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2021年06月30日

ヤンマーアグリ株式会社は、第32回目となる「ヤンマー学生懸賞論文・作文」を募集している。

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ヤンマーアグリ株式会社は、第32回目となる「ヤンマー学生懸賞論文・作文」を募集している。
今回のテーマは、「農業≠食農産業≠ノ発展させる」
応募期限は、2021年9月30日まで。


次世代を担う若者たちが、日本の農業と農村の未来について考え独自の構想による提言(論文)や
農業大学校、農業短期大学の学生の農業に対する夢や思いをこれまでの体験やその時の情景描写も交えた作文を募集している。

詳細のページ  https://www.yanmar.com/jp/agri/agrilife/prize/

1.論文の部の応募資格:2021年9月30日現在で、下記項目の全てに該当する方
 1)所属:大学、大学院、短期大学、農業大学校、農業短期大学、各種専門学校の
  いずれかに在籍する学生 ※外国への留学生、外国からの留学生も可(国籍不問)
 2)年齢30歳以下
  ※但し、外国からの留学生(日本国籍でない方)は35歳以下
 3)前提条件
 (1)作品は本人のもので、かつ、未発表のものに限る
   ※同一作品を他へ発表(応募)予定している場合の応募は不可
 (2)グループによる共同執筆可
 (3)過去、論文の部入賞者の応募は不可
 (4)過去、作文の部入賞者の応募は可

2.作文の部の応募資格:2021年9月30日現在で、下記項目の全てに該当する方
 1)所属:農業大学校、農業短期大学のいずれかに在籍する学生
  ※外国への留学生、外国からの留学生も可。(国籍不問)
 2)年齢:25 歳以下
 3)前提条件
  (1)作品は本人のもので、かつ、未発表のものに限る
    ※同一作品を他へ発表(応募)予定している場合の応募は不可
  (2)過去、作文の部入賞者の応募は不可
  (3)過去、論文の部入賞者の応募は可

【表彰・賞金】
 1.論文の部
  ・大賞1編100万円 賞状、記念品
  ・特別優秀賞2編30万円 賞状、記念品
  ・優秀賞10編10万円 賞状、記念品
 2.作文の部
  ・金賞1編30万円 賞状、記念品
  ・銀賞2編10万円 賞状、記念品
  ・銅賞10編5万円 賞状、記念品
  ・奨励賞15編 賞状、記念品

前回、第31回の学生懸賞論文は、論文44編、作文406編の応募があり、審査・決定したその作品集は、上位に入賞した論文3編(大賞・特別優秀賞)と作文13編(金賞・銀賞・銅賞)の全文掲載と論文・優秀賞10編は要旨のみを掲載し、作文・奨励賞15編についてはタイトル、入賞者を一覧で掲載している)。

・第31回の結果公開のページ
 https://www.yanmar.com/jp/agri/agrilife/prize/winners.html

・第31回の作品公開のページ
 https://www.yanmar.com/media/news/2021/04/28072124/31st_portfolio.pdf

[論文の部]は、以下のとおり。
 1.大賞
  〜食農福教育プログラムの開発〜
  教育産業に参入する「畑の共生教室」(代表者)遠藤菜夏
 2.特別優秀賞
  隔年結果よさらば!永遠の課題に終止符を打つ柑橘大革命
  〜テッパン技術を打ち砕いた向こう側に見えた僕等なりの新理論〜(代表者)泊広明
 3.特別優秀賞
  世界に広がるwagyu、世界に広げる和牛
  〜Tweet テキストマイニングによるアプローチ〜 (代表者)井上雄太郎
 4.優秀賞(十編、要旨のみ掲載)
  (1)胚移植技術とスマート農業を融合させた高能力牛生産の提案 伊東隆宏
  (2)〜アフターコロナに対応した新しい畜産のかたち〜
     持続可能な畜産経営を目指して 澤田安梨菜
  (3)〜三重大学地域おこしサークル
    「大学サークル活動から農村移住・就農を実現する可能性Meiku」を参考に〜香山睦実
  (4)次世代への生き残りをかけた中山間地域の新たな農業モデル
    (グループ代表者) 八杉翔太
  (5)ブランディング戦略を用いた地域の新しい魅力創出の提案(グループ代表者)
    〜南会津でチルってみない?〜 白石三奈
  (6)〜食材の生きている姿から食卓まで〜
     オンラインで世界に発信する新たな養豚 四宮桃
  (7)建築環境解析技術を応用した園芸施設の環境評価手法に関する研究 菅野颯馬
  (8)未来のグリーンハウス内農業ロボットシステム(グループ代表者)
    〜データに基づいた小型スマート農業〜 Huang Zichen
  (9)〜逆境に打ち勝つ兼業の道〜第二種兼業農家増加政策 平澤開也
  (10)〜社会と障碍者の障害を解消するために 農福連携の推進を通して〜 阿部雅

[作文の部]は、以下の通り。この作文はそれぞれの思いが溢れていて読みごたえがあります。
  1.金賞0から1へ菅谷勇太
  2.銀賞〜私が進む「農」の道〜 農業と自然が教えてくれたこと 渡邉文太
  3.銀賞〜五感で感じる牛との会話〜 父と紡ぐ酪農の絆 川井つむぎ
  4.銅賞(十編)
   (1)牛つくていあしば、牛つくてい暮らさやりくぬ、互に働ちゅていうちゆよわたら
    (牛をつくって遊ぼう、牛をつくって暮らそう、互いに働いて世の中渡ろう) 伊東隆宏
   (2)結ゆいの心を大切に牛と共に生きる 木村日香
   (3)生産から変える野菜の好き嫌いについて 小林海憂
   (4)都会育ちの私が群馬でかなえる夢 秋山幸希
   (5)農業と食品産業、農村と都市の架け橋になる!
     〜山形県産の農産物を使った農家レストラン経営を目指して〜 野本弥宙
   (6)酪農を核とした地域の活性化を目指して
     〜酪農教育ファーム認証牧場の整備と酪農イベントの開催〜 梅津真央
   (7)「だだちゃ豆」に魅せられて埼玉から山形へ 今井香凜
   (8)「私の目指す養豚!」 〜女性が働き、そして人を幸せにする養豚のために〜
      楠木碧海
   (9)フルーツほおずきで岩泉町の農業振興に取り組む 村上一江
   (10)豚への愛とともにとんかつを食べる 中村彩乃

