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2026年01月21日

第20回オーライ!ニッポン大賞受賞者にみる地域課題とその解決成果を質的調査分析してみました!

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第20回オーライ!ニッポン大賞受賞者にみる地域課題とその解決成果

 第20回オーライ!ニッポン大賞受賞者(11団体・者)の活動内容から地域活性化(地域再生)の最新の現場取組状況とその果たした効果・貢献について、51個のデータに抽出しその要素から質的分析しました。質的統合法(KJ法)あらゆる人にとって、自身で考え判断することが容易できる思考方法です。

●最終結果

『地域や子どもたちへの思いを大切にして、試行錯誤を繰り返しながら、さまざまな人の協力を得つつ、悲壮感よりも楽しみながら、取り組みんできた成果が好循環を生んでいる。』

1.子どものことを考え、仕事も暮らしも楽しみながら、取り組むには、
  豊かな農山漁村の自然がのんびりとさせ効果が大きいいのではないか?
  都会人も気づいている自然環境は将来さらに大事になる!
2.観光客の減少、耕作放棄地の増加、過疎化、高齢化、店舗撤退の様々な課題に対して、
  自らなんとかしようと立ち上がる自立性の高さと一歩一歩着実に進める取組は、
  参加者を集めるきっかけにもなっている。
3.空き家の活用、都市から遠い、商品及びサービス開発に人手が足りないといった
  課題満載状態でも着実に課題解決のチャンスがあると信じて、
  常に前進して取り組むマインド。
4.食から農を活かし、「おむすびや」や「飲食・宿泊業」を展開する
  「コミュニティビジネスを立上げる。CSAなど農業への連携は、
  農山漁村の新たなビジネスとして大いに注目される「食」という
  人間が生きるうえでの最重要な問題をどう生かすか?
  これからの地域の行く末を鍵となる。
5.産学官による取組により専門性や知見を高め地域の課題に向かって
  諦めず持続的に展開する、その多様性と先見性が大きな成果を齎している。
6.自営業、農業、公務員、多くの分野の人々が協力して
  伝統文化や消防団の地域活動への参加や流域での活性化など視野が広く持ち、
  多様な分野との連携が人も地域も豊にする。

 なお、第20回オーライ!ニッポン大賞受賞者の具体的な活動内容及び評価等は、以下の受賞パンフレットから見ることができます。
dai20kaisml-圧縮.pdf

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2025-12-11 発出
2026-01-21 更新
posted by オーライ!ニッポン会議 at 10:55| オーライ!ニッポン

2025年12月08日

地域をみつめ、地域を動かす「國學院大學観光まちづくり学部」

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地域をみつめ、地域を動かす「國學院大學観光まちづくり学部」

 國學院大學観光まちづくり学部のガイドブック「観光まちづくり」が同大学の先生から送っていただきました。
 小職は、従来の観光視点よりも、まちづくりに力点が置いて本誌を拝見しました。副題に、地域をみつめ、地域を動かすとあるように、人が生み出す、観光資源や観光文化にどうつくり、地域の魅力を高め、そこに人をいざなうか?そのように追究しているように思います。
最新号の第5号のみならず、4号、3号もWEBから閲覧が可能です。

第5号 2025 November
https://img-kokugakuin.com/wp/wp-content/uploads/2025/11/kanko-machi-dukuri_vol5-1.pdf
 特集 人と伝統の技でつくる観光まちづくり
 北海道平取町 アイヌ文化が息づく観光まちづくり ―未来へつなぐ
 富山県南砺市 城端・井波 越中の伝統文化を継承する ひとづくり・ものづくり

第4号 2024 November
https://www.kokugakuin.ac.jp/assets/uploads/2024/11/kanko-machi-dukuri_vol4.pdf
 特集 自然の恵みが息づく観光まちづくり
 岩手県気仙郡住田町 自然とともに生き人が人を呼ぶ 住田流まちづくり
 岐阜県郡上市石徹白地区 “源”の集落で起こり続ける温故知新

第3号 2023 November
https://www.kokugakuin.ac.jp/assets/uploads/2024/01/19c23471feb32af3a44370e1994a2427.pdf
 特集アートと響き合う観光まちづくり
 神楽と温泉街の融合がにぎわいを創出 島根県大田市温泉津
 持続可能な暮らしと表現活動が豊かな風景を生み出すまち 神奈川県相模原市藤野

・國學院大學観光まちづくり学部
 https://www.kokugakuin.ac.jp/education/fd/tourism

posted by オーライ!ニッポン会議 at 15:25| オーライ!ニッポン

2025年11月27日

「プロボノワーカーの募集」ふるさとプロボノによる地域活性化支援途中経過!

