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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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障害者の国連参加サイドイベント [2015年06月09日(Tue)]
6月9日(火曜日) 
609cloudy.JPG
<ニューヨークの朝、今日は曇り空>

トロントでの睡眠不足のお陰で昨夜は熟睡、すっきりして朝6時頃に目を覚ました。
8時にホテル内のグリルで朝食。国連障害者権利条約起草委員会の元委員長のガレーゴス大使に来てもらい、仕事の打合せをしながらの食事。日本財団特別顧問の渋谷さんも一緒だ。朝食の後、日本財団の石井部長と打合せの後、一緒に、国連本部ビルへ。
前回、約二年前の2013年9月に来た時は、国連ビルは工事中で隣に仮設されていたプレハブの建物で会議をしたのだが、今回は改装工事が終わっており、内部はきれいになっていた。
午後から始まる障害者の国連参加に関するサイドイベントの会場を下見した後、総合司会の渋谷さん、パネルの進行役であるガレーゴス大使と、基調講演をするアメリカン大学のデリック・コグバーン准教授ら、サイドイベント関係者に集まってもらい段取り等の打合せを行った。
609UNbuilding.JPG
<きれいになった国連本部ビル>

いよいよ、障害者の国連参加に関するサイドイベントが始まった。壇上には、笹川会長の他、レニン・モレノ障害問題担当国連事務総長特使、吉川国連大使、国連障害者権利条約起草委員会の元委員長のガレーゴス大使、総合司会は日本財団特別顧問の渋谷さんの5人が並ぶ。
主催者を代表して笹川会長が挨拶した後、モレノ特使、吉川大使がそれぞれスピーチ。モレノさんは、エクアドルの元副大統領。車椅子の障害者だ。45歳の時に強盗に襲われた際、負傷しそれが基で歩行が出来ない身体になった。
次いで、基調講演をアメリカン大学准教授でIDPP(障害者公共政策大学院)の責任者であるデリック・コグバーン博士。彼が説明したのは、IDPPで現在進行中の「国連における障害者の参加の現状と問題点」をテーマにした研究の中間報告。
609UNaudience.JPG
<サイドイベントには100人以上の人が集まった>

彼は、障害当事者らのインタビューを基に、国連やその他の国連機関の場で、障害者が感じている障壁や、参加の難しさなど、ハード面やソフト面でのバリアーの現状と改善に向けた提案を行った。
そして国連防災事務局のパームさんが、今年の3月に仙台で行われた国連防災会議の報告の後、コグバーン博士の中間報告を巡るパネルディスカッションに移った。
パネリストは、国連障害者権利委員会のマリア・レイエス委員長、国連障害者権利条約事務局の伊東さん、国際障害者団体からは、DPIのジャべド・アビディ会長。彼は車椅子。もう一人の障害当事者は、聴覚障害者でIDA副会長のコリン・アレンさん。彼のために手話の通訳がつく。これらの4名をガレーゴス大使が座長として進行を取り仕切った。
609UNpanel.JPG
<障害者の国連参加サイドイベントの登壇者たち>

これらを通して明らかになったのは、1992年にブラジルのリオデジャネイロで開かれた国連環境サミットで合意された9つの主要民間グループに、障害者が含まれていないことが、国連や諸機関での障害者の参入障壁となっていること。
2011年にWHOと世銀が共同で纏めた世界障害者報告によれば、障害を持った人の総数は総人口の15%に相当する10億人にものぼっている。これだけ大きなグループが主要グループにカウントされないと言うのは如何にも不自然である。
サイドイベントの後、私は笹川会長と障害問題担当国連事務総長特使のモレノさんとの個別会談に同席した。その後は、デリックさんや渋谷さんらと、IDAのチュク事務局長、 国連障害者権利委員会のレイエス委員長、DPIのアヴェッド代表らと個別のミーティングを持った。
609evening.JPG
<夕方の空は晴れ上がっていた>

08時 ガレーゴス大使打合せ
10時半 障害者サイドイベント事前打合せ
13時15分 障害者の国連参加サイドイベント
15時 モレノ障害問題担当国連事務総長特使
15時半 IDAチュク事務局長
16時15分 国連障害者権利委員会レイエス委員長
16時半 DPIアヴェッド代表
17時半 NTIDデカロ前学院長
19時 財団関係者夕食会
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