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2020年07月08日

ちょっと気になる報告書

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なかなかアイデアが思いつかない、何かしたいけど、どうするか手順が見えないときなど、
資料や報告書をパラパラ見て、ヒントをつかむというようなことがあります。
感染症が広がり、なかなか事業が前のように進まない、
今後新たな対策や方針の参考になるものがないかと探している最中の人もいるでしょう。

1【大都市から地方への移住における社会経済的要因とは何か】
2【新型コロナウイルス感染症時代の観光促進】
3【学生・若者の起業実態や何をしているかを参考にする】

ちょっと、息抜きがてらに、面白いなと思った報告書を見つけました。

1【大都市から地方への移住における社会経済的要因とは何か】

東京等の大都市から、その人口を地方に移住させるには、何が要因になるのか、
地方への人口移動の流れを作ることが政府の重要な課題となっています。
2015年度の大都市から地方への人口移動データを対象として、
様々な社会・経済的な変数を用いた分析結果が公開されています。

分析結果からは、
1.人口が多い遠方の地域から移住者を誘致するよりも、
  近くの大都市から移住者を誘致した方が効果的である。
2.移住元で、第1次産業、第2次産業に従事している人は移住しにくいので、
  高等学校、大学卒業後の就業時に移住を誘致することができれば、
  その地域に長く定住する可能性があるとしています。

大都市から地方への移住における社会経済的要因の影響
-Elastic net回帰を用いたポアソン重力モデルによる分析-
独立法人 経済産業研究所
https://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/20j033.html


2【新型コロナウイルス感染症時代の観光促進】

観光は、域内消費に結ぶ直接効果が大きいとされています。
旅行消費が日本国内にもたらす経済効果(2017年 観光白書)
旅行消費による経済波及効果を算出しています。
旅行消費額は、2017年:27.1兆円(2016年:26.4兆円)
雇用誘発効果は、2017年:249万人(波及効果を含めた雇用誘発効果:472万人)
観光庁のHP  https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/kouka.html

裾野が広い、観光業をどう復活させるか、今後の観光の見通し対策など
コンパクトにまとまっています。
これまでのような観光の姿に戻ることは無い、新たな観光として、
再び感染症が広がるような様式の観光(人が密集する)のではなく、
3密にならないように、自然体験やアウトドアなどゆったりした景観や場所での
楽しみ方が求められています。

新しい観光様式について〜コロナ収束後、奈良県内に観光客を読み込むための一方策
一般財団法人南部経済研究所
http://www.nantoeri.or.jp/research/pdf/tokusyu/202007.pdf


3【学生・若者の起業実態や何をしているかを参考にする】

最後に、「関西地域における学生・若者起業家に関する実態調査報告書」を取り上げます。
株式会社帝国データバンク
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2019FY/000125.pdf

事例として紹介(P33)されている株式会社NEXERA大阪市西区 飛田恭兵さん
の研修事業・ボードゲーム受託開発事業の内容が面白いと思いました。
彼は、市場調査、出店、仕入れ、販売、広告、資金調達、から意思決定を行い、
利益を上げる経営の仕方を学べるボードゲームを開発しています。
ビジネスノウハウ獲得のために、ボードゲームを活用するというのは、ユニークです。
経営者の視点でゲーム感覚で事業経営の方法を学ぶのは、大変参考になります。
起業家が集まるところには、さらに起業が増える、面白い考えをする人の周りには、
新しいこと、面白いことをしようとする人が集まってくるのでしょう。
雲の合間に陽がさすように、明日へのヒントが見つかるように!
posted by オーライ!ニッポン会議 at 18:51| 犬も歩けば棒に当たる