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ふるさとプロボノによる地域活性化支援

 第20回オーライ!ニッポン大賞の応募の特典として、初めてチャレンジした「ふるさとプロボノとの連携」については、具体的案進め方の2回のオンライン会議の後、それぞれの応募者の課題等のニーズに基づき、認定NPO法人サービスグラントと連携しふるさとプロボノの支援を実施しています。
 
 プロボノとは一般の社会人が職業上のスキル・経験を活かしたボランティア活動を行うこと。このプロボノの農山漁村地域での活動を「ふるさとプロボノ」と言います。
 
 この支援方法は、地域活性化には、交流人口増加だけでなく、関係人口増加の重要性が高まっていることを背景に、この都市からのボランティアを仲介するプロボノ活動は、関係人口づくりの新たな切り口として期待されています。
 
 ふるさとプロボノ支援実施には、当初の相談活動、意思の疎通が行われることが課題であることから、この業務に精通している認定NPO法人サービスグラントのふるさとプロボノと連携実施事業として、都市からの専門家を講師として「どのようなことを地域が望むのか」「課題解決にむけて地域がどう実施したいのか」等のオンラインワークショップの実施や相談活動を実施いたしました。そして具体的にプロボノワーカーの募集から手始めに動きははじめております。
 今回は、今まさに、オーライ!ニッポンの仲間がプロボノワーカーの募集をはじめようとしている様子をご紹介します。
 
@【業務フロー可視化と改善提案】
★きみの地域づくり学校運営協議会
 https://grant.community/projects/1438

A活動概要・実績・強みをまとめた事業紹介資料の作成
★いえしまコンシェルジュ株式会社
 https://grant.community/projects/1364

B【クラファン事前販売用のページ作成支援】
★NPO法人 雪浦あんばんね
 https://grant.community/projects/1288

 高齢化、人口減少がさらに加速し、人という資源の圧倒的な不足が見込まれる中で、各地域内のみならず、地域と都市の人と人が、いかに共助の仕組みでつながることができるのか。
 関係人口づくりにおいても、課題共有ができるコアな層を増やすことができる「ふるさとプロボノ」が動き出しています。

 なお、プロボノは、「仕事の経験・スキル等をボランティアとして提供し、社会課題解決に成果をもたらすこと」と定義しています。プロボノは、ボランティア活動の一種であり、原則として「無償」で、地域活動やNPOの活動を支援するものです。
 報酬や作業の対価といったものは無償なのですが、ふるさとプロボノの場合、遠方からの移動が発生する際に、交通費を(一部でも)補助するといったことがあるとプロボノワーカー側の負担軽減になり、より手が挙がりやすくなります。

◎参考
 朝日新聞SDGs ACTION!は、サステナビリティに取り組む人を応援するメディアです
 2023.06.09 (最終更新:2023.06.09)
 プロボノとは? メリットやボランティアとの違い、探し方などを解説
 https://www.asahi.com/sdgs/article/14928258?msockid=0444a84ca50f695114adbafea47568b2

・ふるさとプロボノを実施したい方は、下記へ相談連絡ください。
 認定NPO法人 サービスグラント 嵯峨 生馬 [ファウンダー]
 saga*servicegrant.or.jp *を@に置き換えて連絡ください。

・オーライ!ニッポン大賞や地域活性化については、下記へ相談連絡ください。
 オーライ!ニッポン事務局  alrightnippon*kouryu.or.jp
 *を@に置き換えて連絡ください。

posted by オーライ!ニッポン会議 at 11:51| オーライ!ニッポン

2025年11月26日

第20回オーライ!ニッポン大賞審査委員会長賞受賞「やったろうde高島」がテレビで放映されました。

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第20回オーライ!ニッポン大賞審査委員会長賞受賞
「やったろうde高島」がテレビで放映されました。

