• もっと見る

2025年01月08日

「道の駅」の進化は止まらない!!!第3ステージの取組状況

PAK85_akaitaiyou15234553_TP_V.jpg
写真:ぱくたそ[ https://www.pakutaso.com

「道の駅」の進化は止まらない!!!第3ステージの取組状況

 道の駅は1993年に登録制度が創設され、現在全国に1221カ所あります。
当初はドライバーの休憩施設として利用されていたが、地元農家と連携した収穫物の販売、子育て応援施設の併設や移住相談窓口の設置など、次第に提供するサービスが多様化し、防災拠点としての役割も期待されて「防災道の駅」も出現しています。
 
 道の駅は、創設から四半世紀を経過して、2020年から新たなチャレンジ「道の駅」単体からまちぐるみの戦略的な取組へを進めています。
『地方創生・観光を加速する拠点』へと展開するとともに、プラスして『ネットワーク化で活力ある地域デザインにも貢献』を目指しています。

 これまで道の駅は、
第1ステージ (1993年〜)『通過する道路利用者のサービス提供の場』
第2ステージ (2013年〜)『道の駅自体が目的地』
第3ステージ(2020〜2025年)では、各「道の駅」における自由な発想と地元の熱意の下で、観光や防災など更なる地方創生に向けた取り組みを、官民の力を合わせて加速すること。更に、「道の駅」同士や民間企業、道路関係団体等との繋がりを面的に広げることによって、元気に稼ぐ地域経営の拠点として力を高めるとともに、新たな魅力を持つ地域づくりに貢献することを進めています。

有識者による『新「道の駅」のあり方検討会』の提言(令和元年11月18日)には、「2025年」に目指す3つの姿として、
@ 「道の駅」を世界ブランドへ
➁ 新「防災道の駅」が全国の安心拠点に
  地域防災計画に位置づけられた道の駅を約500駅
B あらゆる世代が活躍する舞台となる地域センターに
  ・子育て応援・・・ベビーコーナーの設置
  ・地域活性化プロジェクト(全国連絡会)・・・ECやアンテナショップ等も検討
  ・大学等との連携企画の実施・・・2020年〜全国コンテストを開始

2024年12月には、国土交通省は、道の駅を拠点に地域一体となったまちづくりを推進するため、省庁連携による支援の枠組みの創設と財政措置を含めて重点的に後押するとして、2025年1月から市町村向けの公募を始めた上で、2025年度からの3年間、機能強化を通じた地域の活性化を図る方針と報道されました。

●国土交通省
 「道の駅」第3ステージの最近の取組
 https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/michi-no-eki_third-stage/pdf12/03.pdf

●防災道の駅とは(令和3年6月11日初めて全国39駅を選定)
 https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001460.html

●新「道の駅」のあり方検討会 提言
 「道の駅」 第3ステージ地方創生・観光を加速する拠点へ
 https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/shin-michi-no-eki/pdf00/suggestion_3rd_stage.pdf

●時事通信
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024122300123&g=pol

●海外の道の駅(政府広報オンライン)
 インドネシアの「道の駅パケワ」
 https://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/html/202308/202308_07_jp.html

●道の駅のパンフレット(日本語、英語等の多言語)
 海外で道の駅の設置や運営に取り組む関係者向けのつくり方、効果や運営のハンドブック
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所
 https://scenic.ceri.go.jp/michi_no_eki_handbook/index.html

道の駅で、どのようなサービスを展開するのか?そして、どのように地域を活性化させのか?改めて地域資源の活用の観点から特産品開発の6次産業化、観光・交流ビジネスに注目が集まっています。

796

posted by オーライ!ニッポン会議 at 10:51| 犬も歩けば棒に当たる