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2019年02月15日

第16回オーライ!ニッポン大賞表彰式を3月20日(水)に開催します。(参加者募集、無料)

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第16回オーライ!ニッポン大賞に募集にご支援ご協力いただいた皆様誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。
 今後、審査委員会等を経て、3月初旬をめどに受賞者をオーライ!ニッポンWEBサイト等で発表します。
 第16回オーライ!ニッポン大賞表彰式は、来る3月20日(水)に開催する予定としております。表彰式では、養老孟司代表の講演他、第16回オーライ!ニッポン大賞受賞者から取り組み内容の紹介等を併せて行う予定です。
農山漁村地域における都市と農山漁村の交流、地方創生、集落活性化など「都市のチカラ部門」「学生若者カツヤク部門」「農山漁村イキキ実践部門」の優れた事例をご紹介予定です。
只今から表彰式(表彰式、講演、事例発表)への参加者を募集いたします。
 農山漁村の活性化や農山漁村コミュニティ・ビジネスのご参考にしていただければ幸いです。
 ご参加(参加無料)をご希望される方は、下記のWEBサイトからお申込みください。
なお、表彰式後の交流会(詳細調整中)も参加される場合は会費制となります。
https://www.kouryu.or.jp/information/20190215_220/
受賞者は決まり次第、まちむら交流きこうWEBサイト等で発表いたします。

日時:平成31年3月20日(水)13:30〜16:30
会場:コンベンションルーム「AP新橋」4階
   東京都港区新橋1−12−9
   A−PLACE新橋駅前
主催:オーライ!ニッポン会議
協賛:協力 一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構
後援:総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、
   経済産業省、国土交通省、環境省、一般社団法人日本経済団体連合会
全国知事会、全国市長会、全国町村会

表彰式のチラシ
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3月20日表彰式ちらし20190214.pdf

 表彰式にご参加された方には、第16回受賞者の活動内容を紹介したパンフレットを当日差し上げます。

「都市と農山漁村の共生・対流(オーライ!ニッポン)」とは、都市と農山漁村に住む双方の人々の交流を盛んにし、都市と農山漁村の間で「人・もの・情報」が絶えず循環する社会を生み出すことで、ゆとりのある生活の実現や日本の経済の活性化を図る事を目的に推進する国民運動です。
「オーライ!ニッポン大賞」では、各地で取り組まれている「都市と農山漁村の共生・対流」の活動を讃え、その活動の様子を全国的に紹介することで、更なる推進を図ることを目的に実施します。
posted by オーライ!ニッポン会議 at 17:11| オーライ!ニッポン

「にぎやかそ」

地方創生の目指す成果は、人口減少が進む農山漁村に都会から若者の移住定住を促進であるが、その具体策として、サテライトオフィスが注目されている。
仕事を都市から移す「移業」と呼んでいるのは、明治大学の小田切徳美 教授。

小田切教授の「にぎやかな過疎」をつくる―農山漁村の地方創生―(2019年1月7日)の論説が全国町村会機関誌『町村週報』のWEBサイトで紹介されている。
http://www.zck.or.jp/site/column-article/16740.html

小田切先生は、徳島県美波町のまちづくりのキャッチフレーズを「“にぎやかそ”にぎやかな過疎の町 美波町」と定め、2018年12月1日に「にぎやかな過疎宣言」したことを取り上げ、サテライトオフィスが仕事を生み、それを支援する会社も設立され、さらに移住した若者が祭りをはじめとする各種の地域活動に参加や複数の飲食店の新規開業も生じているという。
また、福島県三島町、愛知県東栄町、鳥取県智頭町、山口県阿武町、同県周防大島町なども移住による新たな変化出ているとし、このような地域を田園回帰の「ホットスポット」、「人が人を呼ぶ」とし、起業が別のしごとを生み出すような関係も出現して、「にぎやかさ」を実感できる場となり始めていると述べている。