●サンゴ保全に貢献「やったろうde高島」がオーライ!ニッポン大賞「審査委員会長賞」受賞 | 長崎ニュース | NCC長崎文化放送
https://share.google/lBAiV5QsYBWPEwx02

●“オーライ!ニッポン大賞”で表彰「やったろうde高島」海の資源を活用した活動を評価《長崎》(2025年11月25日掲載)|NIB NEWS NNN
https://share.google/CHUWNpuk7w9Zin4Ga


posted by オーライ!ニッポン会議 at 16:04| オーライ!ニッポン

2025年11月05日

第20回オーライ!ニッポン大賞の受賞パンフレット内容を公開します。

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第20回オーライ!ニッポン大賞の受賞パンフレット内容を公開します。
下記のファイルをダウンロードしてください。
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■第20回 オーライ!ニッポン大賞 受賞者
【オーライ!ニッポン大賞グランプリ】内閣総理大臣賞1件
 1.特定非営利活動法人 SET(岩手県陸前高田市)
【オーライ!ニッポン大賞】3件
 2.特定非営利活動法人 鳴子の米プロジェクト(宮城県大崎市)
 3.特定非営利活動法人 きみの定住を支援する会(和歌山県紀美野町)
 4.特定非営利活動法人 ASO田園空間博物館 道の駅阿蘇(熊本県阿蘇市)
【オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞】3件
 5.ノートルダム清心女子大学 × 百姓のわざ伝承グループ(岡山県高梁市)
 6.やったろうde高島(長崎県長崎市)
 7.特定非営利活動法人 頴娃おこそ会(鹿児島県南九州市)
【オーライ!ニッポン ライフスタイル賞】4者
 8.今井 亮輔(いまい りょうすけ)氏(北海道壮瞥町)
 9.石坂 真悟(いしざか しんご)氏(山梨県小菅村)
 10.黒川 喜美恵(くろかわ きみえ)氏(徳島県阿南市)
 11.渡辺 督郎(わたなべ とくろう)氏(長崎県西海市)

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 12:10| オーライ!ニッポン

2025年11月04日

【第20回 オーライ!ニッポン大賞表彰式】を開催しました

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第20回 オーライ!ニッポン大賞表彰式& セミナー「関係人口づくり」の最先端

 オーライ!ニッポンがはじまった2003(平成15)年というのは、新型肺炎SARSが流行し、養老孟司先生の「バカの壁」(新潮新書)が4月10日販売(その後450万部)されベストセラーになった年です。景気も悪く、完全失業率5.4%の当時の過去最悪であり大卒就職内定率60%の過去最低の就職氷河期でした。
 そこで、小泉(純一郎)内閣は、「民間でできることは民間に」、「地方でできることは地方に」の基本的立場に基づき、「聖域なき構造改革」に精力的に取り組み、公共事業を2002(平成14)年度予算から思い切った「選択と集中」を図りました。
 そして、2004(平成16)年度予算からは、新たに導入された政策群の中に「都市と農山漁村の共生・対流の推進」が総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省、環境省の共通政策目標として、掲げられ【都市と農山漁村を双方向で行き交うライフスタイルを実現】する施策の支援が展開されました。
 その取組の成果として優れた事例を世の中に広く紹介する目的によりオーライ!ニッポン大賞が始まりました。一言でいうなら、都市生活と田舎暮らしの二重生活のススメです。人間が動物として本来持っていた感覚能力を取り戻すために、田舎暮らしをして、自然そのものとつきあうことを進める運動です、1年に1か月でも良い、廃屋を借りて少しずつ修理して暮らしても良いし、農家や山の仕事を手伝っても良い、都市生活者は自然と向きあうことで衰えた感覚を回復することができる。都市と田舎の往来を進めて、人間も日本も元気にAllright(オーライ)になろうという国民運動です。今回素晴らしい取り組みが選ばれました。

日時:10月31日(金)13:30〜17:00
会場:東京コンベンションホール 大ホールB
   東京都中央区京橋三丁目1−1 東京スクエアガーデン5F
   東京コンベンションホール  TEL:03-5542-1995
主催:オーライ!ニッポン会議
協賛/協力:一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構

