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2023年03月31日

稼ぐ事業で地域をつくるために、参考にしたい「農山漁村コミュニティ・ビジネス」

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稼ぐ事業で地域をつくるために、参考にしたい「農山漁村コミュニティ・ビジネス」

 地域の自立的発展を推進するためには、地域に存在する資源を活用して、コミュニティ・ビジネスを興すことが有効です。地域の資源には、農林水産物などの1次産業から得られるもの、それらを加工したもの、だけでなく、景観や文化風習や人的資源も含まれます。
 グリーン・ツーリズムやエコツーリズムの体験旅行や農産物直売所、農家民宿、農家レストランなど農山漁村の自然や農林漁業を核にしたコミュニティ・ビジネスは既に多数存在し、その活動成果は地域振興に欠かせないものとなっています。

 農山漁村を舞台に、稼ぐ力を発揮する農山漁村コミュニティ・ビジネスは、小さな生業(なりわい)を興す取り組みでもあり、農山漁村の生業から派生しやすいことから失敗も少なく、地域の他の取組みとも連動することにより地域内経済の循環の担い手として世界的にも注目されています。
 農山漁村のコミュニティ・ビジネスは、小さく始められること、農山漁村の生活や生業から派生しやすいこと、先行事例から真似しやすいこと、地域内経済の循環にも資することから徐々に仲間を増やすこともでき、始めやすく横展開もしやすい特徴があります。

 当機構では、農山漁村の持続的発展にために、こうしたコミュニティ・ビジネスの取組みを幅広く紹介するために、農業と何かXの多業に取り組む半農半X、地域おこし協力隊とそのOB/OGの活躍、ソーシャルビジネス、新たに農林漁業に参入する若者、地域外のネットワークと連携したもの等、コミュニティ・ビジネスの素材・手法・担い手等に注目してセミナーを開催します。

〇2023年度の開催テーマ案
(次のなかから数回程度開催、講師との日程調整がとれたものから順次実施する予定です。)

(1)【地域振興を図るための住民合意形成を促す手法】
(2)【農家民宿+○○○○(農業等)の半農半X】
(3)【ソーシャルビジネスによる雇用創出と若者移住促進】
(4)【若者による新規就農】
(5)【地域外のネットワークと連携して地域の未来を拓く】
(6)【地域おこし協力隊の新たな戦略】

詳細は、随時情報発信します。

(一財)都市農山漁村交流活性化機構

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 18:55| コミュニティビジネス