徳島県美波町の魅力を発信するため まちづくりのキャッチフレーズ「にぎやかそ」を策定

高齢化率が45%を超す美波町では、今後も人口減少局面が続くことが予想されています。こうした厳しい現実にしっかりと向き合いながら、人口減少の進む過疎の町であっても、内外から人が集い、開業や起業が相次ぐにぎやかな町を、このキャッチフレーズとロゴのもと、関係者一丸となって目指すことを宣言いたします。
https://www.town.minami.tokushima.jp/docs/2018120400059/
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posted by オーライ!ニッポン会議 at 14:18| コミュニティビジネス

【移住者が拓く農泊事業】NPO法人 美しい村・鶴居村観光協会 事務局長 服部 政人 氏(北海道 鶴居村)

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「私は酪農の応援団です。!!」
毎回、農山漁村コミュニティビジネスセミナーを終えて感じるのは、ケーススタディを学ぶことも重要ですが、何を考えて、どう取り組み、その過程で起きた事象に、どのように対処したかのプロセス、そのプロセスを支えた情熱の重要性を感じます。
私は酪農の応援団と話す奥さんの佐知子さんは、調理の勉強をして、農家レストラン「ハートン・ツリー」を開業したいと思っていました。政人さんは、酪農ヘルパー等の経験を積みながら鶴居村の交流事業の鍵となる観光協会のNPO法人として発足したNPO法人 美しい村・鶴居村観光協会の事務局長として村のPR,観光交流の取り組みを推進しています。
移住したとき、小学生だった3人の子どもたちの成人し、末っ子の次男が後継者として昨年帰村しました。具体的な経営の数字もみせていただきましたが、28年度から29年度へは、ほぼ倍増する売上を上げています。なぜか理由はあるのですかと問うと、子どもが継ぐとこになって覚悟ができたと笑わせました。夫婦ふたりで事業は終わりと思っていたところ、志を引き継ぎ発展させいこうと覚悟で家族一丸となってさらに前進するそうです。
後継者の次男は、「ほっかいどう未来チャレンジ基金」によりこの9月から6か月間、イタリアの料理学校に留学し本場イタリアで地域の伝統食材や料理を見直す「スローフード」発祥の地で食文化を学び北海道の食を通じたメニュー開発に活かしていこうとしています。
服部さんのお話で強く印象を受けたのは、

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1.地域資源を活かした交流が農業と地域を再生すること。
2.交流の重要なコンテンツは、「食」「自然」「会話」であること。
  ・農家民宿やゲストハウスの魅力は、宿泊者等との会話。
  ・サービス化やAI化が進めば進むほど人間的な会話がある空間、時間は重要
3.農家レストラン「ハートン・ツリー」から農家民宿、体験教室、
  さらに特産チーズの製造・販売へと交流事業から特産品生産事業まで6次産業化を
  着実に展開していること。
4.観光交流を運営するなかでのさまざまな工夫がされてきたころ。
  ・苦労したこともあるWOOFの受入が大きな人脈的効果を上げている。
  ・食を通じた交流のたのしさが、どこにもないオリジナル性を発揮し
   リピータを呼び込んでいること。
  ・トウモロコシを食べる丹頂、農業に被害も与えるが大切な自然環境を守り
   後世に伝えるための、地道な追い払い作業隊活動など大勢の人が参加して維持できること。
  ・さまざまな予約サイトを活用して集客するうえで、キャンセル率を減少さるには、
   予約対応、質問などの細やかな対応をアウトソーシングすること。
5.地域の学校の食育として、酪農、チーズのすばらしさを伝え、イメージを一新させるなど、
  地域内のこどもにも誇れるものと伝える必要性。
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丹頂と酪農の美しい村「鶴居」 
北海道の鶴居村は、人口2,524人(平成30年4月末住民登録人口)。
北海道の東部、釧路市の北部に隣接し、釧路湿原上流部にあり酪農業が主要産業です。
特別天然記念物の丹頂鶴は、毎年11月頃から見られ、鶴見台や鶴居伊藤サンクチュアリ、
雪裡橋などで多くのタンチョウが観察できます。
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村内の酪農家はそれぞれ広大で豊かな草地を持ち、毎日熱意と技術をかけて乳生産を行っています。また夏に発生する海霧も、牛たちが苦手な暑さをやわらげる恵みの気候風土。鶴居村では自然と酪農家の努力によって、品質の高い生乳が生産されています。
 2002年オープンの「鶴居村農畜産物加工施設 酪楽館」は、鶴居産のフレッシュな生乳を使い、ナチュラルチーズをていねいな手作りで製造しセミハードタイプ5種のチーズを「鶴居」と言う名称で製造し、2007年に中央酪農会議主催の「ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」で最優秀賞の「農林水産大臣賞」を受賞したのを皮切りに、その後連続して上位受賞に輝いています。
 小さな村の栄えあるチーズは、「酪楽館」や「鶴居たんちょうプラザ つるぼーの家」などで販売中です。農家レストラン「ハートン・ツリー」の食は重要なコンテンツ。
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美しい村・鶴居村観光協会は、「5泊以上の長期滞在型観光ツアーを実施」「タンチョウの観察、チーズづくり体験、フットパス等地域資源を活用した交流活動」「農業者や商工業者など地域の多様な団体と連携し、農泊や商品企画、特産品販売など観光地づくり」を推進しています。
その結果、長期滞在型観光ツアー参加者が12人から68人と5倍以上増加(H23-27) うち、外国人の長期滞在型観光ツアー参加者も増加傾向。鶴居村の観光入り込み客数が約17万人から約19万人に増加(H24-27)しています。
こうした活動を評価されて、平成28年10月17日に内閣官房及び農林水産省が主催する「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第3回選定)農山漁村活性化の優良事例として選定されています。
美しい村・鶴居村観光協会は、農林水産省の農山漁村振興事業(農泊事業)により、丹頂鶴、釧路湿原、酪農といった観光資源に地域交流を組み入れた鶴居ならでは、観光交流事業、訪日外国人の旅行客の増加を目指して、台湾を中心としたサイクルツーリズムや東南アジアからの観光客誘致を重点的に長期滞在型観光による村内消費に引き続き力を注いでいます。

