域特認取
  組を都道府県の申請に基づき設定し、支援を実施。
3.有機農業に新たに取り組む農業者の受入れ・定着に向けて、栽培技術の指導等の活動を実施す
  る農業者団体に対し、活動によって増加した新規取組面積に応じて支援を実施。
4.令和6年度の環境保全型農業直接支払交付金の実施面積は約9.1万ha(日本の農地面積約
  427万haの約2%)。
5.平成30年度は、複数取組支援の廃止や天候不順等により、取組面積は平成29年度と比較し
  て約9,600ha減少したが、令和元年度以降、実施面積は増加している。
6.地球温暖化防止効果については、本交付金の取組により、令和6年度において
  約17.4万tCO₂/年の削減に貢献。
7.生物多様性保全効果については、本交付金の取組は慣行栽培より高い生物多様性保全効果が認
  められた。
 なお、令和9年度を目標に創設する新たな環境直接支払交付金については、現行の本交付金制度を見直し、みどりの食料システム法認定農業者が先進的な環境負荷低減の取組を行う場合に、導入リスク等に応じた仕組みとする方向で検討中であり、令和7年度に国の第三者委員会で環境保全効果の評価方法の検討を実施。また、現行の本交付金制度の最終評価や新たな環境直接支払交付金の創設に繋げるため、令和7年度中に、現行の本交付金制度の現状・課題整理を実施して令和8年度中に国の最終評価骨子を作成することとし、令和8年度の取組実績が取りまとまる令和9年秋頃に、都道府県の最終評価等を踏まえて国の最終評価を取りまとめる予定である。

▲環境保全型農業直接支払交付金について(農林水産省令和7年8月)
 https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/kakyou_chokubarai/attach/pdf/mainp-1761.pdf
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みどり食料システム戦略は、
 我が国の食料・農林水産業は、大規模自然災害・地球温暖化、生産者の減少等の生産基盤の脆弱
 化・地域コミュニティの衰退、新型コロナを契機とした生産・消費の変化などの政策課題に直面
 しており、将来にわたって食料の安定供給を図るためには、災害や温暖化に強く、生産者の減少
 やポストコロナも見据えた農林水産行政を推進していく必要があること、また、健康な食生活や
 持続的な生産・消費の活発化やESG投資市場の拡大に加え、諸外国でも環境や健康に関する戦略
 を策定するなどの動きが見られたことから、今後、このようなSDGsや環境を重視する国内外の
 動きが加速していくと見込まれる中、我が国の食料・農林水産業においてもこれらに的確に対応
 し、持続可能な食料システムを構築が急務となってきたことから、農林水産省は、令和3年に食
 料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システ
 ム戦略」を策定し持続可能な食料システムの確立に向け、革新的技術の社会実装も踏まえ、長期
 的視点に立ったKPIを設定し、様々な施策を展開。また、アジア・モンスーン地域の持続的な食
 料システムのモデルとして国外へ発信している。
▲みどりの食料システム戦略に基づく取組の進捗状況と今後の展開(令和7年12月)
 https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/attach/pdf/honbu-217.pdf

みどり食料システム戦略では2050年までに以下のKPIを設定している。
✓ 農林水産業のCO2ゼロエミッション化
✓ 化学農薬使用量(リスク換算)の50%低減
✓ 化学肥料使用量の30%低減
✓ 耕地面積に占める有機農業の割合を25%%(100万ヘクタール)に拡大
✓ 事業系食品ロスの最小化
✓ 食品製造業の自動化等による労働生産性の向上
✓ エリートツリーの活用割合を90%に拡大
✓ 二ホンウナギ、クロマグロ等の養殖における人工種苗比率100%を実現

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 13:49| 全国中山間地域振興対策協議会

2026年01月14日

令和8年度 中山間地域振興対策関連の予算の説明会(令和8年2月13日開催)

★R8【2月13日】中山間地域振興対策に関する予算の説明会.jpg
◎令和8年度 中山間地域振興対策関連の予算の説明会は、令和8年2月13日に開催します。

 第6期中山間直接支払制度交付金が令和7年度からスタートし、また鳥獣害被害による農作物への被害も一向に収まらない状況下において、どのようにして、わが国の耕地面積の約4割を占め、食料の安定供給や景観の形成、自然生態系の保全などの観点からも重要な地域である中山間地域を維持・発展させていくのか、最新の中山間地域振興にかかる予算・施策について活用のポイント等、担当官をお招きして開催します。

