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2019年11月03日

あーでもない、こーでもないとアイデアを生み出す難行で脳がふらふらする心地よい疲労感

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徳島県の「あわの農山漁村(ふるさと)魅力創生事業」による
地域再生寄り合いワークショップについて、
当機構がお手伝いをしていた2019年度の阿南市加茂谷地区と
上勝町田野々地区の2か所のワークショップの全ての過程を無事に終了しました。

ワークショップは各地3回開催し、
第1回は、地域の課題の抽出。
第2回は、地域資源マップの作成。
そして第3回は、地域を活性化させるアイデア出しと、
その具体的な実行計画づくりを検討しまとめました。

阿南市加茂谷地区のワークショップの様子は、既にこのブログで紹介していましたが、
上勝町田野々地区は、10月17日に第3回が終了しました。

3回目は、
イラストともに、上勝町田野々地区の課題を乗り越えるための
新たなアイデアを住民が作成し当日のワークショップに発表したのです。

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多数のアイデアが提案され、
@ それをもとにした意見交換→
A 実行してみたいアイデアを全員で投票→
B 実行計画(優先度の高いものを選択→
C 誰が主体となって取り組むのか、
いつごろまでに実施するのか等を作成し終了しました。

今後、徳島県と相談しながら事業化に向けて、取り組みを進めていくことになります。
徳島県では、地域の活性化に向けて、農林漁業や農村活性化に向けての助成などもあり、
また農林水産省でも、都市と農山漁村の交流や農泊などの事業に対して、
交付金などを提供しています。

他の地域においても、まずアイデアを仲間と相談し、
実現に向けて、民間の支援策や国や県などの支援策を検索しておくと良いでしょう。
適した事業への公募等は募集時期が合わないと使えないので、
日々、同類の事例や各省の交付金や公募を定期的に探すといろいろ参考になります。

徳島県上勝町のワークショップは、
第1回WSでは、田野々地区の活性化にむけて重要な課題等から
「目指すべき町づくりの在り方」を参加者全員で得票しました。
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第2回WSでは、
第1回WSから第2回WSの間に、地域住民(WS参加者)が
田野々地区の資源を思われる個所、モノ等を写真撮影したものを
分類し模造紙上に、KJ法の手法を活用して分析しながら
班ごとに資源地図として作成しました。
そして、各班に分かれて製作した「上勝町田野々地区の資源写真地図」を
班の代表が全員の前で順に説明した。
最後に(第3回最終回10月17日開催)に向けて、
各自「地域を元気にするアイデア」を作成(3枚以内)し
持参することを宿題として説明して解散した。

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アイデアは、人それぞれ得意分野があり、
イラストを見ても、話を聞いても大変面白い内容ばかりです。
まるでその人の人生を凝縮しているように思えます。
ある人は、
採れた農産物を料理して新たな自慢料理を開発しようと企画し、
またある人は、
荒れた耕作放棄地に花を植え、景観の良い場所でのイベントを提案する、
またある人は、
空き家や古民家を宿泊施設にして、都会からの交流を
増やそうとするアイデア、
と思うと、同じ空き家をみんなの憩いの場所にしようとか
アイデアも様々に出てきます。
同じだけど少し違う。全く異なるアイデアでも、その景観を生かして事業化することは
同じなど、組み合わせもさまざまに考えられます。
どのアイデアが多くの人の共感を得るか、皆さん自分の案を熱ぽく語ります。

最後に、そのアイデアの実現性や容易さ、主体を極めて短時間で意見交換しつつ、
実行計画に落とし込むのは、講師である情報工房の山浦先生の経験と力量です。

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台風や猛暑など天候にも左右されがちなワークショップの日程でしたが、
参加者は毎回、人々と十分な会話ができたこと、自分の思いを話せたこと、
他の人の地域への想いに勇気づけられたことなど、
ワークショップはかなり頭脳を酷使するが、満足そうに帰路についていました。
やはり、話し合いというのが、やる気を醸成するうえで、とても大事なことだと
再認識しました。

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 01:00| 住民主体のワークショップ