久しぶりにゆっくり [2009年02月15日(Sun)]
2月15日(日曜日)
今日は日曜日。久し振りに朝寝のあとは、一日、このブログの下書きをしたり、本を読んだりしてのんびりして過ごす。今回の出張もいよいよ明日を残すのみ、予期の目的はほぼ成功裏に終了。リラックスした気分で、半そでシャツに袖を通し、ホテルの外に散歩に出る。ここは、日本の寒気とは無縁の常夏の国。暖かい空気が肌を包む。至福のひと時だ。ここでも、街角にはピンク色を多用したバレンタインデーの飾りつけが目に付く。若い二人連れが楽しそうに腕を組んで歩く。中国語ではバレンタインデーのことを「情人節」と表現するようだ。 一人での海外出張は気軽だが、最も不便を感じるのは食事のときだ。勝手の分からない外国では、案内してくれる現地の人がいない場合は、やむを得ずホテルで食事を済まさざるをえないことも少なくない。しかし、私は基本的に海外のホテルのインターナショナルなレストランは苦手だ。出来れば、ホテルの外に出てその国の料理、そこでしか経験することの出来ないものを味わいたいと思う。幸いここはシンガポール。しかも、ホテルの前はショッピングモール、裏手には路上の屋台に毛が生えたような飲食街。 そこで今回は、周辺の店を探検してみることに。朝食は裏手の中国系の店で怪しげな「タイ式ラーメン」を啜り、昼食は、ショッピングモールのテイクアウトで焼きそばと野菜炒めを買って、ホテルの部屋でテレビを見ながら食事。 夜は、インドでの約束どおり、ASEAN事務局長特別顧問のラジャさんが来たのでホテルの中のコーヒーショップでサンドイッチとビールを摂りながら、ASEANとの業務提携プロジェクトの進め方などを話し合う。彼は最近は忙しすぎてメールを送ってもなかなか返事が来ない。来月一杯で組織改革が終わるので、そうなれば、スタッフがもっと増えるので、迅速に対応できるから、それまでもう暫く待って欲しいと言う。しかし、こうやって、面と向かって彼の時間を独占するのが最も効果的。 20時 ラジャさん |