「令和8年度の中山間地域振興にかかる関係予算の説明会」次第(案)

開催日時  令和8年2月13日(金)16:00〜18:00
開催場所  全国町村会館2階ホールA 東京都千代田区永田町1-11-35
      TEL03-3581-0471(代表)
内容
 1.開会挨拶
   全国中山間地域振興協議会 会長 
 2.予算説明
   @ 中山間地域対策等について
     ( 農林水産省農村振興局農村政策部地域振興課)
   A 鳥獣被害防止対策等について
     (農林水産省農村振興局農村政策部鳥獣対策・農村環境課)
   B 多面的機能支払い等について
     (農林水産省農村振興局農地資源課多面的機能支払室)
   C 事業説明 情報通信事業及び農山漁村振興交付金(定住促進・交流対策型)
     (農林水産省農村振興局整備部地域整備課)
     ※ https://www.maff.go.jp/j/kasseika/k_seibi/seibi.html
 3.その他
  ※ 15時から県理事・常任理事会を開催予定
  ※ 18時過ぎから意見交換会を開催予定
 (※ 内容等は変更されることがあります。)

2025-10-07 検討中
2025-10-14 予告
2026-01-14 更新

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 17:23| 全国中山間地域振興対策協議会

全国民共通の財産でもある中山間地域と、その振興に関わる市町村の協議会(令和7年度版)

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ぱくたそ[ https://www.pakutaso.com

全国民共通の財産でもある中山間地域と、その振興に関わる市町村の協議会

【国民共有の財産】
 農業地域類型区分のうち、中間農業地域と山間農業地域を合わせた地域を『中山間地域』と呼んでいます。山地の多い日本では、このような中山間地域が国土面積の約7割を占め、この中山間地域の農業は、全国の耕地面積の約4割、総農家数の約4割を占めるなど、日本の農業の中で重要な位置を占めています。中山間地域は、そこに住む人のみならず、農業・農村が持つ土の流出を防ぐ機能(土壌侵食防止機能)、土砂崩れを防ぐ機能(土砂崩壊防止機能)などの多面的機能を有することもあり、全ての国民にとっても大切な財産と言えます。
 また、今日の地球環境問題を考えると持続的な文明社会を構築するためには、豊かな土壌と水が現在においても維持されている中山間地域(稲作漁労文明の特質と豊かな森を背景とした文明の特質)から学ぶべきことが多いのではないでしょうか。
 日本は、稲作漁労社会が生物多様性を温存し豊かな自然を維持してきました。豊かな水環境を維持し生物多様性を温存してきた稲作漁労文明と森の文明の特質は、持続的な社会の再建に向けて大きな示唆を与えてくれるのではないでしょうか。「確かな未来は懐かしい過去にある」

★参考 「中山間地域及び中山間地域農業等はなぜ重要なのか?】
 農林水産省 農業・農村の有する多面的機能のページ。このページでは、「守」「水」「緩」「保」「伝」「人」の6つの機能で説明しています。
 https://www.maff.go.jp/j/nousin/noukan/nougyo_kinou/
 
【会員が団結して中山間地域の振興に取り組む】
 全国中山間地域振興対策協議会は中山間地域対策事業を行う、県や市町村を会員としています。会員相互の連絡を密にし、協調して中山間地域振興対策に必要な事業等の円滑な推進を図るとともに、中山間地域の自主性、創意工夫を通じて農山漁村の多面的機能の強化による地域の活性化と定住促進のための整備を推進することを目的としています。

【森林や山間部の多いわが国中山間地域】
 中山間地域は(令和2年時点)では、日本の総土地面積3,780万haのうち2,741万haの63.8%、耕地面積は、437万haのうち167万haの38.1%、総農家数は、175万戸 のうち78万戸の44.7%占めています。販売農家数は、103万戸うち中山間地域は44万戸と42.6%、農業産出額は、8兆9,557億円のうち3兆5,856億円の40%を占めています。