●●●プログラム●●●

第1部 13時30分 
 @主催者挨拶 オーライ!ニッポン会議 副代表 平野啓子
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 A来賓挨拶 農林水産省 農村振興局 農村政策部
         都市農村交流課長 廣川正英 氏
 B表彰状等授与
 C記念撮影
 D副賞の目録授与 (一財)都市農山漁村交流活性化機構
           理事長 須藤徳之
 E記念講演  オーライ!ニッポン会議 代表 養老孟司
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第2部 15時00分 
 @3分スピーチ(受賞者の活動内容等の紹介)
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 A講評   明治大学 農学部 教授 竹本田持
      (オーライ!ニッポン大賞審査委員 会長)
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 Bセミナー「関係人口づくり」の最先端
       講師:NPO法人サービスグラント
          ファウンダー 嵯峨生馬 氏
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■第20回 オーライ!ニッポン大賞 受賞者
【オーライ!ニッポン大賞グランプリ】内閣総理大臣賞1件
 1.特定非営利活動法人 SET(岩手県陸前高田市)
【オーライ!ニッポン大賞】3件
 2.特定非営利活動法人 鳴子の米プロジェクト(宮城県大崎市)
 3.特定非営利活動法人 きみの定住を支援する会(和歌山県紀美野町)
 4.特定非営利活動法人 ASO田園空間博物館 道の駅阿蘇(熊本県阿蘇市)
【オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞】3件
 5.ノートルダム清心女子大学 × 百姓のわざ伝承グループ(岡山県高梁市)
 6.やったろうde高島(長崎県長崎市)
 7.特定非営利活動法人 頴娃おこそ会(鹿児島県南九州市)
【オーライ!ニッポン ライフスタイル賞】4件
 8.今井 亮輔(いまい りょうすけ)氏(北海道壮瞥町)
 9.石坂 真悟(いしざか しんご)氏(山梨県小菅村)
 10.黒川 喜美恵(くろかわ きみえ)氏(徳島県阿南市)
 11.渡辺 督郎(わたなべ とくろう)氏(長崎県西海市)

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参加者限定資料配布
「関係人口づくりの最先端」嵯峨生馬氏資料.pdf
posted by オーライ!ニッポン会議 at 13:31| オーライ!ニッポン

2025年09月16日

◆第20回オーライ!ニッポン大賞J ライフスタイル賞 渡辺督郎 氏(長崎県西海市)

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◆第20回オーライ!ニッポン大賞Jライフスタイル賞
渡辺督郎 氏(長崎県西海市)

 26歳の時、青年海外協力隊事業に参加。帰国して自分の生まれ故郷の過疎化が気になり始めた。30歳の時、空き家になっていた祖母の家で学習塾を始めた。1999年地域回遊型のイベント雪浦ウィークを企画、運営を始めた。このイベントをきっかけに地域づくりに真剣に取り組むこととなる。2015年に地域づくりNPO法人を立上げて仲間たちと、ウェルビーングを感じられる地域を創ろうと、日夜、地域資源を生かした観光地域づくりに取組んでいる。2022年には、株式会社ゆきのうらを立上げ、オスピタリタ・ディフーザ雪浦というタイトルで分散型のおもてなしに取組んでいる。1人、1軒、1店舗が頑張るのではなく、地域で連携して、宿泊、飲食、体験をそれぞれが担いながら、訪れる人も、迎える人も、楽しみながら活動できる地域を目指している。地域に居酒屋はないものの、週1、金曜日だけのビアホールを開催、地域の人々と旅人たちの出会いの場にもなっている。地域のお店の閉店という事態にも仲間を巻き込み救うのはもはやこの人しかいない、という存在感は高く評価された。

オーライ!ニッポン会議
posted by オーライ!ニッポン会議 at 15:23| オーライ!ニッポン

◆第20回オーライ!ニッポン大賞ライフスタイル賞I 黒川喜美恵 氏(徳島県阿南市)

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◆第20回オーライ!ニッポン大賞ライフスタイル賞I
黒川喜美恵 氏 (徳島県阿南市)