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 14:14| 犬も歩けば棒に当たる

2021年06月28日

行政職員のためのプロボノセミナー 〜「ふるさとプロボノ」が提案するこれからの地域づくり〜

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行政職員のためのプロボノセミナー
〜「ふるさとプロボノ」が提案するこれからの地域づくり〜

第18回オーライ!ニッポン大賞審査委員会長賞を受賞した
特定非営利活動法人サービスグラント(東京都渋谷区)が、
ふるさとプロボノのオンラインセミナー(参加無料)を開催します。

【開催概要】
〇日時:2021年7月15日(木)14:00-16:00
   (13:45以降、接続可)
〇方法:オンライン(Zoom)
   ※参加フォームからのお申込みの返信メールにて
   接続先URLをお知らせします。
〇主催:認定NPO法人サービスグラント
〇対象:自治体・中央官庁などの職員の皆さま
   研究者、NPO、議員、メディアなど地域づくりに関心のある皆さま
〇定員:100名
〇費用:無料
■プログラム
〇14:00開会・主催者挨拶(接続は13:45以降可能です)
〇【基調講演】「地域経営における、外部人材活用のあり方」
 図司 直也 氏(法政大学 現代福祉学部教授)
〇事例発表1「青森プロボノチャレンジの軌跡」
 上明戸 健一 氏
 青森県環境生活部県民生活文化課総括主幹
 文化・NPO活動支援グループマネージャー
〇事例発表2「高山村観光協会のチャレンジ」
 藤沢 勉 氏 信州高山村観光協会
〇パネルディスカッション
〇事務局からのお知らせ
○行政職員のためのプロボノセミナーのWEBページ(詳細・参加申込)
 https://www.servicegrant.or.jp/news/6545/

「ふるさとプロボノ」とは、
都市部の企業人等が日本各地の地域社会を訪問し、
現地の地域課題を肌で感じるとともに、
地域のニーズに応える具体的な成果物を提供します。

例えば、地域特産の農産物に消費者の関心を呼ぶためのマーケティング調査や、
地域づくりの活動の担い手を広げるためのマニュアル作成、
新たな移住者を受け入れるための空き家提供を呼びかけるパンフレットの作成など、
その成果物は多岐にわたります。

「ふるさとプロボノ」の魅力は、それだけではありません。
プロボノ参加者たちに地域への継続的な愛着が育まれていったことです。
現地での交流や、ともに課題解決を目指すプロセスを入口として、
その後も「関係人口」として継続的な地域貢献に発展したり、
大都市と地域とを行き来する「二拠点居住」「ワーケーション」の
きっかけとなるなど、複数の着目すべき副次的効果が浮かび上がってきました。

コロナ禍でさらに加速する働き方、生き方の価値観の変換期を捉えて、
地域からどのようなメッセージを届け、
未来の地域づくりにつながる新たな関係を模索していくのか。
地域社会とプロボノによる協働の事例や成果をお伝えします。

プロボノの基礎知識から、
プロボノと自治体の連携のあり方などもご紹介していきます。
プロボノを味方に、これからの地域づくりを考えてみませんか?


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posted by オーライ!ニッポン会議 at 12:00| オーライ!ニッポン

=中山間地域フォーラム設立15周年記念シンポジウム=「新たな農村政策を問う 〜農村発イノベーションは広がるか」

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=中山間地域フォーラム設立15周年記念シンポジウム=
「新たな農村政策を問う 〜農村発イノベーションは広がるか」

中山間地域フォーラムは、「設立15周年記念シンポジウム」をオンラインで開催する。
政策立案者からの解説のほか、集落支援に携わり、若者の移住やイノベーターの挑戦を
捉える現場からの報告を得て、多彩なコメンテーターを交えて、
新たな農村政策が向かうべき方向を検討する。
定員250名(先着順)、参加費無料。7月10日(土)11:00締切。

【日時】2021年7月10日(土)13:30〜16:30(Zoomミーティング)
【プログラム】 総合司会 西原良是 氏(早稲田大学)
13:30 開会挨拶 中山間地域フォーラム 会長 生源寺眞一
13:35 ◆解題:新たな農村政策を問う 法政大学 図司直也 氏
13:45 ◆基調報告:新しい農村政策の在り方に関する検討会の経緯
     と中間とりまとめについて 農林水産省・幹部(調整中)
14:15 休憩
14:20 ◆現場からの報告:
@にいがたイナカレッジ 事務局長 阿部 巧 氏(長岡市)
Aみんなの集落研究所 首席研究員 阿部 典子 氏(岡山市)
15:20 休憩
15:35 ◆パネルディスカッション:農村発イノベーションは広がるか
    司会 竹田麻里 氏(東京大学)
   (パネリスト)
    @阿部 巧 氏(にいがたイナカレッジ)
    A阿部典子 氏(みんなの集落研究所)
   (コメンテーター)
    @澤米(たくまい)渉 氏(鳥取県地域づくり推進部
               共生社会プロジェクト推進室長)
    A阿高あや 氏(日本協同組合連携機構主任研究員)
    B榊田みどり 氏(明治大学客員教授)
16:25 閉会挨拶 中山間地域フォーラム副会長 野中和雄
16:30 終了
(終了後:別ミーティングで交流会を予定)