【山間地域の農業・農村政策に関わる事業や移住定住、二地域居住促進】
 本会の歴史は古く、46年前の昭和和54年度に農村地域定住促進対策事業が発足したことに伴い、その事業目的等の推進に関する調査研究、情報交換、意見要望の提出等を行うため、関係市町村等の賛同を得て設立しました。
 その後、平成13年6月には組織を見直すとともに名称を「全国中山間地域振興対策協議会」と変更しました。
 移住定住、二地域居住促進や中山間地域の農業・農村政策に関わる事業について、情報交換・情報提供や政策提言を行っています。

【役員等】
  会長    金  秀行  (北海道 蘭越町長)
  副会長   工藤 祐直  (青森県 南部町長)
  常任理事  花岡 利夫  (長野県 東御市長)
  常任理事  渡辺 英朗  (福井県 若狭町長)
  常任理事  中井 章太  (奈良県 吉野町長)
  常任理事  山岡 敦   (岡山県 矢掛町長)
  常任理事  眞田 秀樹  (福岡県 東峰村長)
  監事    大石 正行  (北海道 鶴居村長)
  監事    井坂 誠博  (茨城県 農林水産部農地局農村計画課長)
  相談役   舟橋 貴之  (富山県 立山町長)
  相談役   石飛 厚志  (島根県 雲南市長)

【事業内容】
  @中山間地域振興対策に関する調査研究及び資料の収集整備
  A中山間地域振興対策等に関する情報交換
  B中山間地域振興対策等に関する意見要望の提出
  C会員相互の親睦
  Dその他会の目的を達成するために必要な事項

【会員】
 中山間地域振興対策等に取り組み定住の促進及び農山漁村の多面的機能の発揮による地域の活性化を推進している市町村と都道府県、その他。

◎令和8年度 中山間地域振興対策関連の予算の説明会は、令和8年2月13日に開催します。

2025-06-18
2025-10-15 更新
2026-01-14 更新
posted by オーライ!ニッポン会議 at 17:11| 全国中山間地域振興対策協議会

2026年2月25日(水)「令和7年度 山村と企業をつなぐフォーラム〜企業の人的資本経営に効く森のプログラム活用法〜」参加者の募集

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令和7年度林野庁「森林コンテンツ育成・普及対策事業」を、さとゆめ・国土緑化推進機構・HISが受託しフォーラムを昨年度と同様の会場(東京の木材会館)にて、開催いたします。
オンライン配信もございますが、会場では直接地域のみなさまとも交流できますので、ぜひ会場でご参加いただければ幸いです。(公益社団法人 国土緑化推進機構)

令和7年度 山村と企業をつなぐフォーラム
〜企業の人的資本経営に効く森のプログラム活用法〜
【日時】 2026年2月25日(水)13:00〜17:30
【場所】 木材会館7階大ホール、オンライン
【URL】https://forest-style.jp/bizmatch/news/003804.html
SDGs・VUCAの時代を迎え、企業でも自律型で共創型の組織づくり・人づくりが目指されています。会議室での企業研修では変革に向かいにくいという課題から、森林を活用した企業研修やオフサイトミーティングを導入する事例が増えています。本フォーラムでは、企業による豊かな森林
空間を活用した体験プログラム(森のプログラム)の活用事例や、森林サービス産業推進地域が提供するプログラムの紹介、地域と企業の交流会を開催します。
<開催概要>
【日時】 2026年2月25日(水)13:00〜17:30(開場:12:30〜)
【場所】 木材会館7階大ホール(同日zoomウェビナー配信)
【参加費】無料
【定員】会場100名、オンライン200名
【申込】https://forestforum2025.peatix.com(申込期限:令和8年2月18日(水))
【詳細】https://forest-style.jp/bizmatch/news/003804.html     
【プログラム】
<第1部>13:00〜16:30
・主催者挨拶
・基調講演1 
 「SDGs・VUCAの時代における自然を活かしたウェルビーイングな組織づくり・人づくり」
 武蔵野大学ウェルビーイング学部長、慶應義塾大学名誉教授 前野 隆司氏
・基調講演2 
 「森の企業研修・オフサイトミーティングで拓く、自律型・共創型の組織づくり・人づくり」
 株式会社ライジング・フィールド 代表取締役社長 森 和成氏
・企業事例調査報告〜組織・事業変革に向けた森のプログラムとその特徴〜
 株式会社さとゆめ 木俣 知大氏
・企業の活用事例(協働活動を通したチームビルディング・リーダーシップ開発(中堅層))
 安全自動車株式会社 副社長 中谷 象平氏
・企業の活用事例(森林での深い内省・対話を通したチームビルディング・ビジョン創出(経営層))
シナネンホールディングス株式会社 経営企画部担当部長
 兼ミライフ株式会社 執行役員 特命担当部長 山之口 雄二氏
・トークセッション
 「森のプログラムが企業を変える!組織と人づくりのこれから」
 前野氏、森氏、中谷氏、山之口氏
 岸 功規(林野庁森林利用課山村振興・緑化推進室長)
 モデレーター:株式会社さとゆめ 取締役,長野支社長 浅原 武志氏
・森林サービス産業推進地域プレゼンテーション