 震災が起きて流通が止まった時、お金があっても食べものがないのだと痛感した。作れる人になりたい、作れる場所に暮らしたい思いが募り「作る」ができる場所を探し、未知の土地に移住した。近所の人から借りた畑を耕し農作業をスタート。暮らし始めた地域は水が綺麗なところで稲作が盛んだが、お米の消費量は減っていたので何か加工品にできないかとパンを焼き始めたところ地域にパン屋がないからと熱望され週に一度営業のパン屋を開業。同じころ、子どもが通う学校に学童保育がなく鍵っ子になってしまうのが心配で学童保育を立ち上げた。「子どもたちが地域の人たちをもてなす食堂」として「子どもの食堂」も立ち上げた。食を大事にし、「自分でつくる」ことの楽しさを伝播させているライフスタイルは高く評価された。

オーライ!ニッポン会議



posted by オーライ!ニッポン会議 at 15:20| オーライ!ニッポン

◆第20回オーライ!ニッポン大賞Hライフスタイル賞 石坂真悟 氏(山梨県小菅村)

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◆第20回オーライ!ニッポン大賞Hライフスタイル賞
石坂真悟 氏 (山梨県小菅村)

 東京農大と小菅村との協働の取り組みである源流大学の実習や村の資源のプログラム化を、地域おこし協力隊員とともにブラッシュアップしている。源流大学では、体験を重視していた実習から、販売を見込んだ野菜づくりや商品開発に向けたブランディング講座等を盛り込み、より農山村の現場に即した実践的な実習を行えるように計画を立てている。妻と2歳の娘の3人で隣の市に住んでいるが、仕事も暮らしも充実。休日は村のイベントに参加したり、最寄り駅から農作業に参加する方をピックアップして娘と村に向かうなど、隣市に住んだことにより、村(駅がない)へお連れすることができるようになった。過疎高齢化した山村地域の伝統芸能の継承するために、地域の伝統芸能の舞手やリーダーも務め、地域住民の安全安心を守る消防団にも移住当初から所属し、現在も部長の役職に就き活動をおこなっている。過疎高齢化した山村地域の伝統芸能を守り、農山村に住む人々の知恵や文化の継承に力を入れている。さらに、多摩川流域の地域との連携を図るなど源流地域の活性化だけでなく流域全体の活性化にまで発展していることを高く評価された。

オーライ!ニッポン会議
posted by オーライ!ニッポン会議 at 15:16| オーライ!ニッポン

◆第20回オーライ!ニッポン大賞Gライフスタイル賞 今井亮輔 氏(北海道壮瞥町)

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◆第20回オーライ!ニッポン大賞Gライフスタイル賞
今井亮輔 氏 (北海道壮瞥町)

 昔から、豊かな資源を持っている田舎が大好きで、田舎の豊かさを守っていきたい、そのためには都会生活者の需要と、田舎の豊かな資源を結びたいと考えていた。40歳を前に、洞爺湖畔でぼんやりと湖に移る雲や中島を眺めている時に「ここに住みたい!」と強く感じ、自然派ワインやチーズなどを集め、地域の農作物や加工品、観光資源といった豊かな資源を楽しんでもらうことで、都会生活者とのよい循環が生まれると考えて2021年11月に地域おこし協力隊に着任し、2022年8月には地域の方々の協力も得ながら無事に「ヨツカド商店」というワインやチーズなどの小売店兼カフェをオープン。北海道地域おこし協力隊ネットワークの副代表幹事の1人として活動もしている。オンラインコミュニケーションを活用して北海道の小さな町に住んでいても東京も北海道でも同じ条件でビジネスもできる。そうした可能性を切り開いてくれると感じられるとその将来性を高く評価された。

オーライ!ニッポン会議
posted by オーライ!ニッポン会議 at 15:12| オーライ!ニッポン

◆第20回オーライ!ニッポン大賞F 審査委員会長賞 特定非営利活動法人頴娃おこそ会(鹿児島県南九州市)

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◆第20回オーライ!ニッポン大賞F 審査委員会長賞
特定非営利活動法人頴娃おこそ会(鹿児島県南九州市)

