10月26日(金曜日)
いつものホテルで、いつものように5時前に起床。急いで身繕いをして暗い中を飛行場へのタクシーに乗り込む。飛行場が近づくころに漸く外は明るくなってくる。熱帯の朝は一年を通して日の出時間はほとんど変わらない。ここまでは、このところ何年も変わらない私のバンコクからの帰国の朝のルーティン。最近変わったのは、車の中での時間の過ごし方だ。以前だと、薄暗い車の中で何もすることはなかったのだが、数か月前にiPadを手に入れたので、今では日本の新聞の電子版をホテル内で起床とともにダウンロードしておき、車の中で目を通す。液晶はバックライトに照らされて明るいので車内灯をつける必要もない。
<左が手動式の髭剃り 右が手回し式のLED懐中電灯、ソーラーパネルつき>
便利な世の中になったものだが、一方で、私が旅の際にいつも持参する様にしている敢えて電気を使わないですむ小道具類がある。それらを、今回の「私の旅の工夫」として紹介しよう。手動式の髭剃りと、手回し式のLED懐中電灯だ。写真のようにいずれもかなりのミニサイズなので、嵩張らないので持ち歩いている。
停電の時や、電気が使えない時などのためを考えてのことだが、幸か不幸か、現実にこれらを使うことは余りない。それでもミャンマーのように停電が起きる国は少なくないので、手元に小さな懐中電灯があれば安心だ。また、手動式の髭剃りも、充電式のシェーバーがうっかり電気切れになっていた時に重宝したことも無い訳ではない。何より、超ミニサイズ、そしてエネルギーを使わないで済む電化製品(?)として自分ではとても気に入っている品物だ。
05時半 ホテル出発
08時10分 バンコク発
16時25分 成田着