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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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ヤンゴン空港で放射能検査を受ける [2011年06月02日(Thu)]
6月2日(木曜日)
ミャンマーとカンボジアへ今年7回目の出張。今回の目的は、ミャンマーの北東部シャン州で、9年にわたり実施中の学校建設プロジェクトの現場訪問と、カンボジアの辺境州での中学校の教員養成に対する支援などを行っている現地NGOの定期理事会出席など。
午前11時前のバンコク行きの便で成田を発つと、午後3時半にバンコクに到着する。ただ、2時間の時差があるので、日本時間では夕方の5時半。6時間半ほどのフライトなのだ。バンコクの空港で、2時間半ほど待つと、5時50分発のヤンゴン行きに乗り継ぐことが出来る。

                   <夕日を見ながら飛ぶ>

夕日を見ながら飛ぶこと1時間余り、その日のうちにヤンゴン空港に。ヤンゴンとバンコクの時差は、へんてこな30分というもの。従って、ここではまだ7時前だが、タイと日本の時差を加えると2時間半の時差となるので日本時間では夜の9時半だ。
新しくなったヤンゴン空港では、入国管理ゲートのある広いホールの右側の壁は、一面ガラス張り。出迎えに来ている人たちの姿が良く見える。ふと見ると、見慣れた顔の人物が私に向かって手を振っているではないか。ミャンマー保健省、前伝統医療局長のティン・ニュント博士だった。保健省から誰かを出迎えに寄越すとの連絡はあったが、ティン博士自身とは知らなかったのでびっくり。
ミャンマーでは、昨年から到着時のビザの発給が可能になったので、入国管理ホールに、ビザ手続きのための場所が出来たのだが、私は先日、東京のミャンマー大使館で、昨年に引き続き一年間有効の無償ビザをもらったばかり。得意な気分で、ビザ手続きの行列を横目に、入国管理のカウンターに急ごうとして、ホールの一角になにやら白衣のグループが屯しているのに気付く。そのまま通り過ぎようとして、ひょっとしてと思い、立ち止まって小さな掲示板を覗くと、何と「日本からの乗客は放射能検査を受けてください」とあるではないか!!!

                        <ヤンゴン空港に出現した放射能検査コーナー>

早速、申し出て検査に臨む。すると、白衣の係官がガイガーカウンターらしき機械で体の隅々までチェック。数分ほどで、疑いが解けたらしく、入国書類の裏側に、「検査済み」のスタンプを押してくれて放免される。これがないと入国審査を受ける事が出来ない仕組み。
荷物を受け取り、外へ。ティン・ニュント前局長と合流し、彼の自家用車でヤンゴン市内のホテルに向かう道すがら、「こんな検査、他の国ではどこもやっていない筈」と、放射能検査のことを話すと、すまなそうに、「科学技術省の指示によるもので、保健省の所管ではない」ので、と釈明。

                          <一年間有効の無償ビザ>
                   
10時50分 成田発
15時25分 バンコク着
17時50分 バンコク発
18時45分 ヤンゴン着
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