 「後継ぎのいるまちをつくる」に則したプロジェクト制により都市との交流及びその資源となる空き家の活用、農業の観光的な活用により各種プロジェクトに取り組み農山漁村が本来持っている者を地域内の様々な人々と連携することで地域の活力が蘇っている。自営業、農業、農協、市役所、議員など多くの分野の方々が参加。文字通り町の総力を挙げての取り組みだ。空き家を活用し、農林漁業の体験を現代風に活用して都市生活者のリフレッシュ休暇やインバウンドの促進を図っている。オーソドックスな方法だが、町全体が動くことで機能している。このエリアの魅力を地元住民自身が正確に把握し、尊重しながらのびやかに発展させていく活動であることが読み取れる。ひとつひとつの取り組みに派手やかさはないが、住民たちがそれぞれ好きで楽しくやっているという明るさが伝わってきて、元気な農山漁村の未来を感じると高く評価された。

オーライ!ニッポン会議

posted by オーライ!ニッポン会議 at 15:05| オーライ!ニッポン

◆第20回オーライ!ニッポン大賞E 審査委員会長賞 やったろうde高島(長崎県長崎市)

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◆第20回オーライ!ニッポン大賞E 審査委員会長賞
やったろうde高島(長崎県長崎市)

 軍艦島に最も近い有人島(離島)。石炭の閉山により人口1万8千人から234名の過疎と高齢化の歯止めのかからない地域、美しい海の生物資源を活かしたエコツーリズムを地道に展開し、コロナ禍を乗り越え、やっと自然教育の最適の場として効果を上げてきている。サンゴや熱帯魚のある環境を生かしたシュノーケリングピクニックが魅力的なだけでなく、海の環境講習など正しい知識を多くの人たちと共有する機会をつくり続けているところが好ましい。知識と体験を両輪とし、中高生への教育機会をつくっている。こどもや若者の海離れが進む中で、今後も頑張ってもらいたい取り組みであり教育効果だけでなく、地域の自然を誇りに思うような資源の活用・環境の保全への姿勢は、必ずもっと求められることになるであろうと高く評価された。

オーライ!ニッポン会議
posted by オーライ!ニッポン会議 at 14:59| オーライ!ニッポン

◆第20回オーライ!ニッポン大賞D 審査委員会長賞 ノートルダム清心女子大学×百姓のわざ伝承グループ(岡山県高梁市)

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◆第20回オーライ!ニッポン大賞D審査委員会長賞
ノートルダム清心女子大学×百姓のわざ伝承グループ(岡山県高梁市)

 岡山県の北西部に位置する高梁市では、2013年以降、百姓のわざ伝承グループの荒廃茶園再生活動によって、高梁紅茶専用の茶畑が拡大した。文学部現代社会学科の二階堂ゼミでは、フィールドワークの体験を通して、地域課題の実態を多角的に学びつつ、課題解決に向けた主体性や実践力を培うことをめざしており、その一環として、当初からこの活動に応援隊として関わっている。さらに、2019年以降、同大学人間生活学部食品栄養学科の吉金ゼミの学生が加わり、茶葉の科学的分析を通じて、高梁紅茶の特性解明にも尽力している。産学連携の効果で、2024年は紅茶の茶葉の栽培面積が50a、生産量が600kgにまで拡大したほか、緑茶から変更し紅茶用として茶葉を提供する農家が4軒増えた。また、高梁紅茶の取次店も16年間で約95店舗に拡大した。さらに、ストレートティのほか、ゆずや生姜、レモンを加えた新商品も生まれ、それらを学生自らが販売する取り組みを通じて、高梁紅茶はもちろん、高梁市の魅力発掘・発信にも貢献している。

オーライ!ニッポン会議
posted by オーライ!ニッポン会議 at 14:53| オーライ!ニッポン

◆第20回オーライ!ニッポン大賞C特定非営利活動法人ASO田園空間博物館『道の駅阿蘇』(熊本県阿蘇市)

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◆第20回オーライ!ニッポン大賞
C特定非営利活動法人ASO田園空間博物館『道の駅阿蘇』(熊本県阿蘇市)

