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2024年11月22日

「農産物直売所」都道府県別ランキング

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「農産物直売所」都道府県別ランキング

 実態を把握するためには、統計資料が役立ちます。農業分野において農産物直売所の価値は年々高まっています。農業者にとっては、自分の作った農産物が近くですぐに売れること。消費者にとっては、旬かつ新鮮な農産物が手に入ること。また、道の駅などに併設されているところも多いため、観光の目玉として、食品流通と観光の2つをつなぐ産業としても重要視されています。そして雇用の発生、地域にお金が循環するスピードが速いなど経済活動や情報や人が集まる拠点としての重要性も再認識されつつあります。

農林水産省では、「6次産業化調査」を平成22年度から継続しており、令和6年7月5日確報掲載の令和4年度(2022年度)結果からは、農産物直売所の都道府県単位の様子を見ることができます。
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/rokujika/index.html#r

・全国の農産物直売所の売上金額合計は、1,087,897百万円
・1事業体当たりの売上金額平均は、4,862万円
・全国の農産物直売所数は22,380事業体

@年間総合販売金額の多い順(単位は100万円)
 1.愛知  51,022
 2.埼玉  49,312
 3.千葉  47,249
 4.長野  44,566
 5.熊本  42,908
 6.静岡  41,968
 7.福岡  41,690
 8.栃木  35,226
 9.群馬  33,546
10.北海道 31,051
11.鹿児島 29,089
12.岐阜  27,587
13.神奈川 26,978
14.愛媛  26,336
14.福島  26,134
16.兵庫  24,677
17.山形  21,405
18.三重  21,086
19.宮崎  20,712
20.高知  20,533
21.新潟  20,131
22.岡山  20,058
23.大分  19,382

➁事業体数の多い順
 1.千葉  1,360
 2.北海道 1,210
 3.静岡  1,060
 4.長野  980
 5.群馬  920
 6.神奈川 840
 7.埼玉  830
 8.山梨  810
 9.山形  670
 10. 福岡  650
 10. 新潟  650
 12. 福島  640
 12. 茨城  640
 14. 愛知  610
 14. 東京  610

B1事業体当たりの売上金額の多い順(単位は万円)
 1.沖縄  15,503 (沖縄は100事業体)
 2.愛媛  10,248
 3.石川  8,911
 4.徳島  8,882
 5.佐賀  8,815
 6.香川  8,706
 7.鳥取  8,646
 8.和歌山 8,421
 9.愛知  8,337
 10.福井  7,810
 11.奈良  7,565
 12.熊本  7,528
 13. 滋賀  7,308
 14. 高知  7,204
 15. 岡山  6,917
 16. 長崎  6,742
 17. 茨城  6,714
 18. 大阪  6,691
 19. 栃木  6,463
 20. 福岡  6,444
 21. 宮崎  6,183
 22. 鹿児島 6,124
 23. 埼玉  5,948
 24. 青森  5,894
 25. 大分  5,786
 26. 三重  5,668
 27. 岐阜  5,506

【参考】●2012年度 農産物直売所 都道府県別データでは、
 @ 全国の農産物直売所年間販売金額総額は、844,818百万円
   年間販売金額総額第1位の都道府県は静岡 38,441百万円
 ➁ 全国の農産物直売所事業体数 23,560
   事業体数第1位の都道府県は、千葉 1,380
 B 全国の農産物直売所1事業体当たり年間販売金額3,587万円
   1事業体当たり年間販売金額第1位の都道府県は、沖縄 7,161万円
 
 農産物直売所とは、農業経営体又は農業協同組合等が、自ら生産した農産物又は農産物加工品を定期的に不特定の消費者に直接対面販売をするために開設した施設や場所及び農業経営体から委託を受けた農産物又は農産加工品を販売するため開設した場所又は施設を言います。
 因みに、「コンビニエンスストア」の店舗数は、全国に56,505(2024年1月時点)あると言われています。

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 00:00| コミュニティビジネス