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服部さんの活動経緯メモ

○ 移住後の時系列の流れについて
  ・平成3年に会社を退職後、家族4人で大阪から北海道鶴居村に移住。
   標茶町育成牧場で臨時職員として勤務。
  ・その後、平成4年、鶴居村酪農ヘルパー利用組合に正職員として採用され、
  ・平成11年に、農地を取得するとともに、阿寒連峰から湿原が見渡せる丘の上に、
   小動物のふれあい牧場とファームレストラン「ハートン・ツリー」を開店、
   地元食材の牛乳にこだわった手作り料理を提供している。
  ・その後、都会では味わえないのんびりした時間を提供したいとファームインを
   平成12年オープン。
   農作業のサポートと田舎からのグローバルな情報発信を目的に海外青年の
   ホームステイを平成11年から受け入れている。
  ・村内の酪農家と協力して、グリーン・ツーリズム組織「鶴居村あぐりねっとわーく」を
   平成15年に立ち上げ、農業体験や農泊の企画・運営を進めるなど、
   地域に溶け込んだ新しいビジネスの展開や、外国人との交流による鶴居村の
   魅力発信などを展開。
  ・平成18年 第2のライフスタイルを精力的に満喫している点が評価されて、
   第4回(平成18年度)オーライ!ニッポン大賞ライフスタイル賞受賞。

○ 受賞後の活動について。
  カマンベールチーズは、平成25年から製造販売
○ チーズは、個人で製造
○ 鶴居村では、酪農が盛んであるがチーズを製造販売しているのは、
 (株)鶴居村振興公社 チーズ製造施設「酪楽館」のみ。
○ 今後、今後5頭程度の酪農事業に興味をもっている。
○ 後継者は、昨年次男(3番目)が後継者として帰村。
○ 交流事業と加工事業の入り方はどちらが先にすべきか悩む場合は、
  交流事業(農泊、ゲストハウス)が先と考えますが、加工品(食としての特産品)の
  展開も大事。
○ 交流事業と加工事業のウエイトについて、交流事業(70%)と加工事業(30%)が
  良いと思う。

ハートン・ツリー
https://heartntree.jimdo.com/

NPO法人 美しい村・鶴居村観光協会
http://tsurui-kanko.com/

posted by オーライ!ニッポン会議 at 10:27| コミュニティビジネス