<第2部>16:30〜17:30(会場参加者のみ参加できます)
・企業と森林サービス産業推進地域の交流
 プレゼン&ブース出展予定の森林サービス産業推進地域
 山形県上山市、東京都檜原村、山梨県小菅村、長野県木曽町、滋賀県高島市、京都府南丹市、
 岡山県西粟倉村
【主催】林野庁
【運営】鰍ウとゆめ、(公社)国土緑化推進機構、芥IS
【お問合せ】(公社)国土緑化推進機構機構 政策企画部(担当:矢島)
 TEL:03-3262-3883 /E-mail:foreststyle@green.or.jp
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2026年01月13日

現状把握、課題解決に向けて質的分析を用いてみました。

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 さまざまな事業の企画を考えるときに、まず現状分析、課題調査分析が必要になります。
課題分析の要となるデータをどうして収集するか?身近な手法としては、アンケート調査があります。そして利用者へのアンケートや意見徴収など凡そ仕事をしている人ならば誰もが経験していると思います。
 では、そのアンケートの結果をどのような手法で分析するか。統計分析がよく知られています。数値では測れない内容は質的分析を用います。
 質的分析は看護学や社会学等の広く活用されており、数値化しにくい情報を収集・分析することにより人間の感情や意見など複雑な状況を整理し分析することができます。
昨年末に、『第20回オーライ!ニッポン大賞受賞者にみる地域課題とその解決成果』ともう一つ別な事業の課題と今後の取組の改善のために、事業についての感想・アンケート結果から活用して質的分析を行いました。
 元データは、実践者の考え・意見・評価からなどから抽出しており、それぞれの背景やどうしたいかの意見も容易につかめるものだったので、分析結果も極めて迫力あるものになりました。
質的統合法では、少数意見も大事に扱うことができるので、分析結果のプレゼン効果も大きく、関係者の納得感も得られやすいことがよく理解できました。
 今後も積極的に質的分析にチャレンジしていきたいと思いました。

『第20回オーライ!ニッポン大賞受賞者にみる地域課題とその解決成果』の元データ
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分析した結果の見取り図
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2026年01月08日

北海道鶴居村稼げる観光へ〜アドベンチャートラベル発表会〜

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北海道鶴居村稼げる観光へ〜アドベンチャートラベル発表会〜

全国中山間地域振興対策協議会会員の北海道鶴村が、官民連携による本格的なアドベンチャートラベル・プログラムを発表し、観光を起点とした関係人口の創出と地域活性の新モデルを全国に発信します。https://www.vill.tsurui.lg.jp/soshikikarasagasu/kikakuzaiseika/kikakuchoseigakari/2338.html

■日時 2026年2月5日(木曜日)13:30〜17:00
13:30〜15:00 講演
15:15〜17:00 官民連携による取組紹介・企業プレゼンテーション
■場所 TOKYO FMホール(東京都千代田区麹町1-7 エフエムセンター2F)
■入場料 無料
■内容
 第一部 講演
 ・開会挨拶・構想発表(鶴居村長 大石 正行)
 ・その自然には、物語がある。国立公園で目指す上質なツーリズム
 (環境省釧路自然環境事務所 所長 岡野 隆宏)
 ・鶴居村発!本格的なアドベンチャートラベル発表
 (北海道アドベンチャートラベル協議会 事務局長 菊地 敏孝)
 ・鶴居村発!認定ガイド制度
 (北海道アウトドアガイド マスターガイド 安藤 誠)
 第二部 官民連携による取組紹介・企業プレゼンテーション
 ・鶴居村の取組紹介(内閣府 地方創生支援官 鶴居村担当)
 ・官民連携の取組み紹介
 (西武トラベル、大塚商会、エステー、Goldwin、國學院大學観光まちづくり学部、日本航空)