★詳しくは、HP https://www.chusankan-f.org/
 をご覧ください。
◆参加申込・問合せ(メールにてお申し込みください)
【件名】シンポ申込
【本文】@お名前 Aご所属
    BZoom招待メール送信先(お申込み頂いたアドレスと異なる場合)
【送信先】tebento-staff@chusankan-f.org
【締切】2021年7月10日(土)11:00まで
    (ただし定員に達し次第締め切らせて頂きます)



※ 7月10日にオンラインで開催された中山間地域フォーラムシンポジウム
  の当日投影資料が公開されました。
  中山間地域フォーラム https://www.chusankan-f.org/

★事務局からのお知らせとお願い。

 関係者各位

 中山間地域フォーラム事務局です。各位には日頃よりお世話になっております。
 去る7月10日に開催したシンポジウム(新たな農村政策を問う)は、
 お陰様で224名という多数の方にご参加頂き、盛会となったことを感謝申し上げます。
 参加できなかった方につきましては、当フォ−ラムのホームページ(HP)に
 当日の資料(一部)を掲載しましたので、ご覧願います。

 また、5月18日に開催した研究会(多様な「半農半X」の展開と可能性)の
 資料も同HPに掲載しております。
 シンポジウム等の内容は、これまでも当フォーラムの会報で
 ご報告していますが、会報の閲覧を希望される方には、
 当フォーラムの有料会員への入会をお勧め致します。
 入会手続きは、HP上段の「入会申込」からお願い致します
 (大半の方は年会費2,000円の「2号会員個人」です)。
 当フォーラムは、職員なし、事務所なしの純粋ボランティア組織で、
 運営は会員の会費によって行われておりますので、
 皆様のご理解・ご協力を宜しくお願い致します。



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posted by オーライ!ニッポン会議 at 11:54| 犬も歩けば棒に当たる

2021年06月17日

【オーライ!ニッポン ライフスタイル賞】水野 裕之(愛媛県宇和島市)

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第18回オーライ!ニッポン大賞 12受賞者(概要)その12.

【オーライ!ニッポン ライフスタイル賞】
 水野 裕之(愛媛県宇和島市)

 人口800人、柑橘と漁業が主な産業、60歳以上の人口が7割を超える九島の地域おこし協力隊に採用され、2018年家族3人で移住した。夫婦で島唯一の飲食店、島を体験するごはん屋さん「nicco」を営業している。
 約10年間空き家だった場所を自身でリノベーション。島民の思い出の場所でもあった空き家は、子どもの頃の遊び場でもあったお年寄りが遊びに来てくれる場所にもなった。学生時代にはパッケージデザインコンペに入賞し、大手リゾート会社に就職。
 小浜島、裏磐梯、嵐山と転勤し、そこでしか味わえないモノの価値に気づく。いずれは料理店を開きたいという思いを実現した。「ニッコニコ」、ここに来たら笑顔になってほしい。「日光」、太陽のような温かい場所になりたい。島民にとっても島外のひとにとっても、だれもが笑顔で戻ってきたくなる場所をめざしている。


◎選定理由

 観光業に従事したからこそ、消費対象ではない農山村をどう魅せていくのか、という視点に立てたのかもしれない。経験を活かして様々な困難な状況にある島の生活を維持・活性化するユニークな例。コロナ禍のライフスタイルとしてもその企画力と多角的な事業展開力に大いに期待したい。

nicco-島を体験するごはん屋さん-
https://www.instagram.com/nicco_kushima/?hl=ja

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 12:30| オーライ!ニッポン

【オーライ!ニッポン ライフスタイル賞】坂 勝(千葉県匝瑳市)

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第18回オーライ!ニッポン大賞 12受賞者(概要)その11.

【オーライ!ニッポン ライフスタイル賞】
 坂 勝(千葉県匝瑳市)

 経済成長を目指さずとも、幸せになれるライフスタイル論・ナリワイ論を実践。バブル経済破綻後、根拠の無い売上や利益追求の心労により30歳で退職。お金で消費しなければ何も得られない自分を省みて放浪。石川県に移住後、料理を習得、独学で行き詰まった経済・政治・社会・環境などの課題解決への道を自主研究、34歳で池袋にOrganic Barを開業。
 必要以上儲けないビジネスを確立し、売上が上がる度に休みを増やし、米の自給をすべく千葉県匝瑳市に通う二拠点生活に移行。
 店のお客も米作りに参加するようになり、2011年週休3日、2018年にBarを閉じ完全移住。著書『減速して自由に生きる〜ダウンシフターズ』や様々メディアで発信、お店や田んぼを通じて交流した数千人が生業や就農や地方移住へと歩んでいった。


◎選定理由

 無理をしない生き方である「ダウンシフト」は団塊ジュニア世代だけでなく、いまの20−30歳代にも深くささる生き方。自らの実践がフォロワーを増やし、結果的に移住につなげていく、まさにライフスタイルの提案として、近場のイナカ暮らしを提案し続けていることは、昨今のコロナ移住の中でさらに輝きを見せるかもしれないと高く評価された。

sosa project
https://www.facebook.com/masaru.kohsaka

たまにはTSUKIでも眺めましょ
https://ameblo.jp/smile-moonset/?fbclid=IwAR0KAkPMmcToYhvuYIUkLL0mqWiGu1J4gAM-9CvlDIEe3c06JUKd1cUMLYw


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posted by オーライ!ニッポン会議 at 12:00| オーライ!ニッポン

【オーライ!ニッポン ライフスタイル賞】門脇 富士美(秋田県仙北市)

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第18回オーライ!ニッポン大賞 12受賞者(概要)その10.

