写真:ぱくたそ[ https://www.pakutaso.com ]
探究の学習に「質的統合法(KJ法)を取り入れる!?
最近、探究の学習に、質的統合法(KJ法)を取り入れようとする考え方がもあるようです。
何を探究するか、どう探究するのかに、質的統合法(KJ法)が最適だと意見もあります。
とある教職員の研究機関では、KJ法的な手法で体験活動で気づいた点をカードに書き出す整理するという事例を紹介していました。
では、なぜ探究の学習が必要なのか。
それについては、予測困難な時代に、一人一人が未来の創り手となるために、以下の状況の対応に有効だからとしています。
@ 予測できない事態に対応せざるを得ない。
ほとんどの場合「正解がない」「経験がない」ということが多い。
A 課題は複雑に絡み合い、ひとりでは到底解決できない。
多様な他者と協働して納得解を作り出す必要があること。
B より積極的に未来に関与する必要が出てくる。
未来を見据え、人間の価値や強みを生かすことにより、
より良い学校教育を通じて、体験的に学び取ることができる。
もちろん、学校教育のみならず、実社会においても本質追求する観点から質的統合法(KJ法)が効果を発揮する場面が多々あります。
今、とある離島で、地域再生のための寄合ワークショップ(実践しながら作法)を学びミニ移動が計画されています。そうですKJ法の発案者故川喜田二郎氏が展開した移動大学のミニ版といえるものといっていいでしょう。
寄合ワークショップについては、本ブログでも度々紹介しています。質的統合法(KJ法)を核にしているもののワークショップの参加者は、質的統合法(KJ法)KJ法を全く知らなくても思考整理・アイデア発想ができるものです。知らぬうちに、質的統合法(KJ法)の基本的を学ぶことができるのです。この寄り合いワークショップの手法を学ぶ研修会の開催が初冬に予定されています。詳細が固まり次第ご案内します!
2024年09月05日
11/1-11/5 西之表市ちいき学校を開催します! 西之表市(種子島)で生きる〜離島の良さを活かし、これからの島の未来を考える〜【地域づくりの合意形成手法を学ぶ機会に最適!】
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■2023年02月02日
地域再生寄合ワークショップ【地域の将来は自分たちの手で!集落の未来をみんなで考える】
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(一財)都市農山漁村交流活性化機構 地域再生寄り合いワークショップ担当
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