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2024年04月23日

国民(農民)が豊かに暮らせるようになってこそ国が栄える

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今から2700年前の中国 斉の国(主に山東省を中心として、河北省の東南部、河南省の東北部を支配した国)に管仲という宰相がいました。
管仲は、国民(農民)が豊かに暮らせるようになってこそ国が栄えるとし、農業から改革を進めました。安心して食べられる食料づくりから、綿づくりを奨励し農産物から加工商品化、商品の流通及び商業の活性化を図り、物価安定策、斉の地理特性を活かした塩や漁業による利益などによって農民、漁民の生活を安定させました。
税金も他国よりも少なくし、他国から移住者も増え、民衆は喜んで働き産業が活性化していきました。

安定した生活は消費を生み、活発な産業は商人を呼び寄せ、商業も活性化します。国が栄えて他国からさらに人を呼びこみ、この中から優れた人材を積極的に政策に登用しつつ、 秩序維持のために、五戸を一単位としてそれぞれの間で監視の義務を負わせ、不正に対しては厳罰をもってあたりました。こうして税を下げても税収が増加するなど、国家の繁栄をもたらしまた。

管仲は前半生は苦難の道を歩いています。その才能を発揮する場所もなく、商人として暮らしを立てていたこともあります。そうした市政の人々と触れ合いながら人の心理を見抜く力をもって、民衆の生活を第一に、戦乱を避け、農業と商業(経済)を興し国民と国を豊かにしていきました。

また他国との約束を守るために、君主に自国の領土を譲らせるなど、嫌がることも上奏し信義を守ることで、他国からも大いに信用され、紛争ごとの調停に頼まれるなど君主を覇者として国際会議のリーダーにすることもできました。「衣食住足りて礼節を知る」のことわざの元になったのも管仲の残した言葉からきています。今も昔も人や地域を豊かにすることは、あきらめずに地道にやることだけです。(当時は国民のほとんどが農民でした。今なら農家から食品流通の過程一体的に担うフードシステム。天変地異や紛争など何が起こるかわからない未来においても食の提供システムは命綱です。現在、我々の食を守るための食料・農業・農村基本法改正が国会で審議中です。)

(一財)都市農山漁村交流活性化機構
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posted by オーライ!ニッポン会議 at 15:54| コミュニティビジネス