【オーライ!ニッポン ライフスタイル賞】
 門脇 富士美(秋田県仙北市)

 20代の頃、留学先の中国で自分の国、故郷について熱く語るルームメイトに対し、何も語れない自分にきづき、故郷や家業を知ろう、地に足のついた生き方をしようと秋田に帰郷した。その後、中山間地域の小規模農家ではあるが、両親と共に農業(ほうれん草栽培)、1998年から宿泊業、2002年から菓子製造業を組み合わせることにより、条件不利地域ながら専業農家として、豊かでなくともそれなりの暮らしをすることを目指してきた。
 現在は、仙北市農山村体験推進協議会の副会長として、市内の他の農家民宿等とも協力して、個人から団体まで多くの旅行客の受け入れやNPO法人秋田花まるっグリーンツーリズム推進協議会の理事長も務め、秋田県のグリーンツーリズムの推進にも力を入れている。


◎選定理由

 日本でグリーン・ツーリズムがスタートして凡そ30年。農家民宿の後継者が大きな課題となっているが、次世代の若女将が跡を継ぐということをしっかり証明してみせた。農山村にUターンして家業を継ぐという一つのライフスタイルを発信しつづけ、同世代や次世代につなげていってもらいたい。

農家の宿 星雪館 女将
http://www.akita-gt.org/stay/minshuku/seisetsukan.html
仙北市農山村体験推進協議会
https://semboku-gt.jp/
NPO法人秋田花まるっグリーンツーリズム推進協議会
https://www.akita-gt.org/
https://www.facebook.com/akita.gt/

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 11:00| オーライ!ニッポン

【オーライ!ニッポン ライフスタイル賞】寺内 昇、寺内 郁子(北海道北竜町)

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第18回オーライ!ニッポン大賞 12受賞者(概要)その9.

【オーライ!ニッポン ライフスタイル賞】
 寺内 昇、寺内 郁子(北海道北竜町)

 町のイベント、農家の栽培、町民の話等の取材を重ねてWEBサイトから特集記事発信している。昇が撮影・編集・サイト管理、郁子が取材・文章作成・写真選択・デザイン関係を担当している。地域おこし協力隊員、北竜町集落支援員、現在も町の情報発信を担う。移住して11年。
 53歳の時に夫は医師からアルツハイマー型認知症を告げられ、仕事量を激減させたところ記憶力・判断力は飛躍的に改善。その頃、他の若年認知症の家族4人が北竜町に移住し元気に生活されていることを知り、自分達も移住。毎年開催される「ひまわりまつり」の開花状況を毎日撮影し、全国に向けて発信、生産者や関係者の北竜町への熱い想いも伝え、全国的に認知度が高まり、ふるさと納税額は5年間連続3億円超、2020年には6億円に達した。
現在は、「認知症は否認」という、北海道専門医の診断書に基づき活動中


◎選定理由

過労による若年性認知症と診断され、離職し、住み慣れた東京を離れ、認知症治療のため、北海道に移住。認知症の克服と併せて、夫婦二人三脚でこれまでの技能・技術を活かした町のPRポータルサイト制作、情報発信等を積み重ね、ふるさと納税倍増等に大きく貢献した。地域住民と交わり、地域に溶けこんだ生活は感動的で、同じような境遇の人々に大きな元気を呼び起こすと高く評価された。

北竜町ポータル
https://portal.hokuryu.info/
北竜町の宝もの
https://www.facebook.com/hokuryunow/?ref=page_internal

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 10:27| オーライ!ニッポン

【オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞】ロコネクト合同会社(山口県周防大島町)

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第18回オーライ!ニッポン大賞 12受賞者(概要)その8.

【オーライ!ニッポン大賞審査委員会長賞】
 (山口県周防大島町)

 農山漁村イキイキ実践部門
 交流イノベーション部門

 オンラインを使ったイベントを実施している。新型コロナウイルスにより、旅行をしたくてもできない人たちと、今は観光交流客の受け入れができなくてもオンラインで物販やPRをしたい島をつなぐ「Webで島旅」を開催。全国の島で暮らす仲間に声をかけ多数の島が参加。大好きな島へ旅することはできなくても、全国の島からの同時配信により、今までなかった全国の海を見る・島旅を提案できた。また全国移住フェア(大阪)開催中止で対面の移住促進PRができなくなった地方自治体にも呼び掛け、オンライン全国移住フェアをこれまで3回開催。第1回の5月31日は、38道府県138団体、173組の相談者が参加し、宣言解除後には相談者は各地を訪問し、移住に結び付いている。

◎選定理由

 「コロナ禍だから」とあきらめない、見事な発想。全国の島を巻き込む力もすばらしい。移住相談をオンラインで、いち早く仕掛けたのは、常に問題意識を持っていたからであろう。遠方であることのデメリットをなくし、オンラインだからこそ、首都圏に近い自治体とも対等に勝負できることを証明してみせた実績を高く評価したい。

ロコネクト合同会社
https://loconect.com/



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posted by オーライ!ニッポン会議 at 08:06| オーライ!ニッポン

【オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞】NPO法人Peace & Nature(兵庫県神戸市)

第18回オーライ!ニッポン大賞 12受賞者(概要)その7.

【オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞】
NPO法人Peace & Nature(兵庫県神戸市)

 農山漁村イキイキ実践部門
 交流イノベーション部門

2003年に代表のバハラム・イナンルが活動を開始、2006年にNPO法人化。神戸をベースに日本人と外国人が共に活動する国際NPO法人。子どものアレルギーの解決方法として農薬を使わない農業塾を行う。食と環境づくりの大切さを学び、環境活動の一環として、有機農業と森の活動を開始した。自然から学び、地域や社会の課題を知り、解決に向けて行動する人材「未来のグリーンリーダー」の育成のために国内外の子どもたちの健全育成と農山村の活性化と都市と農村の交流を促進している。平和で自然環境に恵まれた地球の創造に寄与する活動には、現在38ヶ国450名、39法人が在籍・参加しバイリンガル(日・英)で日本での活動を世界へ発信している。
F NPO法人Peace & Nature(兵庫県 神戸市CIMG2230.JPG

◎選定理由

外国人のリーダーにより設立し国際的な交流の輪を広げているのが斬新。日本での活動を世界に発信し、38か国のメンバー450人という数も素晴らしい。視野が狭くなりがちな日本の地域社会を世界に開くという意味で意義ある活動だと思う。SDGs17の目標をゴールに、独自性、モデル性、社会性を評価された。



NPO法人Peace & Nature
https://peace-and-nature.com/


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posted by オーライ!ニッポン会議 at 06:31| オーライ!ニッポン

【オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞】NPO法人小さな村総合研究所(山梨県丹波山村)

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第18回オーライ!ニッポン大賞 12受賞者(概要)その6.

【オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞】
 NPO法人小さな村総合研究所(山梨県丹波山村)

 農山漁村イキイキ実践部門
 交流イノベーション部門

 全国の小さな村と連携して、里山暮らしの情報発信と都市との交流事業の企画立案や里山ビジネスの調査研究により交流人口の拡大、移住・定住の促進、地域資源を活かした起業の支援等を行なおうと2017年に村民有志11名で設立。交通空白地に認められた国の制度を活用し、ボランティアドライバーによる有償タクシー【ソンタク】を運営し村内の高齢者等、年間200名を超える利用者がある。
 丹波山村から運営委託を受け、2020年2月東京都大田区・JR蒲田駅ビルに情報発信と協働相談窓口のオフィスを構え、4月から人口の少ない7つの村(北海道音威子府村、福島県檜枝岐村、山梨県丹波山村、和歌山県北山村、岡山県新庄村、高知県大川村、熊本県五木村)と【小さな村g7ショップ】での特産品も販売。

◎選定理由

 公共交通空白区を利用するボランティア有償タクシー利用は全国各地で応用できる。東京に近いという利点をうまく活用している。これも福岡、大阪圏、名古屋、仙台、札幌周辺の町村に影響を与えるだろう。小さい村ながら様々なアイデアを出し続ける姿勢や小規模のムラが、つながることのシナジー効果を最大限に活かす活動は非常に評価できる。

NPO法人小さな村総合研究所
https://small-villages.jimdofree.com



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posted by オーライ!ニッポン会議 at 03:38| オーライ!ニッポン

2021年06月16日

【オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞】特定非営利活動法人サービスグラント(東京都渋谷区)

第18回オーライ!ニッポン大賞 12受賞者(概要)その5.

【オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞】
 特定非営利活動法人サービスグラント(東京都渋谷区)

 学生若者カツヤク・都市のチカラ部門
 交流イノベーション部門

 プロボノとは、職業上のスキル・経験等をボランティアとして提供し、社会課題の解決に成果をもたらすこと。ふるさとプロボノは、大都市圏のビジネスパーソンやクリエイターなどが、農山漁村など地域コミュニティの課題解決や地域経済の自立を応援する地域交流型プログラム。
 関係人口をいかに増やし、経済活動をどう維持展開させていくのかなど、地域の課題解決に取り組む行政機関、企業、協会、NPO法人、住民自治組織など多様なプレーヤーと参加者チームのマッチングを行い、具体的な成果物の提供を通じて地域づくりを応援している。
 空き家オーナーの応募が予定の3倍になる、米づくりを進める地域では、米粉商品の売り上げが伸びる等の成果を発揮している。
 また参加することで、農山漁村への交流・移住・定住への関心も高まる効果も出ている。


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◎選定理由

 ビジネスマンやクリエーターが各々のスキルをいかして課題解決を応援。都市住民にとって、魅力的な「オーライの入り口」になっている。年間149のプロジェクトと147名の人材育成。12年間で4400人が農山漁村を訪問と大きな成果を挙げている。関係人口の入り口として機能し、都市住民が農山村に関わるためのプラットフォームとして高く評価された。

 特定非営利活動法人サービスグラント
 サービスグラント(団体) https://www.servicegrant.or.jp/
 ふるさとプロボノ(活動) https://furusato-probono.jp/


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posted by オーライ!ニッポン会議 at 04:18| オーライ!ニッポン

【オーライ!ニッポン大賞】有限会社 兵吉屋(三重県鳥羽市)

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第18回オーライ!ニッポン大賞 12受賞者(概要)その4.

