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2020年04月06日

豊かな土地とは

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各地で山焼きが行わると春を感じる。山焼きは、草を焼くことで森になろうとする木々の芽を焼いて、草原の状態を維持する役割があり草原は、農耕や牧畜を行う人間社会には欠かせない地域である。かつて人類の祖先(類人猿)は森林から出でて草原で生活したという。最近では縄文時代も耕作していたという事実も明らかになっているが、どこでも地味が豊かであるわけではない。いろいろ試した経験則で作物が多くなる土地を見つけてきたのに違いない。また、焼き畑農業を行ってきたから数年すれば、移動せざるを得なかったという。そうして、新たな土地へと人類は広がっていったのだ。
先日、テレビを見ていたら渡良遊水地でヨシ焼きが行われると報道していた。今年はコロナウイルス感染対策上、見物は控えて欲しいということであったが、関東の渡良瀬遊水地は、栃木県、群馬県、埼玉県、茨城県の4県にまたがる日本最大級の遊水地である。
足尾銅山の鉱毒を沈殿させることで無害化することを目的に渡良瀬川下流に作られた日本最大の遊水池であり2012年7月3日、ラムサール条約の登録湿地になった。
この湿地にあった谷中村は、渡良瀬川流域の土砂が流れ込むためか豊かな農地であり、1年耕作すれば7年食べていけるほどの実り豊かな農地であった。
エジプト文明を支えたナイル川も毎年起こる氾濫による肥沃な大地が運ばれてきたが、四大文明発祥地はいずれも大河のほとりにあり、その大河が運んだ肥沃な大地が農作物の方策を支えていた。
そして、この肥沃の土地からやせた土地への移動が農業の技術革新、例えば肥料の開発が人類の人口増加と文化の発展を促してきた。
posted by オーライ!ニッポン会議 at 18:20| 犬も歩けば棒に当たる