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犬山城 (01/18)
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障害者公共政策大学院(IDPP)のオンライン授業を「参観」 [2011年11月30日(Wed)]
11月30日(水)
昨晩、中国から帰ったばかりだが、引き続き、今日から米国出張。今年の7月開校したばかりの障害者公共政策大学院(IDPP)の件で、アメリカン大学のデリック教授を交えて、国立聾工科大学(NTID)のデカロ教授らと打合せをするためだ。
暖かかった南寧へは比較的軽装で済んだが、今度の行き先はニューヨーク州の北の端にあるロチェスター。寒さに備えてコートやセーターと手袋、マフラーが必要だ。
朝早く起きて、慌しく荷物を入れ替えていると、テレビが、アメリカン航空経営破綻のニュースを伝えた。えーっ。私がこれからシカゴで乗り継ぐ予定の便は、正にアメリカン航空便。果たして、破産しても飛行機の運行に影響はないのだろうか。不安な気持ちで、成田エクスプレスに乗り込む。車内で、液晶ディスプレイの案内板に、アメリカン航空便の定刻運行が掲示されているのを見付けて、少し安心する。
<アメリカン航空破綻を報じるN'EX車内の液晶ディスプレイ>

成田を11時に出発した日航機は、12時間若のフライトの後、定刻にシカゴに到着。日付変更線を越えたので、シカゴへの到着時間は、同じ日の早朝7時。外の気温は3度だが、快晴、青空が広がる。アメリカン航空のカウンターは、まるで何事もなかったように平静。
4時間の乗り継ぎで、ロチェスター行きに乗り込む。ローカル線だけあって、70人乗りの小型機。ブラジル製のエンブラエル機か。
シカゴを飛び立つと直ぐに視界の下は雪野原になった。
<シカゴ上空から見ると下界は雪模様>

1時間ほどの短いフライトでロチェスターに着いてみると、雪は積もっていなかったものの、あられがぱらついていた。空港にはNTID(国立聾工科大学)の前学長のデカロ博士が待っていてくれた。彼が運転して来たのはピックアップトラック。何と彼の趣味は、鹿狩りでそのための愛車なのだとか。彼とはもう10年もの付き合いだが、鹿狩りが趣味だとは知らなかった。
助手席に座って空港直ぐ近くのホテルへ。荷物を置いただけで、直ぐに、NTID(国立聾工科大学)へ向かう。
暫く、彼のオフィスで雑談をしていると、夕方5時少し前になって、アメリカン大学のデリック教授らが到着。IDPP担当の助手のコンスエロさんら4人のスタッフを連れて、ワシントンから8時間かけて車を運転してきたのだ。
<ロチェスター空港に着くとあられ交じりの冷たい雨が降っていた>

IDPPの聾学生の教育環境の改善策などについて話し合うための会議は明日一杯かけて開催されることになっているが、今日はこれから、デリック教授によるIDPPのオンライン授業が、NTIDの会議室を借りて行こなわれるというので、私とデカロさんは、見学させてもらうことに。
インターネット上で大半の授業を行うIDPPは、教師はどこからでも授業をすることが可能であるが、これまでは、基本的にワシントン特別区にあるアメリカン大学のキャンパスで行われてきた。それは、今年の夏に始まった第一学期の授業が、修士号を供与する同大の公共政策の授業として実施されてきたためだ。
今回は、初の試みとして、出張先のNTIDから行おうというもの。これまで、IDPPの「授業参観」をしてみたいと思いながら都合が合わず叶わなかった私にとっては絶好のチャンス。
<IDPPのためのオンライン授業をするデリック教授>

ものの30分ほどで、準備が完了し、5時半きっかりにオンライン授業が始まった。私と、NTIDのデカロ教授は、授業を行うデリック教授の邪魔にならないよう、敢えて教室とは別の部屋のコンピューターをセットしてもらい、そこから「授業参観」することに。
コンピューターの画面はいくつかに分割されており、大半を占める一番大きなスペースには、授業中の黒板に相当する教材を表示する画面。
一方、左側は幾つかの画面に分割されており、一番上の小さな窓には、質問のための挙手や、拍手するためのボタンや、賛成、反対の意思表示をするためのボタンが並ぶ。その下には、出席している学生の名前を示す画面。
そして、その下にはビデオスクリーン。今は、手話通訳の姿を映し出しているが、拡大したり、必要に応じて数を増やすことも出来る。その直ぐ下にはチャットのためのウインドウ。そして、一番下には、先生や生徒が喋る内容を同時に字幕で現すスペース。手話通訳はワシントン、字幕作成者はカリフォルニアからの参加だそうだ。
<遠隔授業のコンピューター画面>

授業が始まったのに、参加している生徒の数が足りない。アメリカン大学の学生らしき名前が7,8人並んでいるが、肝心のIDPPの生徒は二人だけ。フィリピンとベトナムからの参加だ。IDPPの一期生は10人いるというのに、どうしたことだろうと、気を揉んでいると、数分遅れて、一人二人と遅刻して参加。最終的にはIDPPの学生の出席は6人になった。
授業が終わってから、デリック教授に今日の出席率が低い理由について質問してみた。すると、いつもは、もっと多いが、今回はリサーチの課題と進め方といった話が中心の授業であったので、必ずしも同時参加の必要がないと判断したのではないか、とのこと。
IDPPの授業は総て、記録され、時間の都合が合わず、同時参加できない場合、後日、録画内容をダウンロードすることも出来るので、働いている学生には重宝されている。


11時00分 成田発
07時45分 シカゴ着
11時40分 シカゴ発
14時20分 ロチェスター着
15時半 NTID訪問
17時 デリック教授一向到着
17時半 IDPP授業を見学
19時 夕食会
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