7月3日（水曜日）　　
深夜1時40分発の飛行機でコロンボを出発、早朝6時半にバンコクに到着。1時間半弱の乗継ぎでヤンゴン行きに乗込む。ほぼ定刻通り、9時前にヤンゴン到着。空は曇天、厚い雨雲が空を覆っていた。運転手のメーム君によれば、このところ、ヤンゴンは毎日雨だとか。
ダウンタウンに向かう道はあちこちで渋滞。車が増えたせいだ。今年の12月にミャンマーで初めて開かれるASEAN諸国のスポーツの祭典、SEA Gamesの看板があちこちに掲げられているのに気が付いた。

＜町中にはSEA Gamesの看板が目立つ＞

ホテルにチェックインしてシャワーを浴び、ベッドに潜り込む。コロンボを深夜に飛び立ってからヤンゴンに到着まで、約6時間。その間に、眠ったのは2回のフライト中に合計して3時間弱。睡眠不足であることには違いないが、結局はなぜか眠れずじまい。
午後3時に、ホテルのロビーで日本財団ヤンゴン事務所の間遠所長と、カレン州での薬草栽培支援事業などについて打合せ。その後、エヤワディー州での学校建設事業を担当してもらうNGO、れんげボランティア会の平野さんと会い、エヤワディー州の州都パテインでの州首相との会見の様子を聞く。懸案である合意文書の調印に向けた手順に着いて打合せ。

＜何でもぶら下げるのがミャンマー式　金物店のユニークな陳列方法＞

次いで、日本財団の職員の粟野さんから、今週からヤンゴンで始まった、ミャンマー政府国境省との少数民族州公務員研修のシンガポール・セミナー参加者を対象にした事前研修の様子について報告を受ける。
その後、午後6時にはホテルを出発、外務省OBで今は日本財団のアドバイザーになってもらっているエルウィンさんと一緒に、ミャンマー料理のレストランへ。
ヤンゴン大学英語学部の英語教育センター長のノジュポ教授と会うためだ。彼女は、先般、カンボジアでのラジオによる英語教育支援事業の報告会にミャンマー教育省から派遣されたミッションの中心メンバーだ。
カンボジアでの知見を教育大臣に報告した結果、ミャンマーでも英語教育にこの方式を役立てたいということになり、今後の取り組み方針について協議。

＜シュダゴンパゴダを覆う雨雲＞

01時40分 コロンボ発
06時35分 バンコク着
07時55分　バンコク発
08時50分　ヤンゴン着
15時　間遠ヤンゴン事務所長
17時　れんげボランティア会平野さん
17時半　粟野さん
18時　ホテル出発
18時半　ヤンゴン大学英語学部ノジュポ教授