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2018年11月21日

この方式が主流になれば、林業で100万人が働くのも夢ではない。 NPO法人 土佐の森・救援隊 理事長 中嶋健造 氏

自伐林業という革命 中島.jpg

中島氏は、地域や集落の山を自分たちで整備し、木材を出荷して収入を得る人たちを自伐林業と考え、人任せにしない自立経営型林業の「土佐の森方式(C材で晩酌を!、自伐林業方式)」を実施することで、日本でも土佐の森方式が主流になれば林業従事者100万人も夢ではない。これからは自伐林業、自伐林家的林業、自伐林家的森業だと言っています。
この自伐型林業は、林地残材や切り捨て間伐材を燃料に利用するための収集運搬業に必要な軽トラとチェーンソーがあれば可能です。大型機械が不要なので副業として簡単に参入できることから、農山漁村への移住を考える若者の仕事としても有力です。既に高知の山村では都市から移住した若者が自伐林業を展開しています。
先進国、ドイツ林業も自伐林業方式で、45万の林業事業体が存在し、100万人の林業従事者がいるそうです。その45万事業体のほとんどが個人事業体(自伐林家)で、この自伐林家の6割以上が農家の副(複)業で、農家民宿や酪農が多いとされています。
中島氏は、これまでは小規模故に、大規模化の流れの中に埋もれ、林業政策からも除外されてきた。だが、研究開発により、地域住民や山林所有者で対応できる適正な技術・手法であることが証明されてきた。低投資・低コスト故の参入容易性、農家や定年退職者、女性などの参入対象者の拡大、生業として成立する可能性、収益性、永続的な森林経営、環境保全性──。どれも現行林業をはるかに上回る成果が出ている。特に森林面積当たりで養える就業者数は現行林業の10倍以上であることが分かってきた。これらの成果は中山間地域の生業スタイルを一変させ、若者が林業を経営する状況を創出できることを証明しつつある。自伐型林業を各地で展開できれば「地域創生」の大きな武器になることは間違いない。自伐型林業を始める若者は急増している。企業との連携も芽生えている。さらに広がりを加速させるために自伐型林業推進協会を立ち上げた。自伐型林業がまだ広く知られておらず、既得権益者との調整などの課題も多いが、普及のために多方面と連携していきたいという中嶋氏の自伐林業推進の取り組みは林業の可能性を感じます。
素人の都会人が自伐型林業で、生活が成り立ち、各地で新たに自伐に取り組む若者等が増えていること。また、新規参入するためには、切り捨て間伐材等を燃料に利用するための収集運搬業に必要な軽トラとチェーンソーがあれば、即可能であることなど。農山漁村への移住を考える若者の仕事としても大変有望でかつ、実現性が高いと思います。

中嶋さんは、2006年の第4回オーライ!ニッポン大賞ライフスタイル賞受賞、2012年の第10回オーライ!ニッポン大賞審査委員会長賞受賞と2回受賞しました。
NPO法人 土佐の森・救援隊 https://mori100s.exblog.jp/
NPO法人 自伐林業推進協会 https://jibatsukyo.com/

※自伐林業にご関心をお持ちの方は、下記のサイトをご覧ください。只今フォーラムの参加者を募集しています。
【森林資源利活用フォーラム 〜板倉構法での家づくり&自伐型林業〜】
日時:2018年12月8日(土)14:00〜17:00(受付開始13:30)
場所:ハロー貸会議室上野
住所:〒110-0015 東京都台東区東上野3-37-9 かみちビル5階
募集サイト http://chikyunoshigoto.com/forestresources-forum
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posted by オーライ!ニッポン会議 at 14:32| オーライ!ニッポン