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2023年05月26日

@内閣総理大臣賞は【特定非営利活動法人グリーンウッド自然体験教育センター】長野県泰阜村、オーライ!ニッポン大賞グランプリ(第19回オーライ!ニッポン大賞受賞者の紹介)

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第19回オーライ!ニッポン大賞 12受賞者(概要)その1.
オーライ!ニッポン大賞グランプリ(内閣総理大臣賞)
長野県泰阜村【特定非営利活動法人グリーンウッド自然体験教育センター】

 3〜12泊程度の「信州こども山賊キャンプ」は、ひと夏で1100人の小中学生と400人もの青年ボランティアが集う“行列のできるキャンプ”となった。
 この時期、村の平均年齢を下げ、そして食材(野菜等)のほとんどを村の農家が提供する等、村に様々な波及効果をもたらしている。この村に魅力を感じた子ども約20人が、1年間の山村留学:暮らしの学校「だいだらぼっち」にチャレンジして村の小中学校に通う。
子どもの週末や放課後の体験活動を支える仕組みをはじめ、大学生や若者夫婦が自然や民家で学ぶ仕組み等、住民・NPO・行政・大学等が協働する年間を通した自主的な「学びの活動」が次々と組織化され始めている。
 このような自律への取り組みに刺激され、若者のU・Iターンが増え青年団まで復活。山村留学の卒業生がIターンで村に定住する現象も始まり、限界集落が消滅に寄与したばかりか、村に一つの保育園に待機児童まで出るようになった。

 人口1600人の村に2万人の「学びをとおした関係人口」が創出され、まさに「ヨソ者」が行う「教育」が地域再生の“ど真ん中”に位置付き、疲弊しきった山村に希望の灯がともった。当団体はこれまでに審査委員会長賞、大賞を受賞し、創始者がライフスタイル賞を受賞しているが、これまでの事業継続による成果と同時に、新たな事業展開による成果も挙げている。
 山村留学を体験した子どもたちが大人になって地域に移住してくるなど、幼少期の体験をきっかけとした田園回帰の流れを具現化、非常に先進的かつ地に足のついた取り組みであり、人口減少下でも幼少人口を一定数確保しつづけていることは高く評価されました。

◎特定非営利活動法人グリーンウッド自然体験教育センター
 webサイト https://www.greenwood.or.jp/

オーライ!ニッポン会議


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posted by オーライ!ニッポン会議 at 11:58| オーライ!ニッポン