
国土交通省は、全国の「関係人口」は1,800万人超!とアンケート調査結果を公表しました。
移住や観光でもなく、単なる帰省でもない、日常生活圏や通勤圏以外の特定の地域と継続的かつ多様な関わりを持つ人々を「関係人口」と呼びますが、この関係人口についての実態把握について、令和2年9月にインターネットによるアンケート調査(有効回答数:148,831人)を実施。
その結果、全国の18歳以上の居住者(約10,615万人)のうち、約2割弱(約1,827万人:推計値)が特定の地域を訪問している関係人口(訪問系)であり、全国を大規模に流動していることが判明したとしています。
調査結果のポイントは次の3点。
(1)関係人口(訪問系)は、全国を大規模に流動している。
(2)関係人口の来訪が多い地域は、三大都市圏からの移住も多い。
※ 三大都市圏は、首都圏、大阪圏、名古屋圏
(3)関係人口(訪問系)直接寄与型の地域への関わり方が多様であると判明
国土交通省のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001391572.pdf

●関係人口の実態把握
「地域との関わりについてのアンケート」(令和2年9月)
(資料1) https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/content/001391466.pdf
(資料2) https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/content/001391467.pdf
その他、国土交通省では、国土形成計画の推進に関し、人口減少化における地域の社会的及び経済的活力を引き続き維持するため、関係人口の実態等を踏まえ、関係人口を巻き込んだ地域づくりのあり方などに ついて意見聴取を行う「ライフスタイルの多様化等に関する懇談会」を設置(座長は小田切徳美 明治大学農学部教授)し令和2年7月10日から6回議論を行っています。
●開催経過、議事録、配布資料はこちら
https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudoseisaku_tk3_000110.html
第6回懇談会(3月19日10時からオンライン開催)
・資料2 最終とりまとめ 〜関係人口の拡大・深化と地域づくり〜(案)
https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/content/001392118.pdf
・資料3 ライフスタイルの多様化と関係人口に関する懇談会 とりまとめ(スライド集)
https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/content/001391942.pdf


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