【オーライ!ニッポン大賞】
 有限会社 兵吉屋(三重県鳥羽市)

 農山漁村イキイキ実践部門
 交流イノベーション部門

 海女である社長の実母が海女小屋を開放し、海女さんとふれあう海女小屋体験を日本で始めて開始した。海女小屋は3000年もの昔から命がけの素潜り漁でアワビ、サザエ、ワカメやヒジキ等の海藻を獲り、生業を立てる海女が冷え切った体を温め仲間と談笑する憩いの場所。
 海女小屋体験は国内外からの往来を盛んにし、お客様と海女さんが一体となって喜びや幸せを感じる価値の共創の場となっている。鳥羽市には約500人と、日本一の海女の数を誇っているが、海女も高齢化、後継者不足により減少しており、海女文化を後世に残すためにも漁業と観光の融合による国内外の人々との交流の機会を増加させ、海女の働く場と海の資源を守り育てる活動を推進している。

◎選定理由

 3000年の歴史がある海女文化の継承と地域資源保全・育成に全国でいち早く取り組み、観光の結びつけが難しい漁業の関連分野に異業種からの転換で参入し、一定の成果をだしていることを評価したい。国内客、外国客ともに着実に増加。総計2万人を超えた盛り上がりを見せ「海女小屋体験」を旅行商品として育ててきた実績は評価に値する。

有限会社 兵吉屋 海女小屋はちまんかまど  
https://amakoya.com/


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posted by オーライ!ニッポン会議 at 01:00| オーライ!ニッポン

2021年06月15日

【オーライ!ニッポン大賞】元沼津市地域おこし協力隊 青山沙織(静岡県沼津市)

第18回オーライ!ニッポン大賞 12受賞者(概要)その3.

【オーライ!ニッポン大賞】
元沼津市地域おこし協力隊 青山沙織(静岡県沼津市)

 学生若者カツヤク・都市のチカラ部門
 交流イノベーション部門

 深海魚は一般的に価値が低いと見なされ漁師の収入も多くなく、深海魚漁師になりたい若者達もいない。日本で最も深い湾の駿河湾は深海魚の宝庫。その深海魚の魅力と沼津市戸田をPRし深海魚を身近に感じてもらう仕組みを作ることが必要と考え、「駿河湾の深海魚アートデザインコンテスト」を開催。さらに漁師・戸田漁協の協力の下、「生きた深海魚の展示」を行なう事が出来た。他にも「深海魚フェスティバル」などの深海魚づくしのイベントを地域の方と一緒に作り上げたが、新型コロナウィルスの影響により全て中止。地域を盛上げるイベントに変わり、深海魚を船から直接買取り、その日のうちに発送する「深海魚直送便」をスタートさせた。鮮度の良い深海魚は、スーパーで買うより安く鮮度の良い状態で購入できると大人気となっている。

BIMG_8658.jpg

◎選定理由

 地域おこし協力隊として担当した地域の主要産業である漁業で、深海魚に目をつけ、地元漁師の協力で深海魚に関する様々なイベント企画実施や、さらに漁業関係者とのコラボで「深海魚直送」事業により、新たな付加価値を付けた深海魚の販売ルートを切り開き、地域の漁業振興に大きく寄与した点が評価された。

戸田(へだ)漁港直送!深海魚直送便
https://shinkaigyo.myshopify.com/


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posted by オーライ!ニッポン会議 at 17:00| オーライ!ニッポン

【オーライ!ニッポン大賞】特定非営利活動法人 自然史データバンクアニマnet(栃木県栃木市)

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第18回オーライ!ニッポン大賞 12受賞者(概要)その2.

【オーライ!ニッポン大賞】
 特定非営利活動法人 自然史データバンクアニマnet(栃木県栃木市)

農山漁村イキイキ実践部門
学生若者カツヤク・都市のチカラ部門
交流イノベーション部門

 なぜ生物多様性の維持管理が必要なのかを次世代を担う子どもや市民に体験を通じて教えてくれる団体。自然史資料の収集・蓄積と、それに基づいた環境学習や自然体験、野生鳥獣の管理、生物多様性の維持の活動を行っている。毎月第2土曜日は、親子で森林資源と生物多様性からもたらされる生態系サービスを実感してもらうために、間伐材でログデッキやテーブル、ベンチなどを一緒に作成しつつ耕作放棄地を再生し有機肥料のみで育てた野菜や小麦粉を使ったアウトドアクッキングを楽しみながら森で過ごす。第3土曜日は里山の生き物たちを親子で調査を実施。9年に渡り四季を通して生き物を記録し採集した昆虫やカエル、時にはヘビなども子どもたちがスケッチをし、生き物マップを作製している。

◎選定理由

 里山に親しみ生態系を実感できる機会を作り、教育旅行にも活用しようとしている点が素晴らしい。森カフェの運営や古民家改修など拠点事業を、アニマ会費やみどり推進交付金など安定財源を確保している点もSDGsに沿っている。森の中の自然現象に触れることにより人間が得ることのできる栄養は計り知れないと高く評価された。

特定非営利活動法人 自然史データバンクアニマnet
https://www.facebook.com/databankAnimanet


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posted by オーライ!ニッポン会議 at 11:14| オーライ!ニッポン

2021年06月12日

【オーライ!ニッポン大賞グランプリ】内閣総理大臣賞 一般社団法人 竹田文化共栄会(福井県坂井市)

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第18回オーライ!ニッポン大賞 12受賞者(概要)その1.

【オーライ!ニッポン大賞グランプリ】内閣総理大臣賞

 一般社団法人 竹田文化共栄会(福井県坂井市)
 
  農山漁村イキイキ実践部門
  交流イノベーション部門

 明治時代、豊富な山林資源を活かして、木炭の生産や銅山により栄えていたが、地場産業の衰退により徐々に人口が減少。苦渋の決断の結果、明治6年開校の簡文小学校(後の竹田小学校)を地区住民の総意により廃校としたが、地区全体のまちづくりを推し進めるため「竹田の里将来ビジョン」を策定。
 グリーンツーリズム(廃校となった竹田小学校と丸岡中学校竹田分校はリノベーションを経て体験型宿泊施設「竹田農山村交流センターちくちくぼんぼん」)や県内外の大学生が空き家を拠点として活動。地区住民と行政が連携しながら地域課題を解決する活動「竹田Tキャンプ」により、ただの訪問者と受入先という関係を越えた、地縁でも血縁でもない絆(第3の縁)が育まれている。

