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2019年12月26日

探究的な学習の過程に適切に位置付けるとは

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体験型観光の振興に取り組んでいる全国組織「全国ほんもの体験ネットワーク」は、第16回「全国ほんもの体験フォーラムin南信州・長野」を2020年3月20日(金)から3日間、長野県南信州で開催する。その詳細が判明したので、速報する。

今回の趣旨は、新たな地域づくりの課題であるSDGsや新学習指導要領の主体的・対話的で深い学びへの対応について議論を深め、将来の市場拡大について意見交換するとしている。
農泊、渚泊(漁家民宿)の担い手である農林漁家の後継者問題、食育、和食文化の継承に資する議論も高めていく予定だ。

日程は2010年の3月20〜22日の3日間。
・20日(金)は体験ツアー、
・21日(土)は全体フォーラム、
・22日(日)が課題別研究会と体験ツアー。
メイン会場は長野県飯田市の「飯田文化会館」を予定。

21日(土)の全体会は、12:30から
(1)実践発表
   @ 農泊受入農家の話
   A ツリークライミングのインストラクターの話
   B 伝統工芸・伝統芸能伝承者の話
   C 観光ガイドで、飯田市の桜守の(町並み、自然、ジオパーク等)の話
(2)基調講演
  京都府立大学副学長 宗田好史 氏の
  「体験型観光に取組む地域の未来をイタリアの地方都市のスローツーリズムに学ぶ(仮題)」など
(3)パネルディスカッションは、
 地元他、久慈市ふるさと体験学習協会、雪だるま財団(越後田舎体験推進協議会)、
 広島湾ベイエリア海生都市圏研究協議会、松浦党の里ほんなもん体験、
 滋賀県日野町商工観光課長、沖縄観協会の関係者が登壇。

22日(日)の課題別分科会は、5つの分科会を用意。
 (1)ほんもの体験は、移住定住を含む地域の持続可能性戦略
 (2)ガイドインストラクターの質的な向上と基準
 (3)感動し、教育効果を高める学びの旅とは
 (4)農林漁家泊の後継者づくり、食育と地産地消の役割
 (5)体験の企業研修プログラム化とインバウンド

※ 初日と最終日午後に体験ツアー(エクスカーション)が予定されている。

参加者募集サイトが完成していないので、本ブログでは情報提供のみとする。


SDGsについては、本ブログでも情報発信しているところであるが、
新学習指導要領においても大変重要視されており、
学校教育における体験活動(総合的な時間)においては、
これからは、主体的な学び・探求心を起こさせるようなカリキュラムが求められている。

学習指導要領の解説には、次のように記す。

(4)自然体験やボランティア活動などの社会体験,ものづくり,生産活動などの体験活動,
 観察・実験,見学や調査,発表や討論などの学習活動を積極的に取り入れること。

総合的な学習の時間で重視する体験活動は,
自分の身体を通して外界の事物や事象に働きかけ学んでいくものである。
具体的には,視覚,聴覚,味覚,嗅覚,触覚といった諸感覚を働かせて,
あるいは組み合わせて,外界の事物や現象に働きかけ学んでいく。

このように,児童が身体全体で対象に働きかけ実感をもって関わっていく活動が
体験活動である。
前回の改訂において,体験活動は言語活動と共に重要なものとして位置付けられた。

また,今回の改訂では,
「児童が生命の有限性や自然の大切さ,主体的に挑戦してみることや
多様な他者と協働することの重要性などを実感しながら理解することができるよう,
各教科等の特質に応じた体験活動を重視し,
家庭や地域社会と連携しつつ体系的・継続的に実施できるよう工夫すること。」とされた。

中略

例えば,事象を精緻に観察すること,科学的な見方で仮説を立て,実験し,
検証すること,実際に事象を見学したり,
事実を確 かめるために調査したりすることなどを行い,情報の収集を行うこと。

また,そうした情報をまとめて整理したり,関連付けたりする発表や討論を行うこと。
これらの学習活動によって学習の深まりが期待できる。

(5)体験活動については,探究的な学習の過程に適切に位置付けること。

総合的な学習の時間では体験活動を重視している。
しかし,ただ単に体験活動を行えばよいわけではなく,
それを探究的な学習の過程に適切に位置付けることが重要である。

探究的な学習の過程に適切に位置付けるとは,一つには,
設定した探究課題に迫り,課題の解決につながる体験活動であることが挙げられる。
予想を立てた上で検証する体験活動を行ったり,
体験活動を通して実感的に理解した上で課題を再設定したりするなど,
探究課題の解決に向かう学習の過程に適切に位置付ける。

中略

なお,体験活動の具体例としては,
例えば,自然の偉大さや美しさに出会ったり,
その中で友達と関わったりしながら協働的に学ぶ自然体験活動なども考えられる。

例えば,修学旅行と関連を図る場合は,
その土地に行かなければ解決し得ない学習課題を児童自らが設定していること,
現地の学習活動の計画を児童が立てること,その上で,現地では
見学やインタビューの機会を設けるなど児童の自主的な学習活動を保障すること,
事後は,解決できた部分をまとめ,解決できなかった部分を
別の手段で追究する学習活動を行うことなど,
一連の学習活動が探究的な学習となっていることが必要である。

このように、体験学習の受け入れも新たな時代を迎え、
進化した教育プログラムへの対応が望まれている。
ESDにおいても研究や推進が進んでいるが、多様な関係者が参画し、
将来を担う若者の育成については、AI時代における人の学習という観点からも
主体的、かつ学んだものが多様に応用できる力が求められているのではないか。
課題解決する力を学ぶのに、子どもも大人も無い。今後もこのテーマについて重点的に
情報収集を進めていきたいと思っている。

しゃぼんだまは、子供も大人も心惹かれる。
どうして、このような色になるのか。
またどうして、この形になるのか、
また、最短経路を探す、シュタイナー点の説明にも使われる。
素材をどう活用して学びに結び付けるか、多様な立場で議論する
それこそ人間の知恵である。
posted by オーライ!ニッポン会議 at 00:01| 日本のふるさと