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2020年02月19日

いつまでも仲良く、お元気でお暮しください。

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おばちゃんの指導で料理作りを楽しむボランティア参加者

第15回オーライ!ニッポン大賞審査委員会長賞を受賞した京都府綾部市の「古屋でがんばろう会」のおばあちゃんたちが、テレビ東京2019.12.15放送の「世界ナゼそこに?日本人」で紹介されていました。
いつまでも仲良く、お元気でお暮しください。

https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/lifestyle/entry/2019/020671.html

あやべし水源の里 こや
http://www.ayabe-suigen.com/info/?p=8

水源の里古屋でおばあちゃんトリオの手づくりの自慢の一品のとちもちは、こちらのから産直でお買い求めできます。
https://www.ayabe-kankou.net/shopping/food/tochimochi_k_3.html

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人々を元気にする樹齢1,000年の栃の木

■「古屋でがんばろう会」受賞の内容

綾部市にある集落「古屋(こや)」は、3戸4名が暮らす限界集落である。10年前は廃村寸前。誰もが「もう遅い」「もう無理だ」と、あきらめていた。
2006年制定の「綾部市水源の里条例」がきっかけに、住民の間で「自分たちの代で集落を終わらせたくない」という想いが高まり、近くの森で採れる栃の実を使って、お菓子等の開発・製造をはじめた。
2010年綾部市主導の「ふるさとボランティア」によってボランティアが訪れるようになり、2011年、継続しようと「古屋でがんばろう会(以下、がんばろう会)」を設立した。
2018年1月現在、正会員(年会費1,000円)は53名(役員11名)。賛助会員(年会費不要)のボランティアが300名程登録されている。発足当時の会員28名が増えるにつれて、活動の幅も広がり、近郊の綾部や舞鶴、福知山のお母さんグループリーダーが会員となり、その会員の呼びかけで、毎月に1、2回、数名のお母さんが、栃餅や栃の実おかき等の加工を手伝いに来てくれる。
お母さんたちのSNS発信力は高く、今では古屋から1時間圏内に住む主婦層にも情報が届いている。
栃の実のお菓子作りは、時間と手間がかかり実は1つ1つ、100年以上使っている道具で皮を剥いていく。あく抜きも難しく、国土緑化推進機構の「森の名人」を受賞した渡邉ふじ子さん(91歳)や京都府の「農の匠」を受賞した細見恵美子さん(85歳)、そして岩崎キクノさん(94歳)の丁寧な教えで、消えつつある「技」の継承につながろうとしている。

おばあちゃんががんばる姿は、若い女性の心を打ち、皆、「元気をもらえる」と言って喜んでお手伝いに来てくれる。
「おばあちゃんに昔ながらのやり方を教えてもらいながら、丁寧につくるということを学んでいる。とても贅沢な時間を過ごしている」と言う参加者もいる。

一番の成果は、これらの活動がおばあちゃんたちの生きがいになっていることである。昭和30年代ごろは、14軒70人が住んでいたのが10年前にたったの6人となり、「もっと若ければ」「もっと人がいたら」と、村おこしの取組をあきらめ、家に閉じこもっていた。
 廃村にしたくないという想いではじめた取組がボランティアを呼び寄せ、がんばろう会となり、「ヒト」(ボランティア)、「モノ」(栃の実や情報)、そして少しずつ商品の売上やボランティア協力金等により「カネ」が回りだした。
おばあちゃんたちの頑張りは近隣の集落の住民にも影響を与えている。

新商品の栃の実クッキーを開発するなど、さらなる向上心、研究意欲は衰えるところを知らず、平均年齢90歳でもこれだけ挑戦できるのだと、おばあちゃんたちが挑戦している姿をみて、「元気を出して仕事をしようと思った」「大きな工場の安いものばかりではなく、手作りの製品に目を向けたいと思った」「年齢を理由にしてはいけないと思った」等、人生や価値観が変わったという人もいる。

森に入るイベントでは、樹齢1,000年の栃の木に思いを馳せる、自然の中でリフレッシュする、栃という普段馴染みのない木について知る機会になったと、さまざまな人を元気にしている。
多くの方に日本の限界集落やそこでがんばる人たちについて知っていただき、地方に目を向ける足掛かりになればと思っている。


第17回オーライ!ニッポン大賞は、審査資料を審査委員にお送りし、審査に入りました。
今月末の審査委員会で各賞を選定いただき、3月上旬には、WEBサイトで受賞者を紹介する予定です。


posted by オーライ!ニッポン会議 at 14:06| オーライ!ニッポン