新型インフルエンザ対策のマスク姿のスチュワーデス [2009年05月23日(Sat)]
5月23日(土曜日)
帰国のため。再び、サンフランシスコへ戻る。シアトルからのフライトでは、マスク姿の人を目にすることはなかったが、サンフランシスコの空港で、成田行きの日本航空便に乗り込んでびっくり。スチュワーデスが揃ってマスクをしていたのだ。「規則なので」とすまなそうに語るスチュワーデス。何より、これまでマスク姿を目にすることが無かっただけに、一層不気味に感じられた。 それにしても、日本人の何事に対するにも生真面目なまでに即応する態度と、死者が何人も出てようと、我関せずのアメリカ人との違いはどこから来るのだろう。恐らく少なくとも一つの要素はマスコミの対応の違いではなかろうか。この新型インフルエンザは発生の初期では日本では「豚インフルエンザ」と呼ばれていた。しかし、回教国を中心とした豚に対する過剰反応に、WHOが豚という言葉を使わず、新型インフルエンザと呼ぶべきだと訴えた途端、ほとんど一斉に各社横並びで翌日から豚インフルエンザに代えて、新型インフルエンザと呼び出したと記憶している。これに対し、米国では新聞やテレビで、いまだに堂々と豚インフルエンザ(Swine Flu)と言う言葉を変えようとしないのはどういう心理に基づくものだろうか。 <マスク姿のスチュワーデスにぎょっとする> 9時23分 シアトル発 11時33分 サンフランシスコ着 13時30分 サンフランシスコ発 (翌日)16時20分 成田着 |