2020年09月25日
得るカフェ「地域・社会のためにがんばる人を応援したい」
得るカフェ「地域・社会のためにがんばる人を応援したい」
8/28に開催した農山漁村コミュニティ・ビジネスセミナー「都市から農村へ運ぶ新しいエネルギー 祭りを媒体に変わるコミュニティ」【講師】一般社団法人マツリズム 代表理事 大原学 氏の開催結果について、「得るカフェ」サイトに紹介していただきました。
http://social-edus.net/20200807matsuri/
得る”Cafe”サイト管理人 いとう啓子さんは、地域や社会をよくしたいとがんばっている人や団体を応援したい、という思いで得る”Cafe”サイトをやっています。
これまで、取材者として地域や社会を少しでもよくしたいという人や団体に接してきました。
地域の課題を解決しようと奮闘している人、社会的弱者を支援している人たちは大勢います。
彼らの思いは熱く、とても熱心に活動されています。
しかしながら、残念なことに、地元ですら知られていないことも多いのです。
資金がなく、ボランティア状態で活動している人も多いので、活動に手一杯で、広報的なことまで手が回らないからです。
ホームページやSNSを使っている団体もありますが、効果的に発信ができているところは多くないと思います。
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http://social-edus.net/
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テレビ、新聞からさまざまな情報を収集し選択し行動する時代から、自ら企画し情報発信し社会に貢献する、社会や個人が連携して活動する情報化社会です。
そのために必要なのは、情報発信力です。
如何に多くの人に見てもらうか、知ってもらうか、参加あるいは協力(連携)するか、先ずは発信することが重要ではないかと思います。自分たちの活動を発信するためには、どうするか。
みんなの毎日を豊かにする、地域・市民活動、生涯学習などの情報を発信している「“得る”Cafe(エルカフェ)」サイトは、一般財団法人日本青年館が発行する月刊誌「社会教育」と連携し、そこから有志が集まり運営しています。
オーライ!ニッポンも農山漁村コミュニティ・ビジネスセミナーも大変お世話になっています。
情報の掲載費用はいっさいかかりません。
これから開催するイベントなどの告知、すでに開催したイベントなどのレポートを求めています。
“得る”Cafeのコンセプトは、
1、地域活動、市民活動、生涯学習などに関する情報を、収集・発信、共有する。
2、ネットワークを作る。
=いろんなテーマで活動する人や団体を紹介し、相互につながることを目指します。
3、わかりやすく発信する=専門用語をなるべく使わず、わかりやすく伝える。
事務局が掲載可否の判断を行いますが、複雑な手続きが不要です。
情報収集の面でも参考になります。
市民活動や社会教育の面でも「いま」の動きがつかめるのです。
仲間を集める、体験や講座を企画するなど多様なイベントの参加募集は参考になるでしょう。
イベントの開催結果の報告も投稿できます。
次回以降の募集も考えて、多くの人に知ってもらうには効果的です。
地域活動やネットワークづくりに、ぜひ情報発信してみてはいかがですか。
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posted by オーライ!ニッポン会議 at 13:00| 犬も歩けば棒に当たる
農林水産省農村振興局に設置された「新しい農村政策の在り方に関する検討会」
農林水産省農村振興局に設置された「新しい農村政策の在り方に関する検討会」の第4回検討会が開催され、農林水産省のホームページにその結果がアップされています。
会議の配布資料とともに、議事録が上がっており、検討会の議論の様子がわかります。
座長は、明治大学農学部教授。
8月28日に開催された第4回の検討会では、
(1)これまでの検討会における地域づくり人材の育成に関する主な御意見及び対応方向について
(2)地域づくり人材の育成の仕組み等の方向性について、意見交換がされています。
注目したいのは、「育成したい人材像(コーディネーター)の再整理」(配布資料のP36)
これまでの検討結果から、育成する人材は、市町村や農協の職員、実行まで地域に寄り添うことができる人材の育成が必要ではないかと議論されていました。
〇地域への「目配り」をする地方自治体職員の減少や態勢の脆弱化等の課題に対応し、地域(集落あるいはそれ以上の範囲)の活性化に向けて、
@ 地域の人々への動機づけや、地域の内発性を促す環境づくりを行い、
A 地域の状況(地域の歴史、地域資源や関係者の状況など)を把握し、
ともに活動を進めていくべき地域の範囲を設定の上、
B ワークショップ等により、地域における実践計画を作成し、
C 継続的かつ内発的な実践活動へ移行する
といったプロセスを、地域の実情に応じて組み立てながら、
地域の人々が自発的に、考え、気付き、行動できるよう継続的にコーディネートする人材。
〇農村地域及びそこで暮らす人々は、それぞれ個性を有しており、地域づくりに一義的な「解答」はないので、@からCのプロセスを機械的に組み立てるのではなく、地域ごとに合った「解法」を模索していける人材が求められる。
〇主に市町村職員を想定(都道府県職員等が必要に応じて補完的な役割を担うことも想定)
地方自治体の職員として、農林水産、社会教育、福祉、企画等の部局の職員、
農林水産普及指導員(都道府県)、農業委員、農地利用最適化推進委員(市町村)を想定
@ 動機付け(地域自らが取り組みたくなる環境づくり)
A 現状把握 地域の範囲の設定
B 実践(行動)計画づくり
C 実践活動への移行
これだけを見ているとどのような人材を育成しようというのか、わかるようで、わからない。しかし、第4回の検討会では、二人の農林水産省職員が農村に入り地域活性化に知恵や人脈を活用して地域を盛り上げている取り組みが紹介されています。目指すのはこのような地域の人々に寄り添いながらお手伝いするということなのでしょう。
次回は、複合経営などの多様な農業経営や地域の高付加価値化等の取組の推進等を通じた所得と雇用機会の確保についてを議題に10月上旬開催予定。
★農林水産省「新しい農村政策の在り方に関する検討会」のページ
第4回検討会(令和2年8月28日(金曜日))の配布資料、議事録もこのページから閲覧できます。(第1回から第4回の検討会の配布資料、議事録を見ることができます。)
https://www.maff.go.jp/j/study/nouson_kentokai/farm-village_meetting.html
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posted by オーライ!ニッポン会議 at 03:05| 犬も歩けば棒に当たる