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2025年10月08日

「和食」とは?「自然を尊重する」というこころに基づいた、日本人の食慣習

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「和食」とは?「自然を尊重する」というこころに基づいた、日本人の食慣習

日本の「食文化」をめぐる情勢について(令和7年9月)農林水産省によると
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaishoku_shokubunka/attach/pdf/index-556.pdf

「和食文化」とは、
@ 豊かな自然に恵まれた我が国では、食に関する多様な風俗慣習や技術(食文化)が形成・継承されている。
A 和食文化には明確な定義はなく、有識者から広く一般の方まで、それぞれの方が自らの経験の中で、和食文化について個々に解釈しているのが実情。としている。

ここでクイズ

1.ラーメンは和食かどうか?餃子は?

 和食展アンケート(2025年9月)より農林水産省作成したものでは、両方ともイエスと回答した人が59%

2.「和風の料理が好き」と答えた人の割合は?

@ 一世帯当たりの食関連支出額は近年増加傾向で推移しており、令和5(2023)年は103万9千円まで増加している。一方、和食関連は横ばい傾向で推移している。
A「和風の料理が好き」と答えた人の割合は減少傾向で推移しており、令和6(2024)年は41.6%まで低下している。※1998年には、68.5%だった。

3.和食の原点ともなる一人当たりの年間消費量の変化は?

 ・米の一人当たりの年間消費量は、2000年64.6kgから2023年51.1kgに減少
 ・味噌の一人当たりの年間消費量は、2000年4.3kgから3.5kgに減少
 ・醤油の一人当たりの年間消費量は、2000年8.2kgから2023年5.0kgに減少
 ・漬物の一世帯当たりの年間支出額は、2000年15,446円から2022年10,997円に減少

4.なぜ外国人は日本に旅行するのか?
 
@訪日外国人観光客が「訪日前に期待していたこと」(全国籍・地域、複数回答)
 1位 「日本食を食べること」(83.2%)出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」2023年年次報告
A訪日外国人が日本の地方旅行でしたいことは、「温泉・自然観光地訪問」(52%)に次いで、「郷土料理を食べる」(51%)出典:株式会社日本政策投資銀行・公益財団法人日本交通公社アジア・欧米豪訪日外国人旅行者の意向調査(2022年度版)
B令和6(2024)年旅行消費額のうち買い物代金が全体の29.5%を占めており、そのうち約25%が「食」関連消費とされるため(5,906億円)、訪日外国人旅行者の食関連消費は、飲食費17,440億円と合わせて約2.3兆円の消費と推測される。

農林水産省は、地域の食と、それを生み出す農林水産業を核として、訪日外国人の誘致を図る地域の取組を認定する「SAVOR JAPAN」制度をはじめ平成28年度の創設以降、令和7年8月時点で43地域が認定されている。※ SAVORとは、「味わう、楽しむ」という意味の英単語。
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posted by オーライ!ニッポン会議 at 16:26| 犬も歩けば棒に当たる