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2021年03月31日

春は人事異動の季節。

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春は人事異動の季節。
またお世話になった懐かしい人が新たな門出に出発しました。
現場の情報を把握し、対応策、改善策を考えるのが公務員の仕事ですが、
学問としての研究の立場から深く分析考察することで、問題の複合的な
把握とその解決にむけて対策を講じるために、研究と施策立案実施の
両者を見事に進めた人がいます。
阪井さんは、和歌山県庁の職員として農業から移住定住、テレワーク、
サテライトオフィス、産業振興まで
幅広い分野で和歌山県の発展に力を尽くしながら、
その課題に研究者としての視点を得るべく、
和歌山大学大学院で学び、数々の研究論文を世に出しました。

農村の現状と都市農村交流、都市農村交流施策、
都市農村交流コミュニティビジネスにみる中間支援機能など
都市農村交流事業による地域づくりについての本を
出版されました。この本を読むと日本の都市農村交流の歴史がわかります!
今後の益々のご活躍を期待しています。
【都市農村交流事業による地域づくり】
〜農村における中間支援機能に注目して〜
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784811905938

阪井 加寿子(著)
発行:筑波書房
A5判120ページ 並製
価格1,800円+税
初版年月日2021年3月18日

序章 農村の現状と都市農村交流
第1章 都市農村交流の展開と研究の到達点
第2章 都市農村交流施策の展開
第3章 都市農村交流コミュニティビジネスにみる中間支援機能
第4章 都市住民の農村移住受入れにみる中間支援機能

阪井さんの問題意識は、農山漁村が活性化するためには、
中間支援組織が重要な役割を担い、発展持続することことが
鍵になるということであると思う。
農山漁村地域の活性化には、都市農村交流(グリーン・ツーリズム)と
六次産業化が推進されており、さらに細かく分析すると、
コミュニティビジネスとして取り組まれている。
それを和歌山県田辺市の「秋津野ガルテン」を詳細に分析論考している。
そして、農山漁村のコミュニティビジネスの担い手であり、
かつ、中間支援機能を担っているのだとしている。

※ 第16回オーライ!ニッポン大賞 受賞者の選定理由(評価のポイント)一覧
  https://blog.canpan.info/ohrai/archive/121

また、「第4章 都市住民の農村移住受入れにみる中間支援機能」では、
過疎高齢化している農村への移住定住を促進する
地域の中間支援機能について報告している。
中間支援機能は、地域外の都市に向けての「外向き」と
地域内の住民、関係団体との「内向き」の対応も担っている。
この中間支援機能の充実強化が地域にとって必要不可欠であり、
今後の更なる研究・成果の発表を期待したい。

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◆阪井さんの論文
・日本における都市農村交流をめぐる時代背景の変化と研究の特徴
・都市農村交流事業における中間支援機能の今日的意義
 http://repository.center.wakayama-u.ac.jp/ja/list/jtitle/AA12438820/16/--/item/2807

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 13:39| 犬も歩けば棒に当たる