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2023年02月02日

■地域再生寄合ワークショップ【地域の将来は自分たちの手で!集落の未来をみんなで考える】

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■地域再生寄合ワークショップ
【地域の将来は自分たちの手で!集落の未来をみんなで考える】

1.住民主体による地域づくりのための「地域再生寄合ワークショップ」とは何か

 地域再生には、誰がやるのか、何をやるのか等、必ず課題になります。
 住民が自分の地域のことを自ら考え、立ち上がるのが「寄合ワークショップ」
 全国どこでも、だれでも実践できるためのワークショップ。
(特別なリーダーがいないという地域でも住民自身がやる気になる)
 それが「地域再生寄合ワークショップ」です。


 住民自身がやる気になるためには、はじめに結論ありきの合意形成のワークショップでは無く、自分たちの地域を冷静に見直し、それからやりたいこと、できることをアイデアとして出しながら意見交換していく、手間暇かかるけれど、それぞれの人の思いや考えを尊重する話し合い(寄り合い)のプロセスが重要なのです。

 ワークショップは合計3回
 第1回は、地域の課題の抽出
      (地域で抱えている悩みや問題、将来像は何か意見交換と発表)
 第2回は、地域資源マップの作成
      (地域の資源を思われる場所、モノ等を意見交換分類し資源地図を作成し発表)
 第3回は、地域を元気にするアイデアの発表と実行計画の作成
      (地域を元気にするアイデアの発表と意見交換、実行の計画の意見交換・作成)


2.参加者の反響

・本ワークショップを通じて地域の課題の洗い出しは大変勉強になりました。
 結果を無駄にしないようにしたいと思う。
・3回のワークショップで考えが徐々にまとまり、目標が見えてきた。
 あとはチームワークと実行力あるのみ。
・自分たちの考えが共有できたのが良かった。実施に向けて頑張ってきたい。
・はじめのうちはどうなるか不安があった。個人個人思いや考えがよく分かった。
 今後の取り組みが見えてきた。
・実行計画はできた。具体的に形を実現するのは大変だと思うが実現に向けて頑張りたい。
・地域には、魅力があると信じて、あきらめないで成功するまで続ければ成功するだろう。
・方向は決まった。これからが大変だが、必ず実績を残す。
・あらためて地域には、たくさんの自然資源があることを再認識した。
 これを地域活性化に役立てたい。
 これから自分ができることを少しずつも取り組んで行きたい。
・住民が自分たちで地域のことを考える、良い方向に動いていくきっかけとなると思う。
 過疎からの脱却になりそうだ。
・色々なアイデアを話し合うと、さらに良くなった。
 難しいプランもイベント等を足掛かりにできることも勉強になった。

また、ある地区では、地域の課題を乗り越えるための新たなアイデアが79提案されました。
今後、県と相談しながら事業化に向けて、取り組みを進めていくことになります。
移住者や子育て中のお母さんも参加したワークショップで、地域の生活の改善や地域の活性化に向けた様々なアイデアが提案され、地域の将来に向けて“頑張っていこう!!”とエールを挙げてワークショップは解散しました。

3.「寄合ワークショップにより、多くの地域が立ち上がるのではないか」と
  識者も評価しています

 山浦晴男先生は、住民が自分の地域のことを自ら考え、立ち上がるための手法を公開し、実際に各地で指導をしており、内閣府から参考人として呼ばれ、地域再生のための寄合ワークショップの手法を説明しました。

 まち・ひと・しごと創生本部 2016年3月25日(金)
 「地域の課題解決のための地域運営組織に関する有識者会議(第2回)」 
  中央合同庁舎8号館8階特別中会議室

 地域づくりに詳しい、小田切(明治大学農学部教授)座長の進行により議論が進められ、
 小田切座長からは、 【この取り組みを量的拡大するためには、
 山浦先生のようなファシリテーターが、数多くいればかなりの地域で
 立ち上がるのではないか】と評価されています。
 このサイトでは、(有)情報工房の山浦晴男先生が進めている地域再生寄合ワークショップの
 テキストも公開されています。

【地域再生寄合ワークショップのテキスト】はこちらのサイトからダウンロードできます。
 https://www.chisou.go.jp/sousei/meeting/chiisana_kyoten/rmo_yushikisyakaigi/h28-03-25.html

【地域の課題解決のための地域運営組織に関する有識者会議 第2回議事概要】
 https://www.chisou.go.jp/sousei/meeting/chiisana_kyoten/rmo_yushikisyakaigi/h28-03-25-gijiyousi.pdf

4.実施についてご相談は

 ・農山漁村地域の今後の方向性を住民とともに情報交換したい
 ・地域づくりの合意形成を図りたい
 ・棚田の保全維持を考えたい
 ・地域づくりの一環として、六次産業化等の皆で進めたい
 ・その他、
  地域再生や農村RMO等、地域づくりにおける住民による活性化案の方向性の導き出しや
  合意形成など、地域再生寄合ワークショップの実施について相談を受け賜ります。

 ・また、実施にむけて、「寄合ワークショップとは何か」等の講演等の
  ご相談にも応じています。

  (一財)都市農山漁村交流活性化機構 コミュニティビジネスチーム
    電話 03―4325−1985
    seminar★kouryu.or.jp ★を「@」に置き換え使用ください。

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地域再生寄合ワークショップ事務局

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 17:41| 住民主体のワークショップ