 地域全体を屋根のない博物館と見立てた田園空間博物館事業を継続させながら、道の駅を指定管理者として運営。地域行政、農業、観光、ボランティア等と連携する運営体制により、地域特産品販売、商品開発、地域住民との連携等の改善が進み地域経済及びコミュニティの核として活躍している。業績が低迷していた該当施設を発展させただけではなく、地域のボランティアと連携した地域散策イベント「阿蘇市をさるこう!」や留学生や台湾の人々と継続的に行っている国際交流事業、阿蘇の風景と特産品を楽しみながら行うサイクルツーリズム、阿蘇の草原を活用した牧野ガイドなど、従来の道の駅にない多くの関係人口を増加させる事業を実施している。また道の駅の地域生産物販売比率は42%から86%に上昇した。この結果には、地域の商品開発を支援する制度の創設や、新商品開発への積極的な取り組みを地域に促す活動が影響している。これらの仕組みは全国モデルとして広めたい仕組みとして高く評価された。

オーライ!ニッポン会議

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◆第20回オーライ!ニッポン大賞B『特定非営利活動法人きみの定住を支援する会(和歌山県紀美野町)』

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◆第20回オーライ!ニッポン大賞
B特定非営利活動法人きみの定住を支援する会(和歌山県紀美野町)

 官民協力のもとワンストップパーソンを設置し、19年間きめ細かな案内相談に取り組み地域に移住した人は215人。移住後に生まれた子どもも30人ほどになり、過疎化、高齢化が進む農山村地域の担い手となっている。移住者の創業による経済効果は年間約2億円。地元の農産物を利用して飲食業や宿泊業を起業する者、農業を始めて耕作放棄地の再生に取り組む者、高齢農家の農作業を助ける者も生まれている。また、農山村の移住定住に欠かせない、なりわい創りを学ぶ「きみの地域づくり学校」に協力し、移住後のコミュニティ・ビジネスの立ち上げにも貢献している。移住者に優しく寄り添う運営者たちの温かさを感じる。等身大の暮らしをそのまま紹介することを大切にし、移住者の暮らしや仕事づくりを見守り、応援し、PRするというバックサポートの姿勢が貫かれていると移住者に寄り添う姿勢が高く評価された。

オーライ!ニッポン会議
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◆第20回オーライ!ニッポン大賞A『特定非営利活動法人鳴子の米プロジェクト(宮城県大崎市)』

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◆第20回オーライ!ニッポン大賞
A『特定非営利活動法人鳴子の米プロジェクト(宮城県大崎市)』

 観光客がピークの半分200万人にまで減少。農業を辞める農家が増え、耕作放棄地が増加し,鳴子温泉の農村風景も失われようとしていた。鳴子の田んぼや農村風景,暮らしを守るため,平成18年に鳴子の米プロジェクトがスタート。CSA(地域支援型農業)を実践,山間地域の農を持続させている。また,食から農を考えるため,女性たちが働く公式おにぎり屋「むすびや」をスタートさせ,農と食の大切さを発信する拠点となっている。今年で20年目を迎え山間地の農をあきらめず,持続に向け継続してチャレンジを行っている。できることを努力する姿は評価したい。山間地の生産条件不利地帯で農家と都市住民が消費を通じて支え合うCSAの先駆的な取り組みは、安定した食料供給を通じて都市と農村との関係を築き上げ、さらに次世代の農家の担い手が定着していると高く評価された。

オーライ!ニッポン会議
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◆第20回オーライ!ニッポン大賞@グランプリ 特定非営利活動法人SET(岩手県陸前高田市)

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◆第20回オーライ!ニッポン大賞グランプリ(内閣総理大臣賞)1件
@特定非営利活動法人SET(岩手県陸前高田市)

 大学生インターンシップ。2013年の事業開始以降、これまでに半年間活動する大学生スタッフが500人、1週間のプログラム参加者1,000人が陸前高田市で活動してきた。大学生と関わる住民は年間600人を超えている。修学旅行民泊は2016年の民泊事業開始以降、2024年度までに300軒以上の民泊家庭がのべ14,000人の受入を達成した。受入家庭の収入は合計1億円を超えて、地域経済への波及効果も非常に大きい。年間受入数は沖縄県伊江島、長野県南信州に次いで全国有数の規模に成長した。震災復興から始まり、いまでは陸前高田だけでなく近隣地域の交流コーディネートまで行うようになった取り組みは,非常に多岐にわたりかつ,絶え間なく人材の再生産を行っているところが非常に先駆的かつ他の被災地域の諸団体と違うところ。こうしたプラットフォームがあることで,都市の若者が地域に入るきっかけとなり,そこから生まれる交流によって高校生などの地域人材の再生産につながっているところも含め,都市と農山漁村の共生・対流の新たなモデルとして高く評価された。