■申込み方法 以下の専用フォームよりお申し込みください。
 https://www.harp.lg.jp/SksJuminWeb/EntryForm?id=7pBUoALg
■お問い合わせ先
 鶴居村役場 企画財政課 企画調整係
 〒085-1203北海道阿寒郡鶴居村鶴居西1丁目1番地
 電話番号:0154-64-2112 ファックス:0154-64-2577

★北海道庁のHP「アドベンチャートラベル(AT)」とは、https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kkd/133558.html
 一般的に『アクティビティ』『自然』『異文化体験』の3つの要素のうち、2つ以上を組み合わせた旅行形態と定義されます。さらに、ATを推進する世界最大の組織であるアドベンチャートラベル・トレード・アソシエーション(ATTA) は、『今までにないユニークな体験』『自己変革』『健康であること』『挑戦』『ローインパクト』といった5つの体験価値を提唱しており、より本質的な理解としては、アクティビティを通じて自然体験や異文化体験を行い、地域の人々と双方向で触れ合い楽しみながら、その土地の自然と文化をより深く知ることで自分の内面が変わっていくような旅行形態を指します。サステナビリティや旅行を通じた地域貢献を重要視する層からも支持されており、主にヨーロッパや北米、オーストラリアを中心に人気が高まっています。
 ATの世界市場規模は70兆円を超えると言われており、従来の旅行形態「マスツーリズム」と比較して、旅行者一人当たりの消費額や地域への経済波及効果が大きく、また、ウィズコロナ・ポストコロナ時代において需要拡大が期待できる観光分野として注目を集めています。

★北海道鶴居村は、環境省の令和7年度国立公園における感動体験・アドベンチャートラベル創出事業に採択されました。 https://www.env.go.jp/press/press_04730.html
★アドベンチャーツーリズムに関する環境省の施策
 https://miyakeshingo.jp/wp-content/uploads/2024/10/20240618_kankyosho.pdf
★You-Tubu【short B】北海道 約2,500人の美しい村「鶴居村」公式PV 釧路湿原 鶴居散歩
https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%E7%92%B0%E5%A2%83%E7%9C%81%20%E9%B6%B4%E5%B1%85%E6%9D%91%20%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0&mid=9C1401C6E0BFAD12EE6D9C1401C6E0BFAD12EE6D&ajaxhist=0
★北海道庁では、観光で稼ぐための手引き者を公開しています。目次(全40ページ)
「観光で稼ぐ!ための手引書 観光消費の拡大と域内経済への波及をめざして」
 https://www.pref.hokkaido.lg.jp/fs/1/0/4/2/7/3/2/7/_/kasegumanual02.pdf
 ・「稼ぐ観光」とはどのようなことなのか
 ・なぜ「稼ぐ観光」の視点が必要なのか
 ・観光資源の磨き上げばかりしていないか
 ・根拠に基づく考え方を取り入れよう
 ・まずは、1つの拠点からはじめよう
★Goldwin
 https://nationalparks.goldwin.co.jp/adventure/kushiroshitsugen_251017_19/
★日本一の鶴の里が仕掛ける地方創生「体験型観光」でブランディング
 https://project.nikkeibp.co.jp/onestep/casestudy/00102/
★西武の森
 https://seibunomori.jp/morikatsu/tsurui.html
posted by オーライ!ニッポン会議 at 12:04| 全国中山間地域振興対策協議会

2026年01月05日

令和8年度中山間地域振興にかかる政府予算の概算決定

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
令和8年は午年です。飛躍する年といわれていますが、どんな年にするかは、自分次第。
なにをしても自由、すぐ行動するのも良し、じっくり考えて動くのも良し。
まずは情報収集しませう。
さて、令和8年度の政府予算が閣議決定し、これから国会審議に入ります。
中山間地域の振興に重要な予算のうち、農林水産省では、以下の事業予算が予定されています。
ご参考にしてください。

