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2020年09月11日

日本の山岳農業の施策モデルにもなったスイス。 最新のスイスの話題を発信するサイトを見ると今も斬新な取り組みが。

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スイス・インフォ

日本の山岳農業の施策モデルにもなったスイス。
最新のスイスの話題を発信するサイトを見ると今も斬新な取り組みが。
国情・文化に違いが多いとは言え、見方・発想を変えるヒントをもらえる!

swissinfo.という、10カ国語によって世界のインターネット利用者に
スイスの情報を配信するスイス公共放送協会(SBC)の国際部のチャンネルがあります。
現在のスイスの様々な情報が発信されており大変興味深く、
特に、アルプスで有名なスイスの山岳地帯の農業や生活文化など、
山がちな日本と似た環境を持っているので、参考となる話題も多いので紹介します。

スイス・インフォ
https://www.swissinfo.ch/jpn

○山村に起きたルネッサンス
 数年前からスイス等のヨーロッパ諸国の山村で進む過疎化により、
 少子化などにより廃校や、民家は別荘へと役割を変えた山村で何が
 今起こっているかの最新情報がつづられています。

○デジタル化が可能にした山での暮らしとワークスタイル
 スイス国土の3分の2を占める山岳地帯は、雇用が無いため過疎化が深刻です。
 でもデジタル革命の追い風を受けて、山で暮らしながら働いている人たちがいます。
 今日本でもテレワークが話題ですが、山村地域に人を呼び込むきっかけとなりです。

○人口減に悩む山村 移住者に280万円支給、住民も支持
 スイスのみならず欧州全域の山村が直面している人口減。
 生徒数不足で学校は閉校し、民家は空き家に変わり、
 過疎化に歯止めをかけるために、スイス南部のヴァレー(ヴァリス)州の
 アルビネン村は、移住者1人につき2万5千フラン(約280万円)を
 支給する政策を進めました。かなり思い切った政策です。

○第4次産業革命で変わる仕事の世界
 第4次産業革命により、先進工業国では雇用の半数近くが消え去るか
 全く違う形のものに変わってしまうと言われています。
 スイスでは過去15年間に職業構造がすでに大きく変化しているとレポート。

○新型コロナウイルス発生で、労働者不足に悩むスイス農家にボランティアが1000人も。
 新型コロナウイルス対策で周辺国との国境が閉鎖されたため、
 労働者不足からスイス山岳地帯の農家は、ボランティアを緊急募集し
 約1000人が名乗りを上げたそうです。
posted by オーライ!ニッポン会議 at 08:00| 犬も歩けば棒に当たる