オーライ!ニッポン会議
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2025年09月08日

第20回 オーライ!ニッポン大賞の決定について(2025年9月)

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第20回 オーライ!ニッポン大賞の決定について(2025年9月)
 都市と農山漁村の共生・対流推進会議(オーライ!ニッポン会議 代表:養老 孟司)は、「第20回オーライ!ニッポン大賞」を決定しました。なお、表彰式については、10月31日(金)に東京コンベンションホール・大ホールB(東京都中央区京橋三丁目1-1 東京スクエアガーデン5F)で開催します。表彰式の参加者募集は準備でき次第改めて告知します。

【オーライ!ニッポン大賞グランプリ】内閣総理大臣賞1件
 1.特定非営利活動法人SET(岩手県陸前高田市)
【オーライ!ニッポン大賞】3件
 2.特定非営利活動法人鳴子の米プロジェクト(宮城県大崎市)
 3.特定非営利活動法人きみの定住を支援する会(和歌山県紀美野町)
 4.特定非営利活動法人ASO 田園空間博物館道の駅阿蘇(熊本県阿蘇市)
【オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞】3件
 5.ノートルダム清心女子大学×百姓のわざ伝承グループ(岡山県高梁市)
 6.やったろうde 高島(長崎県長崎市)
 7.特定非営利活動法人頴娃おこそ会(鹿児島県南九州市)
【オーライ!ニッポン ライフスタイル賞】4者
 8.今井亮輔 氏(北海道壮瞥町)
 9.石坂真悟 氏(山梨県小菅村)
 10.黒川喜美恵 氏(徳島県阿南市)
 11.渡辺督郎 氏(長崎県西海市)

◆第20回表彰式と応募の特典「ふるさとプロボノ支援」進行状況報告
 応募者の特典として、希望者に対して、認定NPO法人サービスグラントと連携しふるさとプロボノ活用支援を実施しています。プロボノとは一般の社会人が職業上のスキル・経験を活かしたボランティア活動を行うこと。このプロボノの農山漁村地域での活動を「ふるさとプロボノ」と言いま
す。
 地域活性化には、交流人口増加だけでなく、関係人口増加の重要性が高まっていることを背景
に、この都市からのボランティアを仲介するプロボノ活動は、関係人口づくりの新たな切り口とし
て期待されています。
 ふるさとプロボノ支援実施には、当初の相談活動、意思の疎通が行われることが課題であることから、この業務に精通している認定NPO 法人サービスグラントのふるさとプロボノと連携実施事業として、都市からの専門家を講師として「どのようなことを地域が望むのか」「課題解決にむけて地域がどう実施したいのか」等のオンラインワークショップの実施や相談活動を実施しております。第20回オーライ!ニッポン大賞の決定について(受賞者の概要等はこちらのページからご覧ください。)
FBオーライ!大賞とは第20回受賞者決定及び表彰式.jpg
オーライ!ニッポン大賞事務局
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2025年06月15日

28.【エコツーリズム、ブルーツーリズム、グリーンツーリズム自然と生活文化を活かした交流事業で住民所得を伸ばす】第12回

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人口1,900人余りの村で、グリーン、ブルー、エコの3つのツーリズムを連携させ、地域資源を総合的に活用している点が高く評価されました。年間の売り上げは1億円余り、6名の常勤職員の法人に成長。隣の大宜味村と国頭村と広域的な連携体制を構築し、今後のさらなる発展も期待されます。
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2025年06月13日

27.【教育旅行の受入】第12回

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地区の全世帯の参加による地域ぐるみの取り組みにより、教育旅行、企業研修、地域固有の食材をテーマにしたツアー、外国人旅行者の誘致などに積極的に取り組んでいる点が評価されました。
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