6月10日(水曜日)
<今朝のニューヨークは好天>
今日は昨日とは一転して、再び、眠れないまま朝を迎えた。
UNESCOのインドラジット部長からメール。朝食ミーティングの時間を30分遅らせてくれないか、というメッセージだった。パリから着いたばかりの彼も時差のせいで、昨晩は眠れなかったのだという。
彼とは、今年3月のUNESCOの会合で出張した際、初めて会い意気投合した。彼は、障害者問題をてがける人の少ないUNESCOで、障害者のIT教育で孤軍奮闘している。今後は、9月の国連総会に向けて障害者問題でUNESCOと連携していくことで合意。
朝食の後、ホテルのロビーで国務省障害問題顧問ジュディーヒューマンさんと会った後、私は再び国連本部に出かけた。
<国連本部前>
日本財団が昨日に続いて、ハンセン病と障害者をテーマにした、もう一つのオフィシャルイベントを主催していたからである。ただ、私はハンセン病事業の担当ではないので、担当の田南常務の司会で、笹川会長や昨日一緒だったDPIのジャベッド会長らとスピーチをするのを傍聴。
実は、昨日のサイドイベントの会場で、私は、IDPP卒業生のポンクルスさんと偶然再会し、今日のハンセン病と障害者のイベント会場で会って話をしようと約束していたのだ。
そこで、イベントが終了した後も、会場で彼を探したのだが、ついに彼を見つけることは出来なかった。
彼は優秀で、IDPP卒業後は、フルブライト奨学金をもらって米国に留学、今は、障害者のためのIT教育などを手がけるユニークな国際組織であるG3ictで働いていると言う。
後で、彼からお詫びのメールが入った。色々、聞きたいことがあったので残念だった。
<ハンセン病と障害者のサイドイベント>
午後3時半からは、渋谷さんの友人で 映像作家のディック・ヤングさんに会った。現在、日本財団内部で企画を温めている障害者芸術祭についてアドバイスをもらう。
ホテルの部屋に戻って、窓の外を眺めていると、奇妙なものがゆらゆらと空を飛んでいるのを発見。かなり離れたところを飛んでいるので確認は出来なかったが、どうやら、飛行機に吊り下げられたアドバルーンのような物体らしい。一見すると、まるでUFO。
夜は、笹川会長と一緒に、我々一行は、国連代表部公邸に。夕食会に呼んで頂いたのだ。日本料理をご馳走になりながら、吉川大使から、今後の障害者問題の国連でのアピール戦略の進め方について色々アドバイスを頂いた。
<謎の飛行物体。まるでUFO?>
08時半 UNESCOインドラジットさん
09時半 国務省障害問題顧問ジュディーヒューマンさん
13時15分 ハンセン病と障害者サイドイベント
15時半 映像作家ディック・ヤングさん
19時 ホテル出発
19時半 吉川大使主催夕食会