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2020年01月16日

オーライ!ニッポン大賞の応募のための記入の手引き その2

オーライ!ニッポン大賞には、ライフスタイル賞という、個人が、農山漁村での生き生きとした活動を表彰する仕組みがあります。
ライフスタイルといっても年齢も性別も生まれも、これまで過ごした環境も経験も異なるのが人ですので、さまざまな人の人生そのものが取り上げられます。
都市と農山漁村の共生・対流では、都会から農山漁村へ移住した、Uターンした、行ったり来たりの二地域居住の活動をしているなどの方々が、そのユニークな活動を評価されて受賞しています。
ライフスタイル賞は、これまでの第16回で64人が選定されています。
全ての方々をご紹介したいところですが、スパースの関係もあるので、最近の受賞者のなかから、受賞者とはどのような活動が選定されているのかの雰囲気を掴むために何人かをご紹介します。

まず審査委員会では、次のような基準でライフスタイル賞を選定しています。

新 規 性 農山漁村を舞台とした新たなライフスタイルを実践していること。
独 自 性 個性的で魅力のある活動であること。
継 続 性 新たなライフスタイルの実践に継続性があること。
モデル性 新たなライフスタイルが他の人の参考となるものであること

4つの視点の一つが突出して秀でている人もおれば、4つの項目バランスよく整っている方、
また、誰もが田舎暮らしで失敗しがちなポイントを上手に知識や工夫で解決しているなど、
これから続く人の大いに参考なるモデル性が特に秀でているという人もいました。

応募用紙には、6.のライフスタイルの詳細で細かく記入するのですが、ここに思いや苦労話を盛り込むなど、その人柄が感じられる応募も毎回多々あり、選考される審査委員の先生方も一番悩んでられるのではないかと思います。

具体的には、以下の4つの項目を文章で記します。

@現在のライフスタイルを始めるまでの経緯(開始までの経歴、開始の動機やきっかけ等)

A現在のライフスタイルの概要(誰と、どこで、どのようなライフスタイルを行っていますか。)

B地域との関わり方(地域の人々との交流、地域活動への参加、地域と外部との橋渡し等)

C今後の夢・目標等 (現在抱えている課題と課題解決に向けた方策、または、応募に当たっての意気込み、全国へのメッセージ等があればご記入ください。)

これは、過去の受賞の活動の概要をみていただくのが一番参考になるのではないでしょうか。

◎畑に観光客を呼び込む「畑旅」体験プログラムや地元農産物を「食」するイベントなど、地域資源を活用した地域活性に取り組でいる。
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◎幼いころから海や漁師に魅せられ、 「漁師の水族館」を作りたいとの夢を適えるために各所で学びながら夢を実現。
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◎東京生まれ東京育ちの若者が地域にほれ込み、家族と移住して、高齢化の限界集落生き生きと暮らすライフスタイル。
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◎公務員をやめて、新規に農業に就農し、趣味を楽しみながら元気に暮らす
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◎故郷の耕作放棄地を解消し農業に取り組みながら会社時代の経験を活かしてコミュニティビジネスに取り組み、第二の人生を前向きに切り開いたライフスタイル
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◎地域おこし協力隊卒業生は、山村の生活文化を体験として提供するために、空いていた古民家を活用して、体験型ゲストハウスを立ち上げ、移住希望者と地域の人との交流の場する展開を拓いた。
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◆オーライ!ニッポン ライフスタイル賞
 都市部から移住したUJIターン者もしくは
 都市と農山漁村を行き来する2地域居住者等のうち、
 農山漁村地域において共生・対流の活動に取組みながら、
 魅力的なライフスタイルを実践している個人を募集の対象とします。

※ 副賞として、一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構から賞金が贈呈されます。
内容や応募方法等の詳細は、こちらのURLをご覧ください。

https://www.kouryu.or.jp/information/ohrai17th.html
(応募用紙のダウンロードもできます。)

募集内容及び応募方法は下記のホームページでご覧(入手)ができます。都市との農山漁村の交流や地域活性化、田舎暮らしなど多様な取組をしている方々の応募をお待ちしております。

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 01:00| オーライ!ニッポン