シンガポールに出来たカジノ・リゾート・ホテル [2010年06月03日(Thu)]
6月3日(木曜日)
今回私は、いつも利用するホテルが国際会議に伴い割高料金になっていたため、マリーナスクエア地区にある別のホテルを利用したのだが、ホテルの窓から最近部分開業したばかりのカジノ・ホテルの威容が見えた。 最終的に完成すると2560室になるというジャンボなホテル。60階建てのホテル棟三つでてっぺんに空中庭園を支えるという全くもってユニークな構造。ジャンボジェットが4機駐機できるという広大なサイズの屋上庭園にはレストラン、ナイトクラブ、庭園プールが設けられ、建物内部にはカジノの他、博物館、劇場やショッピングモール、国際会議場、レストランやバーまでが出来るという極めて豪華なカジノ・リゾートなのだ。約5000億円と言う総工費はラスベガス最大のカジノに次いで世界で2番目なのだそうだ。6月末に予定される全面オープンに向けて、追い込み工事が行われていた。 <マリーナ地区に出来たカジノリゾート・ビル> シンガポールでは、アミューズメントパークで有名なセントーサ島にもカジノが開業したばかり。シンガポール政府の思い切ったカジノ誘致政策には東京都の石原都知事も注目しているという。日本で実現すると、競艇などの公営ギャンブルにも大きなインパクトを与えること必定。 カジノの利用は外国人観光客を優先で、外人客には不要の入場料をシンガポール国民に限りチャージするのだとか。その上、二ノ宮さんによると、政府内にはカジノに入り浸りになった人を救済するための部署まで出来たのだとか。何とも用意周到な政府である。 カジノ・ホテルを横目に見ながら空港へ。帰国の途に就く。 5時45分 ホテル出発 8時10分 シンガポール発 16時15分 成田着 |