
農山漁村コミュニティ・ビジネスへの誘い
ビジネスを簡単に言えば、
1.売るべき「商品・サービス」(ある)をつくり、
2.買いたい「顧客に提供」して、(顧客がいる)
3.「対価を回収」する(方法がある)。
ということに尽きます。
次に、それぞれの課題悩みは、
1.売るべき「商品・サービス」をどう作ればよいのか?
どんな「商品・サービス」が良いのか?
2.買いたい顧客はいるのか?
どう顧客に提供したらよいのか?
3.対価回収の方法はどうすれば良いのか?
何か効率的な仕組みはないのか?
といったような悩みが浮かんできます。
農山漁村コミュニティ・ビジネスは、農山漁村において、
コミュニティ(地域や集落)の資源を活用して、
コミュニティの維持発展の役割を担う活動です。
持続可能であるためには、
補助金や交付金になるべく頼らず自ら収益を確保して持続しなければなりません。
一方、通常のビジネスと異なるのは、利益を出すことが目的ではなく、
地域への貢献という使命が課せられるという、相反した性格を抱えています。
農山漁村コミュニティ・ビジネスにおいては、実質的には、「起業」をすることになります。
これまでの農山漁村コミュニティ・ビジネスセミナーに登壇してもらった取り組みも全て「起業」です。
それぞれの地域の課題に対応したビジネスの内容を中心にそれを取り組む課題・契機から、事業を展開、事業内容をたっぷりと説明して頂きました。
これまでは、事業のタイプに注目してセミナーを開催してきましたが、「起業」するという観点に着目すると、その共通性も見えてくると思います。
2022年度のセミナーは、「起業」という観点からも本セミナーに注目・関心を持っていただければ幸いです。
497
【コミュニティビジネスの最新記事】
- 日本の食料生産とその食料を活かした6次産..
- テーマは、『グリーン・ツーリズム施策につ..
- イタリアにおけるアグリツーリズムの法律と..
- イタリアの農家経営に欠かせないアグリツー..
- 2023年8月30日(水)に予定どおり、..
- 6月12日に定員に達しましたので、今後の..
- 8/30【農家経営に欠かせないイタリアの..
- 稼ぐ事業で地域をつくるために、参考にした..
- 感動とは、【深く物に感じて心を動かすこと..
- 最新!特定地域づくり事業協同組合制度の情..
- 最新!特定地域づくり事業協同組合制度の情..
- 令和5年度 農山漁村コミュニティ・ビジネ..
- 全国の自治体のサテライトオフィスの開設状..
- 約20年前のグリーン・ツーリズムのガイド..
- 2023年は、どのような年になるのでしょ..
- 東彼杵ひとこともの公社(長崎県東彼杵町)..
- 最新の農業関連産業の動向【農林水産省 6..
- 発掘! 視察先を探すのに便利な「地域活性..
- 2022年度 (一財)都市農山漁村交流活..
- 【わたしは、まちのパシリテータ―!】第1..