◎選定理由

 かつては豊富な山林資源を活かした製炭や銅山で栄えたが、木炭離れ、銅山閉山などで徐々に人口減少が続き、小学校も廃校となったが、地域住民が主体となって地域再生の取り組み(ボトムアップ型)が貫かれ、@交流人口等の増加、A雇用増、B女性の雇用と活躍等々で大きな成果を挙げている。


一般社団法人 竹田文化共栄会
https://www.chiku-bon.jp/


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posted by オーライ!ニッポン会議 at 09:36| オーライ!ニッポン

2021年06月11日

第18回 オーライ!ニッポン大賞の決定について

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第18回 オーライ!ニッポン大賞の決定について
 
 都市と農山漁村の共生・対流推進会議(オーライ!ニッポン会議)は、
「第18回オーライ!ニッポン大賞」を決定しましたので発表いたします。

1.第18回オーライ!ニッポン大賞受賞団体(敬称略)
 第18回オーライ!ニッポン大賞に応募のあった63件を対象に、審査委員会を開催し、グランプリ(内閣総理大臣賞)1件、大賞3件、審査委員会長賞4件、ライフスタイル賞4件が決定しました。

【オーライ!ニッポン大賞グランプリ】内閣総理大臣賞
 @ 一般社団法人 竹田文化共栄会(福井県坂井市)

【オーライ!ニッポン大賞】

 A 特定非営利活動法人 自然史データバンクアニマnet(栃木県栃木市)
 B 元沼津市地域おこし協力隊 青山沙織(静岡県沼津市)
 C 有限会社 兵吉屋(三重県鳥羽市)

【オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞】

 D 特定非営利活動法人サービスグラント(東京都渋谷区)
 E NPO法人小さな村総合研究所(山梨県丹波山村)
 F NPO法人Peace & Nature(兵庫県神戸市)
 G ロコネクト合同会社(山口県周防大島町)

【オーライ!ニッポン ライフスタイル賞】

 H 寺内 昇・郁子(北海道北竜町)
 I 門脇 富士美(秋田県仙北市)
 J 坂 勝(千葉県匝瑳市)
 K 水野 裕之(愛媛県宇和島市)

受賞団体の概要は、下記のサイトからご覧ください。(PDF)
https://www.kouryu.or.jp/information/18thohraiawards.html

2.オーライ!ニッポン大賞とは

 「オーライ!ニッポン大賞」は、都市と農山漁村を往来する新たなライフスタイルの普及や定着化を図るため、日本各地で都市と農山漁村の交流を盛んにする活動に積極的に取り組んでいる団体、個人を表彰するものです。

3.表彰式に代えて「受賞者の集い(仮称・詳細未定)」を開催する方向
 なお、7月開催予定していました表彰式については、緊急事態宣言も延長され新型コロナウイルス感染症のより感染力が強い変異型が日本国内でも流行の兆しがある状況です。
受賞者並びに来場者の皆様の安全を第一に考え、感染予防及び拡散防止の観点から表彰式に代えて、安心して集まれる時期に受賞者の集い(仮称、時期等未定)の開催に代えることといたしました。
 まずは、応募に係る御礼とともに、選定結果のご報告させていただきます。
表彰式及び受賞事例の発表を楽しみにしていただいた関係者の皆様には、心からお詫び申し上げます。



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posted by オーライ!ニッポン会議 at 18:24| オーライ!ニッポン

2021年06月10日

「半農半X(エックス)」、「農村型RMO」、「農山漁村発イノベーション」今後の農村振興の重要なキーワード

人口分散と持続的低密度社会を実現するための新しい農村政策の構築(概要)06-10-202101.jpg


農林水産省は、令和3年6月4日に【新しい農村政策の在り方に関する検討会(座長:小田切徳美明治大学農学部教授)】と【長期的な土地利用の在り方に関する検討会(座長:池邊このみ千葉大学園芸学研究科教授)】の「中間とりまとめ」を発表した。

報告書は、【地方への人の流れを加速化させ持続的低密度社会を実現するための新しい農村政策の構築令和2年食料・農業・農村基本計画の具体化に向けて】と題され、2つの検討会で検討された内容が網羅されている。

https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/noukei/210604.html

https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/noukei/attach/pdf/210604-1.pdf

骨子は、次の4つ。

1.地域資源を活用した農村における所得と雇用機会の確保
 →しごとづくりの施策(農村における所得と雇用機会の確保)

2.農村に人が住み続けるための条件整備
 →くらしの施策(中山間地域等をはじめとする農村に人が住み続けるための条件整備)

3.人口減少社会における長期的な土地利用の在り方
 →土地利用の施策(人口減少社会における長期的な土地利用の在り方)

4.農的関係人口の拡大・深化を通じた農村を支える活力の創出
 →活力づくりの施策(農村を支える新たな動きや活力の創出)

中間とりまとめでは、
(1)移住者らが農業を含む複数の仕事をする「半農半X(エックス)」
  「マルチワーク(複業)」といった多様な働き方への支援、
(2)農村型RMO(Region Management Organization「地域運営組織」)
  の育成には、集落機能の補完的な役割もあれば、
  新しいビジネスを積極的に展開していく役割もある。
(3)農業以外の事業にも取り組む農業者や事業体など経済主体が、
  農業以外の分野も含めて事業展開することで、
  所得確保手段の多角化が図られるよう、
  従来の6次産業化を「農山漁村発イノベーション」に発展推進するとともに、
  取り組みを支援するため、農業上の土地利用との調和を図りつつ、
  農山漁村発イノベーション施設等の設置に係る手続の
  迅速化等の措置等の検討等が述べられている。
 