72 農山漁村振興交付金
 令和8年度予算概算決定額7,045百万円(前年度 7,389百万円)
 〔令和7年度補正予算額 2,925百万円〕
 https://www.maff.go.jp/j/budget/pdf/r8kettei_pr72.pdf
 72−1 地域資源活用価値創出対策
   令和8年度予算概算決定額7,045百万円(前年度 7,389百万円)の内数
   〔令和7年度補正予算額 2,925百万円の内数〕
 72−2 地域資源活用価値創出推進事業(創出支援型)
   令和8年度予算概算決定額7,045百万円(前年度 7,389百万円)の内数
 72−3 地域資源活用価値創出推進・整備事業(農泊推進型)
   令和8年度予算概算決定額7,045百万円(前年度 7,389百万円)の内数
   〔令和7年度補正予算額 2,925百万円の内数〕
 72−4 地域資源活用価値創出推進・整備事業(農福連携型)
   令和8年度予算概算決定額7,045百万円(前年度 7,389百万円)の内数
   〔令和7年度補正予算額 2,925百万円の内数〕
 72−5 中山間地農業推進対策
   令和8年度予算概算決定額7,045百万円(前年度 7,389百万円)の内数
   〔令和7年度補正予算額 2,925百万円の内数〕
 72−6 農村型地域運営組織(農村RMO)形成推進事業
   〜地域で支え合うむらづくりの推進〜
   令和8年度予算概算決定額7,045百万円(前年度 7,389百万円)の内数
   〔令和7年度補正予算額 2,925百万円の内数〕
 72−7 最適土地利用総合対策
   令和8年度予算概算決定額7,045百万円(前年度 7,389百万円)の内数
   〔令和7年度補正予算額 2,925百万円の内数〕
 72−8 都市農業機能発揮対策
   令和8年度予算概算決定額7,045百万円(前年度 7,389百万円)の内数
   〔令和7年度補正予算額 2,925百万円の内数]

73 中山間地農業ルネッサンス事業<一部公共>
  令和8年度予算概算決定額 41,319百万円(前年度 41,152百万円)
  https://www.maff.go.jp/j/budget/pdf/r8kettei_pr73.pdf

74 鳥獣被害防止対策とジビエ利用の推進
  令和8年度予算概算決定額 9,982百万円(前年度 10,009百万円)
 〔令和7年度補正予算額 6,980百万円〕
  https://www.maff.go.jp/j/budget/pdf/r8kettei_pr74.pdf

79 日本型直接支払
  令和8年度予算概算決定額 81,312百万円(前年度 81,312百万円)
  https://www.maff.go.jp/j/budget/pdf/r8kettei_pr79.pdf
 79−1 日本型直接支払のうち多面的機能支払交付金
   令和8年度予算概算決定額 50,048百万円(前年度 50,048百万円)
 79−2 日本型直接支払のうち中山間地域等直接支払交付金
   令和8年度予算概算決定額 28,460百万円(前年度 28,460百万円)
 79−3 日本型直接支払のうち環境保全型農業直接支払交付金
   令和8年度予算概算決定額 2,804百万円(前年度 2,804百万円)

80 森林・林業・木材産業グリーン成長総合対策
  令和8年度予算概算決定額 15,350百万円(前年度 14,361百万円)
 〔令和7年度補正予算額(林業・木材産業国際競争力強化総合対策)44,993百万円〕
 〔令和7年度補正予算額(花粉の少ない森林への転換促進緊急総合対策)5,564百万円〕
  https://www.maff.go.jp/j/budget/pdf/r8kettei_pr80.pdf

90 海業振興支援事業
  令和8年度予算概算決定額 250百万円(前年度 275百万円)
  〔令和7年度補正予算額 302百万円
  https://www.maff.go.jp/j/budget/pdf/r8kettei_pr90.pdf

令和8年度農林水産関係予算概算決定の概要
https://www.maff.go.jp/j/budget/r8kettei.html
posted by オーライ!ニッポン会議 at 13:19| 全国中山間地域振興対策協議会