
台風が来るか来ないかヤキモキしながら、徳島県「あわの農山漁村(ふるさと)魅力創生事業」による寄合ワークショップのため徳島に出張しました。
この時期徳島県は、阿波踊りの準備で、人々の顔には、ウキウキ感がうかがわれます。
泊まったホテルの窓から阿波踊りの練習が見えたので、部屋を出て見学させてもらいました。本番の一か月前から本格的練習が行われるそうで、それぞれ仕事を終えて連の関係者が鳴り物に合わせて踊りのチェックをしていました。
とても情熱的な踊りです。男踊りは、両手のひらが向き合うように上げ、腰を落とし前景姿勢で左足に重心をかけながら右のつま先を前に出す、この動作を二拍子に合わせて繰り返すというのですが、兎に角腰を落とすというのが、カッコよく踊るコツですが、普段しない態勢なので、見ているだけでもその大変さがわかります。年配の男性の踊りは、流れるような身のこなしでありながら足の筋肉が見事に隆起しています。女踊りは、とにかく手を高く上げることがコツとされ、女性の優美な踊りは、調子が変わるときに踊りの形が変わるのですが連(団体)の一体感が見事でした。
2019年の阿波踊りは8月12日から15日(8月11日は前夜祭)
詳しくは、https://www.awaodori.tokushima.jp/
そして、徳島県の特産の一つ、鱧のシーズンでもあります。関西では、小骨の多い鱧を湯引きして細かく包丁で骨切りし梅肉を合える、鱧の湯引き、てんぷら、鱧鍋など家庭でも楽しまれています。生命力の強い鱧は、生きたまま京都に運ばれ、1寸あたり25回ほど切る調理人の技術により骨が気にならないように食べられる骨切されます。
京都の祇園祭りは、別名ハモ祭りとも言われています。夏の祭りを乗り切るには、鱧の生命力にあやかりたいというのも一因でしょう。京都からワークショップのファシリテーターとして参加した知人は、京都人は鱧を食べないと夏が来た気がしないと言います。湯引き鱧の梅肉和え、鱧のてんぷら、鱧鍋と徳島の鱧料理は、お値ごろで味も大満足でした。

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