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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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ネピドーへ日帰り [2008年12月02日(Tue)]
12月2日(火曜日)

     <地元のレストランで朝食>

ネピドー行きの朝一番の飛行機に乗るため、朝5時半に国立伝統病院の車で、ホテルを出発。途中、地元式のレストランで朝食。いつもはモヒンガーというミャンマー式ソーメンが朝食の定番なのだが、今回はナンディー。私は初めて食べるものだが、味はうまい。値段は一食50円ほど。

     <朝食はナンディー、一食50円>

この空港からの国内線は、乗ってみるまで不安だ。私自身そういう経験は無いが、予約していても、軍人や政府の役人が優先され、民間人はいつキャンセルされるか判らないという。
第一、チェックインすると渡されるボーディングカードには座席番号はあるものの、ボーディングの時間もフライトナンバーもゲートナンバーも何も記載されていない。そもそもふたつあるにはあるゲート(というより単なる戸口)には全く案内は出ず、英語のアナウンスさえない。そのためミャンマー語を解さない我々外国人は、ミャンマー語で何かアナウンスがある度に、ひたすら、窓口の係員に訪ねるしかない。それも、返ってくる返事はミャンマー語か英語ではYesかNoのみ。乗り遅れるのではないかと、いつもひやひや。
さて、ネピドー空港に着いてみると、こちらに向かってニコニコ顔で手を振る人がいる。マンダレー国立伝統医療大学の若手スタッフのタインゾーリンさんであった。彼は、富山大学に留学したこともあり日本語が片言ながら話せる。前回、マンダレーで会ったきりであったが、彼は私のことを覚えていてくれたようだ。


     <伝統医療関係者大会が始まる>

保健省で10時から伝統医療関係者大会が始まる。8年前から、ヤンゴンで毎年開かれているこの大会には一度出てみたいと考えながら、これまで私にはそのチャンスがなかった。今回は、初めて新首都のネピドーで開かれることになったもので、うまく私のネピドー訪問とタイミングが合ったので実現。
ミャンマーは東南アジアの中では、伝統医療を最も有効に保健行政において活用している国ではなかろうか。全土14の州総てに、伝統医療の専門病院が設けられている。このうち、ヤンゴンと第2の都市マンダレーには50床の総合病院がある。人口5500万人のミャンマーには、全土に5800人の伝統医療師がいるという。最近の調査によると、国民の86%が伝統医療を利用している、という結果が出ている。
今回の大会はミャンマー全土から集まった伝統医療師300人を含む、総勢450人もの大規模なものであった。保健大臣は勿論、軍政ナンバー3のティン・アウン・ミンチョー第一書記が冒頭に挨拶。軍政も伝統医療の活用に力を入れているのが良く判る。


     <軍政ナンバー3のミンチョー第一書記が挨拶>

大会のオープニングの後、ミンチョー将軍はロビーの伝統医薬品メーカーの展示品を丹念に見て回った後、大勢のMPに囲まれて去っていった。
その直後に、伝統医療局長の部屋で打合せをしていると、保健大臣チョーミン博士の応接室に呼ばれる。大臣は大役を終えたばかりでぐったりした様子。聞いてみると、過労からか腰痛が出たとのこと。伝統医療が一番有効な分野だが、伝統医療で治療しておられるのかは聞きそびれた。
来年早々に開始する予定の、伝統医薬品配置事業の打合せを終えて、私一人、伝統医療局長の部屋でミャンマー料理の昼食をご馳走になり、保健省を辞去。
ヤンゴンに向けて、「政府関係者専用道」を走る。この道路は片側2車線の立派な舗装道路。実は、まだ建設中で一般には開放されていない。それを、片側のみ政府関係者限定で開放しているもの。一般のルートでは私自身の経験では片道10時間ほども掛かってしまう。今回は、交通量が圧倒的に少なく、路面もスムースということで、5時間ほどでヤンゴンに到着。
ホテルの部屋でさっと着替えて、ヤンゴン在住のシンガポール人、ハウさんと会う。ネピドーに日帰りなんて信じられない、と言われる。旧知の元対外経済担当大臣のエーベルさんとハウさんの電話で久し振りに話す。


     <「政府関係者専用道」を走る>

5時半 ホテル出発
8時 ヤンゴン発
9時 ネピドー着
10時 伝統医療関係者大会
11時 保健大臣面談
11時半 ティン伝統医療局長
13時 ネピドー出発
18時半 ヤンゴン到着
19時 ウイルソンハウ氏
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