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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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タミル反政府派LTTEの旧首都キリノッチへ [2011年01月13日(Thu)]
1月13日(木曜日)

                  <まだ地雷処理が終了していない場所も残る>

睡眠薬が効いたのか、久し振りに熟睡。朝起きると、体調はすっかり回復していた。
今日はこれから、更に90キロ北上して、スリランカ本島最北の都市、キリノッチを目指す。朝8時、車に乗り込み出発する。走り出して間もなく雨が降り始めた。気温は15度くらいか、肌寒い。これ程の低気温は私にとって、スリランカでは初めて。それもその筈、この日は、コロンボの最低気温は16度、61年ぶりの低気温を記録した、と後で知らされた。
まだ、至るところに政府軍による検問所が設けられているが、昨年と較べると兵士の数も減り、検問所での兵士の表情にも緊張感はあまり感じられない。


                  <今もあちこちに検問所があるにはあるが、、、>

我々の乗った車は、雨の中を2時間余り走った後、キリノッチの町についた。休戦協定が有効だった当時は、LTTE(「タミルイーラム解放の虎」=反政府タミル人組織)の首都が置かれていたところだ。私にとってはキリノッチ行きは3回目。7年前、SLSPO(義肢装具士学校)を開設するに当たって、LTTE側の了解と協力を取り付けるべくハルシャさんの紹介を受けて訪れたのが最初。2回目は昨年、会長とスリランカ軍用機でジャフナに行き、その後、陸路で南下してコロンボに戻る途中立ち寄った。
車はキリノッチの町を通り抜け、程なくして、大きな学校の校門の前で停まった。車から降りてみると、雨は止んでいる。ここは、キリノッチで2番目に大きな小中一貫校パランタン・マハ・ビジャラヤ校だという。
校門の中に入ってみると、草葺や、板でできた急ごしらえの屋根を乗せただけの校舎で子供たちが勉強していた。勿論窓も無く、内部は外から丸見えである。


              <草葺の屋根の仮設校舎で学ぶ子供たち>

この学校の庭に設けられたテントの中で、学校関係者、事業を請け負った現地NGOセワランカ財団、政府軍関係者らが参列して、日本財団による学校修復事業の記念式典が行われた。私自身を含む来賓によるスピーチ、伝統衣装に身を包んだ在校生によるダンスや、国旗掲揚などの後、ヒンズー僧と仏教僧による宗教儀式が恭しく取り行われた。
ところがこれで式典は終了と思っていたら、廊下の一角に呼ばれた。円く開いた穴の傍に香炉や花、蝋燭などが置かれ、ヒンズー教の僧侶が私を手招きしている。どうやら、コップにコンクリを掬って穴の中に入れるよう、ということのようだ。私が終わると、別の人も同じように、スコップでコンクリを掬う。なるほど、これはヒンズー式の「地鎮祭」なのかと、様子を眺めていると、ハルシャさんがやってきた。
再び降り出した雨で、道路の状況が心配だ。念のため、早めに出発したほうが良い、とアドバイスされる。


                <こちらはヒンズー僧による「地鎮祭」>

スリランカ最北の半島にあるタミルの最大都市ジャフナとコロンボの東にある古都キャンディを結ぶ幹線、国道A9をひたすら南下する。ジャフナ発キャンディ行きなどとの表示を付けた長距離路線バスとすれ違ったり、追い抜いたりする。これまでは見たことの無い北部から南部へ縦断する長距離路線だ。内戦終結で可能になったもののようだ。
途中、食事休憩や、ネゴンボの町で、水産事業の参考にするためスーパーの海産物コーナーを覗いたりしながら、8時間余りかけて漸くコロンボ国際空港に到着。
私の乗るバンコク便の出発時間は夜中の1時25分、シンガポール経由で帰国する日本財団の担当者、梅村君の飛行機もほぼ同じ夜中の出発だが、二人とも早めにチェックインし、空港内に入る。ラクシさんらこの二日間同行してくれたセワランカ財団のお二人とはここでお別れだ。



飛行機を待つ間、空港のラウンジでチェックしたネットニュースによると、スリランカの洪水の被害は更に拡大し、死者は23人。被災者はついに100万人を突破した由。
また、北部のカロヤ川では水位が通常より5.5メートルも上昇したという。
そして何と、この川の近くの木のてっぺんの枝に身を挟まれたまま死亡している象が発見されたというニュースがその写真付きで流されていた。
洪水の被害は野生動物にも及んでいたようだ。






         <野生の象も水害の犠牲に>



6時 セワランカ財団バブーニヤ支部出発
8時半 キリノッチ 学校建設事業開始式典
12時15分 セワランカ財団バブーニヤ支部で昼食
12時45分 セワランカ財団バブーニヤ支部出発
17時半 休憩
18時半 ネゴンボ市内スーパー見学
19時半 夕食
21時 空港到着
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