11月9日(日曜日)
<ホテルの中庭の朝>
朝10時、セミナー第2日が始まった。椅子の配置は縦に長いロの字型。部屋の両側に約20人ずつの学生が向かい合って座っている。男女はほぼ半々と言ったところか。
JATCAFAの奨学金は、トルコの大学や大学院に留学している中央アジアなどの6カ国(アゼルバイジャン、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン)からの学生達を対象にしている。
かつては、200名近い学生を対象にしていた時期もあったが、最近では一人当たりの支給額を増やし、人数は50人ほどに絞り込んだ。
<セミナー第2日>
このセミナーのひとコマで、私は日本財団についてプレゼンテーション。
日本財団で英語でのプレゼンテーションをやるようになって10数年。だいぶ慣れた筈だが、やってみるといつも不測のことが生じ、時間配分など、思ったように行かないことが多い。
今回も、前段の話に時間がかかり過ぎてしまい、せっかく、担当の田中職員に準備してもらったにも拘わらず、後半の各論には入れずじまい。御免なさい。
<熱心に討議する学生たち>
自分のプレゼンテーションが終わった後は、研修生たち自身のプレゼンテーションを見学、プレゼンテーションコンテストだというのでその審査員を務めるはめに。
コンテストの優勝者に賞品を手渡したあと、我々一行は学生たちを後に残し、イスタンブールへ戻ることに。研修は、彼らが自主管理で行うようになっているのだ。
途中の木々は、美しく紅葉していた。
イスタンブールのアジア側でブルゴスキさん夫婦やカーソンさんを降ろす。ムラットさんがひとり私のホテルまで付き合ってくれた。
<谷間の木々の紅葉が美しい>
10時 日本財団についてプレゼンテーション
14時 昼食
15時 ホテル出発