• もっと見る

2021年03月01日

深く考える 3 【受講者にメリットが多い、オンラインセミナー】

06PHAD04.JPGroom_syosai.png
2月27日(土)、28日(日)の二日間を利用して、
思考法・発想法を鍛えるオンラインワークショップが開催されました。

【ワークショップの概要は、2021年02月08日のブログ
「思考法・発想法を鍛えるオンラインワークショップ(参加無料)」 
https://blog.canpan.info/ohrai/archive/370 をご覧ください。】

二日間オンラインのトラブルも無く、
以下の手順で、思考法・発想法を学びながら、
各自が抱えている、問題や課題をテーマに設定して
自分自身の考えを上手く整理してアイデアや解決策を導き出すという
頭脳作業を実施しました。

おおまなか流れは・・・・

1.参加者全員の自己紹介

2.主催者(司会)により、本日の趣旨、進め方、資料の確認

3.具体的な進め方の講義の聴講及び質疑応答

4.練習課題による演習
 (数時間にわたる演習は、オンラインをオフ画面にして、個人個人が演習)
 (演習は、事前に各自用意していた検討したい課題や問題をテーマにして
  エクセルに実態把握や英で等を書き込む)

5.演習した内容をチーム分けした他の参加者と共有し
  他の人がエクセルを書き込んだアイデア等をバケツリレーのように、
  メールで次の人に受け渡していく、
  自分の意見を追記するグループ演習を実施

6.最後に自分の課題・悩んでいることをテーマに、アイデアを整理する実習演習

7.そして最後に、結果を全員が順に発表する。

というところまで、行いました。

以前同じ研修を対面で実施した折には、
会議室等を借り切り、机に模造紙を置いて、
カード型の紙にアイデアを書いたり、
グループごとに意見交換しながら、作業を行いましたが、

今回は、新型コロナウイルス感染症がまだ収まらない、
2度目の緊急事態宣言中でもありましたので、
全て、ZOOMというオンラインミーティングアプリを活用して、
参加者は自宅から参加してワークショップを行いました。

アイデアを引き出す科学的な手法について、
一つだけ紹介すると、
接続詞に導かれて、事象や解決策のアイデアや、
また、別の角度からの現状を頭の中のから誘因想起させて、
次々と考えが巡り文字化するのです。

この接続詞を使った誘導の事例を
2021年02月26日ブログ 【深く考える 2】の文中で赤字で
示している文字が接続詞です。
https://blog.canpan.info/ohrai/archive/374

今回の参加者は約10名。
参加者の人数は、各自が演習中に、
講師(ファシリテーター)が適宜、
ひとりひとりの演習中のエクセルの内容を確認しながら、
進め方のアドバイスや不明点の応答をすることと、
最後の行った全員の発表時間を勘案して、
この人数を目安に参加者の定員を設定しています。

東京、千葉、群馬、山梨、京都、大阪、山口と
全国各地からのオンライン参加なので、
旅行する手間も費用も掛からず、
会場設営、片付けも不要となり、
講義の内容も自分のパソコンではっきり確認できるので、
すっきりと頭に入ってきました。

一方的な講義だけではないので、
演習が自分のスタイルでできました。
長時間参加した苦痛や疲労感、不満もなく、
演習中に、時折覗いてくれる講師の先生と、
わからないことなどもその時に質問もできます。
こんなこと皆の前で質問したら恥ずかしいなあと
質問を躊躇することもありません。

人と直接会って「わいわい」言いながら
研修する楽しさは重要ですが、
学ぶことに専心する方法として、
オンラインセミナーの可能性を感じました。
果して、思考法・発想法を鍛えられたのか?
自身の今後の脳作業レベルアップに密かに期待しています。
主催者は、参加された方々から頭で考えていたことの整理に
大変効果的だったという声の多さに受けて、また次回の企画を
予定しているそうです。
機会がありましたら、またご案内します。



376
posted by オーライ!ニッポン会議 at 12:35| 住民主体のワークショップ