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2018年11月16日

第5回農山漁村コミュニティ・ビジネスセミナー【島の魅力発掘をなりわいに!】開催結果

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平成30年11月14日(水)第5回農山漁村コミュニティ・ビジネスセミナー【島の魅力発掘をなりわいに!】講師:いえしまコンシュエルジュ 中西 和也 氏(兵庫県姫路市家島)を開催しました。
中西さんは、大阪から離島の家島に移住9年目。移住後、妻に子ども二人、マイカー、マイホーム、さらにはゲストハウスまでを持つようになった若者の活動から何を材料にどう起業するのか漁業と島の生活文化を資源にさまざまなビジネスに取り組むケーススタディから学びました。
舞台である家島諸島は、兵庫県の南西部、瀬戸内海播磨灘に浮かぶ40余の島々の総称です。島の歴史は古く、旧石器時代から弥生時代にかけての遺跡が見られ多くの伝説や物語が存在します。
家島は、特別な観光資源があるわけではありません。漁村の風景とそこに暮らす人々の
なにげない日々の生活を資源として、体験するプログラムを創り出しています。
それには、よそ者(都会人)の視点が活きています。地域の人にとっては当たり前の景観・風習ひとつとってもよそ者には興味を惹かれるものがあるからです。
中西さんは、いえしまの魅力は=「島の日常は都会の非日常」として案内しているのです。
ある不思議な写真、それが一体なんだかわかりません、しかしそれは、中西さんの口から、島の暮しや産業と結びついていることを聞くと、しまの魅力なるのです。
それは中西さん自身が感じた、これは何か、何のためにあるにあるのかなどの素朴な疑問や不思議さから出たものです。
1つ1つは、すごく小さなもので、決して観光の目玉にはならない。しかし、これらの要素が集まった「島の暮し」そのものが魅力ですと中西さんは言います。
中西さんは、家島に移住するにあたって、4つの目標を建てました。
シンプルだけど大事なポリシーです。
その1.移住1年間は、毎日ブログを書く。
その2.自分が楽しいと思う活動をする。
その3.離島中山間地域の先進事例になる。
その4.活動をつづける。

毎日出あったこと、発見したこと、感じたことをどんなことでもよいから毎日必ずブログに書くと決めました。きっと1年目の新鮮な気持ちを忘れないとように、さらに毎日ひとつは決まったことを成し遂げるという気持ちがあったのでしょう。
夜中に外でパソコンを膝に置いてブログアップしている様子を見た島人が不審者と思ったのも笑い話。このブログを読んだくれた人が出て、後に家族ぐるみの交友を続けることにもなりました。
肩くるしいことを考えるより、自分が楽しくなければ続かないので、楽しいという活動を大事にしようとしました。そして何かよそ者だからできることで離島中山間地域の先進事例になりたいと思っています。失敗したらやり直せばよい。小さなことでもできることを続ければきっと成果になる。と活動を細くとも長く続けていくことが大事だと取り組んでいます。
中西さんは、熊本大学で建築士の資格を取得、都市計画系のシンクタンクに勤務しているときにいえしまコンシェルジュ養成講座に参加して「都市部ではできない働き方、暮らしのあり方にチャレンジしてみたい」という気持ちが芽生え、2011年3月に移住しました。
恰好良く言えば、いえしまコンシェルジュとは、観光や産業振興の企画立案と実践者です。家島観光のガイドを行いつつ、島のさまざまな資源を活用した観光交流資源の開発し実践する案内人として、生活しています。

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奥さんと生まれた子供の生活を支えながら、地域の小商いを発掘しより多くの関係人口を増やすことが、「島には仕事が無い」という多くの人の思い込みを解消できると考え、当初は当該の若者やさまざまなノウハウを持つ人々と交流しながら島への関心を高める活動を展開、現在は、島内の様々な団体グループや若者と島の将来を語らいながら面白いことをしていこうとしています。
そのプロジェクトの一つは、島外の人が島外の人を連れてきて遊ぶ「男鹿島うみのいえ」です。廃業した旅館を海の家として仲間とともに改装し拠点としました。オーナー制を取り入れたシェアハウス的なゲストハウスです。

自分ひとりで行うだけでなく、多くの人をも着込むためにも、出来ることからコツコツと続けていく、この続けることが大事なのだという中西さんの話は、とても説得力がありました。

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中西さんの活動経緯メモ
・1985年(昭和60年)大阪市生まれ。
・2009年 大阪の都市計画系シンクタンク所属時に、
 島のおばちゃんたちで組織する
NPOいえしまが主催した「いえしまゲストハウスプロジェクト」を知り、
初めて家島へ行き衝撃を受ける。
・2011年3月 家島へリュックひとつで移住。
 海の家「中村荘」にてアルバイト
・2012年4月より、
 島の観光案内人”いえしまコンシェルジュ”として、
家島の暮らしの魅力を紹介するガイドを実施。
・2014年4月 『いえしまコンシェルジュ合同会社』として法人化、
 自然体験学習、大学のゼミ合宿、社員研修などをコーディネート。
また、島のみやげものの商品開発・販売
やNPOいえしまのサポートなど島の活性化に取り組む。
その他、高校や小学校での講義、市民講座での講演などを通じて
島の魅力を伝える活動にも従事。
・2014年 8年間空き家になっていた民宿を譲り受けて、
 セルフDIYでリノベーションをしながら、
 仲間たちで楽しみながら施設づくりをした
男鹿島うみのいえプロジェクトスタート。
有志の仲間たちで運営している夏限定のプライベートな遊び空間。
・2014年9月30日
 家島の特産品の通販サイト いえしまマーケットをオープン
・2015年3月8日 新商品家島てぬぐいを販売開始
・2018年4月
 島で週末を過ごし自分の技術や趣味を活かして活動してもらう
「週末島活」というプロジェクトをスタート
・2018年11月9日 15年前に閉店した老舗喫茶店「スコット」を
コミュニティーサロンとして復活オープン。
島民や観光客が一息ついたり、希望者が趣味の講座を
 開いたりもしてもらう。

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posted by オーライ!ニッポン会議 at 10:15| コミュニティビジネス