●しごとづくりの施策(農村における所得と雇用機会の確保)についての
検討会における主な指摘

・大規模な営農が困難な中山間地域においては、地域の特性を活かした複合経営等の多様な
 農業経営を進めることも重要である。
 また、各事業のボリュームが小さいため、複数の仕事ができるよう、
 会社が計画的に社員を育てることが必要である。

・中山間地域においては、資源管理の面から集落機能が大きな役割を果たしており、
 中山間地域等直接支払制度のような裁量性が高い事業で、「集落戦略」の策定を
 サポートしつつ集落機能を支援できれば、ボトムアップ的な動きが生まれるのではないか。

・令和2年基本計画に位置付けられた、農村振興のための「しごと」「くらし」「活力」の
 3本柱のうち、「しごと」は、農業を含めたマルチワークなど様々な在り方が想定され、
 産業政策と地域政策をつなぐ「車軸」として大きな役割が期待される。

・U・Iターン等の新たな農業への挑戦者が農業で収入を得られるまでの間、
 農村において、様々な形で収入を確保するための雇用の受け皿が必要であり、
 様々な複数の仕事を自営していく人を支援するための制度が必要である。

・既に各地で行われはじめている「農山漁村発イノベーション」の取組を社会へ発信し、
 農村における仕事の一つの選択肢として提示し、特に、若者や女性が農村で働きたいと
 考えた際に、その動きを後押しする必要がある。

・「農山漁村発イノベーション」は、テクノロジーや時代の変化で進化していくため、
 無限の形があり、常に新しい価値が生み出されていくものである。
 イノベーションに取り組む者を発掘して応援するための仕組みが、
 「農山漁村発イノベーション」を加速するのであり、イノベーションに取り組む者と、
 地域の企業、団体、行政を結びつける場づくりが必要である。

・「農山漁村発イノベーション」を行う上で必要となる施設については、
 農業上の土地利用と十分に調和を図る必要があるが、十分な調整が
 行われたものについては、早期効果発現のため、迅速な手続が必要である。

・有機農業を営む者や、兼業・副業の農業者、雇用就農形態の半農半X実践者など、
 多様な主体が農業に取り組むことができる環境の整備が必要である。

・半農半Xなどのマルチワーク的なビジネスの立て方を考えられ、
 指導できる人材をしっかり育てていくことが重要である。

・半農半Xの推進に当たり、農村は、農地が林地や水辺に近接し、
 農業・林業・水産業の相互の関係の中で蓄積されてきた「地域の知恵」があるので、
 こうした知恵の活用にも目を向けるべきである。

・RMOには、集落機能の補完的な役割もあれば、新しいビジネスを積極的に
 展開していく役割もある。

・マルチワーク先の発掘とマッチング、農外からの参入も視野に入れて、
 主体的に動いていく人材が重要である。地域内外の人が年間を通じて
 様々な複数の仕事に携わることができる特定地域づくり事業協同組合の仕組みや、
 労働者協同組合の仕組みを積極的に活用することで、
 人材のマッチングが図られるほか、農業への関わり方の形が広がる可能性もある。

(2)今後の施策の方向性

・中山間地域のうち、大規模な経営が困難な地域では、令和3年3月に
 農林水産省が公表した複合経営モデルを、地域の実情に応じてカスタマイズしながら
 積極的に活用し、地域の特性を活かした多様な農業経営を推進すべきではないか。

※ 中山間地域における「地域特性を活かした多様な複合経営モデル」について
  https://www.maff.go.jp/j/nousin/tiiki/sesaku/hukugou.html

・中山間地域等直接支払制度においては、集落の話合いにより、
 将来的に維持すべき農用地や担い手を明確化する「集落戦略」が
 より実践的になるような方策を検討するとともに、
 集落機能強化等を後押しする加算措置の更なる活用により、
 「くらし」の視点を含めた地域課題の解決を図りつつ、引き続き、
 地域の農業の維持・発展に資する取組を推進すべきではないか。

・農業以外の事業にも取り組む農業者や事業体など、多様な形で農に関わる経済主体が、
 地域資源を活用して農業以外の分野も含めて事業展開することで、
 所得確保手段の多角化が図られるよう、従来の6次産業化を
 「農山漁村発イノベーション」に発展させ、推進するとともに、
 これに取り組む事業者や団体を支援するため、
 農業上の土地利用との調和を図りつつ、農山漁村発イノベーション施設等の設置に
 係る手続の迅速化等のための措置等について検討すべきではないか。

・集落機能の補完の意味合いのみならず、「農山漁村発イノベーション」の主体としても、
 地域資源の保全・活用や農業振興等を行う
 農村地域づくり事業体の育成を図るべきではないか。

・「農山漁村発イノベーション」の推進に当たっては、特定地域づくり事業協同組合の
 仕組みの活用、都市部の起業家と農村とを結ぶプラットフォームの充実等による
 地域内外の人材のマッチング支援や、労働者協同組合の仕組みの活用を
 検討すべきではないか。


中間とりまとめの最後には、
これまで述べてきた観点に沿って施策を講じていくためには、
農林水産省の施策だけではなく、
関係府省・地方自治体・事業者と連携・協働し、
農村振興施策をフル活用して「地域政策の総合化」を図り、
地域に寄り添いながら、
現場ニーズの把握や課題解決を進めていくことが必要である。
さらに、地方自治体職員の減少に対応し、
各種の事務の大幅な簡素化により、
地域の農業者も含めた現場の負担の軽減を図ることも必要である。
と結ばれている。


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posted by オーライ!ニッポン会議 at 14:05| 犬も歩けば棒に当たる