三重県からの依頼により、中山間地域の対策の研修会(中山間ふるさと・水と土保全対策事業)において、「地域再生にむけて住民による地域再生寄合ワークショップと農山漁村コミュニティ・ビジネスについて」の基調講演とワークショップを行いました。中山間地域の農業・農村環境を守り、生産を維持するために、地域住民活動を推進する人材を育成するのが目的です。
内容
T これから益々重要となる農山漁村コミュニティ・ビジネス
稼ぐ事業で地域をつくるために、参考にしたい「農山漁村コミュニティ・ビジネス」
農山漁村コミュニティ・ビジネスの優れた事例の宝庫である、
オーライ!ニッポン大賞受賞のなかから事例を紹介
※ 農山漁村を舞台に、稼ぐ力を発揮する農山漁村コミュニティ・ビジネスは、
小さな生業(なりわい)を興す取り組みでもあり、
農山漁村の生業から派生しやすいことから失敗も少なく、地域の他の取組みとも
連動することにより地域内経済の循環の担い手として世界的にも注目されています。
U 住民合意による地域再生の手法を考えてみよう
1.合意形成とは、なんですか
2.計画案を提示して住民の意見を聞くのではなく、アイデア創出そのものから
住民を巻き込む手法
3.地域再生寄合ワークショップについて
※ 地域振興を図るための住民合意形成を促す手法は、現在の農山漁村集落の実情に合わせて、
皆で考え取り組むために、どのように進めていけば良いのか、
これまでの経験から取り組んできた手法を紹介しました。
・地域再生は誰が行うのでしょうか。
・なぜ、合意形成が必要なのでしょうか。
・合意形成とは、どうやっておこなうのでしょうか。
・合意形成には、住民からのアイデア創出する作業そのものが、
やる気起こす効果を発揮します。
・どうアイデアを創出し、まとめるのでしょうか。
・質的統合法(KJ 法)の手法を取り入れて参加者をワクワクさせるやり方です。
・この具体的なプロセスが、目指す「住民自身が立ち上がる機運」を興します。
V 寄合ワークショップの演習
1.演習のすすめ方説明(演習テーマの発表)
2.班に分かれて意見交換
3.意見カードの記入
4.全員で意見地図の作成
5.重要度の評価
(演習テーマ)「これからの時代に活かされる三重県の特性はなんですか?
地方に出張すると、せっかくの機会なので、その地のものをなるべく、食べようるようにしています。旅による食と文化の経験は自身を成長させてくれるます。
(一財)都市農山漁村交流活性化機構 地域再生寄合ワークショップ事務局
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