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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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ハノイの60年ぶりの猛暑は気温48度!? [2010年07月14日(Wed)]
7月14日(水曜日)
豪雨のため涼しかった昨日とは打って変わって今日のハノイは暑い。35度は下るまい。
ハノイの気候の厳しさはベトナム人の間では常識だ。夏が蒸し暑く過ごしにくいだけでなく、冬もあって、それが結構寒い。安宿に泊まると冷房は何とかあるが暖房が無く、寒さに音を上げたことが何度もある。とにかく夏が暑い。特に、今年は異常に暑くて、最近、路上での最高気温が48度(公式発表では39.5度)まで達したこともあったのだとか。60年ぶりの記録という。


             <今年はハノイ遷都1000年 街中で見つけた看板>

ハノイは今年が遷都1000年。そのため、9月からは色々な行事が計画されているようだ。市内のあちこちでハノイ遷都1000年を祝うポスターや横断幕を見かける。ベトナムニュースによると、市政府は1000年祭に向けて、9月1日までに、市内の18の総ての区に対し、緊急ごみ処理施設の建設費として1万ドルを供与することを発表。この施設は、1000年祭の後も「暫くは」稼動させる計画だとか。

             <ブンチャー屋さんの店先 上に乗せる焼き肉を準備中>

暑さの中を出かける。昨日会えなかったゴックさんに会うためだ。彼女はマニラに設置した国連平和大学アジア分校の一期生。今は、ハノイにあるある国際NGOで働いている。5歳の女の子の母親。旦那さんはロンドンに留学中、社会学の博士号を取るためだ。
私の希望で、ブンチャーという「ベトナム式冷やしそば」(これは私のネーミング)を食べながらお互いの近況報告。ここは彼女の職場の近くの大衆食堂。吹き抜けのスペースに客がぎっしり。人気店なのだそうだ。扇風機があるだけでクーラーはないが、フォーのような熱いスープに入っている訳ではないので暑い季節でも美味しく、食べやすい。
揚げ春巻きと焼き肉を、たっぷりの生野菜と一緒に、米で造った素麺のような細い麺に甘酸っぱいつゆをかけたり、つゆの入ったうつわに麺を入れたりして食べる。この店では後者、「冷やしつけ麺」といったところ。尤も、日本の冷やし中華のように氷などを入れて特に冷たくしてあるわけではなく、スープは常温だ。


               <ブンチャーは「ベトナム式冷やしそば」?>

ゴックさんと別れて、ハノイIL(Independent Living)センターへ急ぐ。障害者自立生活支援をしている当事者組織だ。代表のホンハさんと事務局長のトゥイさんが待っていてくれた。二人とも車椅子の障害者。昨日の大雨の話でひとしきり盛り上がる。彼女たちは、普段なら30分もかからない自宅からこの事務所に4時間かけて辿り着いたのだという。私が昨日見せてもらう筈だったトレーニングは大雨で参加者も講師も来ることが出来ず、来週に延期された由。このセンターに来る途中の道では水嵩は大人の腰の高さまで達したのだとか。
来月、バンコクで予定している障害者公共政策大学院(IDPP)のための会議の準備状況の報告と、実現に向けての意見交換などをして2時間余りも長居をしてしまう。


           <ハノイILセンター代表のホンハさんと事務局長のトゥイさん>

夜は、福村さんと合流。ホーチミンから駆けつけてくれた国立音楽院のフオン校長と3人で、文化省のティン国際局長を囲んで夕食。我々の方からは、オーディションなどASEANオーケストラの団員の選抜状況について報告。局長からはベトナム政府としての準備状況について聴取。ティンさんは成功間違いなしときっぱり。終始上機嫌。

12時 CBMゴックさん
14時半 ハノイILセンター訪問
19時半 ベトナム文化省ティン国際局長
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