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2024年10月25日

農山漁村の現状から地域振興のためのコミュニティビジネスの事例から学ぶ研修まで。来る12月には、業務改善のための人材育成講座も予定

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写真:ぱくたそ[ https://www.pakutaso.com

農山漁村の現状から地域振興のためのコミュニティビジネスの事例から学ぶ研修から来る12月には、業務改善のための人材育成講座も予定

2024年10月は、3つのテーマによる人材育成のために、社会人、大学生、海外からの視察団の人々に対して、研修指導した。人に物事を教えるには、しっかりと何を伝えるのか再度考えを整理するため、自身の成長にもつながる。各研修の目的は明確である。社会人は自分の抱えている仕事の課題の解決のため、自身が展開している研究のための進め方、データをまとめる手法を学ぶため、大学生は、自分が進むべき道の業界の現状や政策の背景を学ぶため、海外からの視察団は、自国の国民、農民の幸福を願い、さらに島外地域の諸課題を解決するために、日本の制度や取組情報を学ぶため、それにしても教えることは難しい。限られた時間のなかで、最適な解を得るための良き機会となればと願っている。来る12月には、縁があり公益法人の業務改善のための人材育成講座の実施を予定している。


【第4回「質的統合法(KJ法)基礎講座】
 ●研修カリキュラム 
 【1日目】
   開会挨拶
   自己紹介
  「創造的問題解決と質的統合法(KJ法)」概説
   討論テーマと討論法の説明
   グループ討論とデータ化
   質的統合法(KJ法)のグループ編成説明
   質的統合法(KJ法)個人作業(グループ編成)
 【2日目】
   質的統合法(KJ法)個人作業(グループ編成)つづき
   質的統合法(KJ法)個人作業(見取図作成)
   質的統合法(KJ法)個人作業(図解作成)
   グループ内発表と代表作選出
   全体発表と意見交換
   事務連絡、閉会

【現代日本の都市農村交流施策】
 ●講義内容
 1 農山漁村の現状
 2 都市農村交流とグリーン・ツーリズムの歴史
 3 グリーン・ツーリズムとコミュニティビジネス
 4 グリーン・ツーリズムから農泊に
 5 余暇活動の動向と旅行・観光産業の経済効果
 6 観光に関する新たな動き

【日本における都市農山漁村交流と農村振興の取組について】
 ●講義内容
 1.日本がグリーン・ツーリズムを導入した目的  
   @グリーン・ツーリズムとは 
 2.そのために進めてきた政策・施設(事業)
   ➁農山漁村の生活を体験する都市農村交流が萌芽(ふるさと体験ツアー)
   Bグリーン・ツーリズム政策の登場と教育効果
   Cグリーン・ツーリズムと自由時間対応型の産業
    (都市と農山漁村との共生・対流に関するプロジェクト)
 3.これまでの主な成果と課題、そして今、農業・農村を守るために真に求められるものは何か
   D観光地でないところ、観光資源がないところに都市生活者が訪問滞在することに
    つながった。
   E農山漁村が単に食料供給地だけでなく、教育環境して見直された。事例2
   F農山漁村の生活文化が都会人の心に癒し効果やライフスタイルの在り方に影響を
    与えている。
   Gそれでも、過疎化は止まらない。農山漁村に住む人だけでなく、
    関わり合いをもつ人(関係人口)を増やす必要がある。
    人の確保(地域おこし協力隊制度等)
   H財政緊縮の時代に、行政組織だけでなく、さまざまな地域組織の連携が求められる
    (農村型地域運営組織(農村RMO))
   I交付税、補助金だけでなく、地域経済を循環させるには、
    農山漁村コミュニティ・ビジネスが必須
   Jそして今、真に求められるものは何か


(一財)都市農山漁村交流活性化機構
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posted by オーライ!ニッポン会議 at 14:36| コミュニティビジネス