羽田便で帰国 [2011年12月23日(Fri)]
12月23日(金曜日)
<コロンボのホテル玄関のクリスマスの飾りつけ> スリランカに発着する飛行機は深夜に集中している。今夜のバンコク便も真夜中の1時20分の出発だ。コロンボ市内から空港までの所要時間は普段1時間くらいなので、10時にホテルを出発するつもりでいた。 ところが、クリスマス直前の金曜日の夜なので、交通渋滞で市内を抜け出すのに思わぬ時間がかかることもあるから早めに出発した方が良い、とウデニさんが言う。仏教国のスリランカなのに? 確かに、空港も、市内も、ホテルもあちこち、クリスマスのデコレーションだらけ。そこで彼のアドバイスを受け入れ、一時間前倒し、9時に出発。 しかし、幸か不幸か、渋滞も無くあっという間に空港に着いてしまう。出発まで3時間以上もある。バンコクへの到着は早朝の6時。しかし、スリランカとタイの間には1時間半の時差があるので、実質的な飛行時間は3時間ちょっとに過ぎない。本当は、今のうち、ひと寝入りしたいところだが、一人旅の身。万一、眠り込んでしまったら、そのまま乗りそびれる危険がある。ここは、ぐっとこらえて、我慢する。 おかげで、飛行機に乗るころには、眠気はピーク。機内に入るとすぐに、飲み物、食事総てを断って、ひたすら睡眠時間確保に注力。バンコクに着陸寸前までひたすら熟睡。 <仏教国スリランカだが、コロンボ空港にもクリスマスのデコレーション> バンコクからは朝の成田行きに乗り継いでそのまま帰国してしまうことも出来たのだが、CIATに出向中の日本財団の間遠職員とバンコクで打合せをしたかったので、午後の羽田便を予約。 それまでの時間を睡眠時間の補充に当てるべく、市内のホテルに部屋を取っていたので、エアポートレイルリンク、スカイトレインの電車を乗り継いで、一目散に市内のホテルへ。シャワーを浴びてベッドに潜り込む。 当初は、間遠さんとここで会うつもりでいたのだが、出発ぎりぎりまで安心して話が出来るよう、空港内で待ち合わせることに。そこで、3時間余り眠ったあと、再び、エアポートレイルリンクを使って空港に戻り、彼と空港内の寿司スタンドで昼食を取りながら、打合せ。 <エアポートレイルリンクの急行路線の延伸を案内する看板> 空港とバンコク市内の移動用に新設された電車、エアポートレイルリンクだが、海外から飛行機で到着する旅行客にとって、必ずしも便利であるとは言い切れない。その最大の理由は、大きなスーツケースを持った人間の便を一切考えていないとしか考えようのない、アクセス面での配慮の無さにある。不思議としか言いようがない。 今回さらに、もう一つ、不思議なことに出くわした。これまでエアポートレイルリンクの急行は終点二つ手前のマカッサン駅止まりだったのだが、終点行きのパヤタイエクスプレスが遂に運行開始。 しかし、不思議な路線設定。常識的には、パヤタイエクスプレスもマッカサン駅には従来通り、停車すれば良いと思うのだが、パヤタイまで完全にノンストップ。そのため、急行としては、マッカサンまでの従来からのエクスプレスと、新設のパヤタイエクスプレスの2本立ての運行となった。そして、それぞれの急行の運転間隔はこれまでより倍増えて、およそ30分に一本と逆に不便になってしまった。 しかも、空港駅には、前掲写真のような看板が立てかけてあったが、電車内の案内板は、未修整でこれまでのまま。新設の急行についての記載は全くなし。何てちぐはぐなことをするんだろう。 <確かに、パヤタイ駅まで急行がやってきたが運転間隔は2倍に延びてしまった> ぎりぎりまで、農業専門家の間遠さんと色々打ち合わせをして、タイ航空専用カウンターでチェックイン。セキュリティーゲートも別にあるのでスムースだ。羽田に夜遅く到着する便で無事帰国。体調も完全に復調したようだ。 今年最後の出張も終了。年初から数えると、19回目。今年は、累計152日の年間海外出張日数となった。 01時20分 コロンボ発 06時15分 バンコク着 12時 CIAT出向中 間遠さん 14時50分 バンコク発 22時30分 羽田着 |