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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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波乱万丈のネピドー行き [2016年07月21日(Thu)]
7月21日(木曜日)
0721bonnet.jpg
<フロントグリルが落ち、ヘッドランプもずれ下がった車>

今日午後は2時から、保健省の局長OBで今は日本財団のミャンマー事業のアドバイザーになってもらっているティンニュントさんと、新首都のネピドーで社会福祉大臣に会うことになっていた。なんと、ミャンマー北部で起きた水害の現場視察からわざわざ我々のために本省へ帰って来てくれるという。これも、総て大臣の先輩に当たるティンニュントさんのおかげだ。
5月にも彼に同行してもらってネピドーに行き、大臣に会って、日本財団がUNESCOと調印した覚書の説明をし、今月、UNESCOから責任者を連れてくるので会ってほしいとお願いをしておいた。
そこで、決して会見に遅れてはいけないと言うので、本来よりはかなり早めの時間だったが、午前6時半にホテルを出発して、350キロ離れたネピドーに向かうことにした。
飛行機ではなく車にしたのは、アウンコさんも入れて5人で行く以上、その方がずっと安く済む上、時間的にも、現地で動き回る上でもずっと便利と考えたためだ。
0721accident.jpg
<出発していきなり交通事故とは、、、>

MILIには前回のような小さな乗用車ではなくワンボックスカーを用意しておくよう念には念を入れて頼んでおいた。こうすれば、長い車中でも足を伸ばしたりできる。
ところが、チョースワーミンさんの運転するワンボックスカーで、インドラジットさんと一緒にホテルを出発して、最初のロータリを回り切ろうとした時だった。我々の車の前に小さな貨客車が強引に割り込んできた。ブレーキをかけるが間に合わない。ガッシャーンという大きな音。
出発していきなりの交通事故だ。警察官がやって来た。先方が悪いのは明らか。
何と、雨がぱらつき始めた。車での移動なので傘は要らないと思い、スーツケースのなかに置いてきてしまったことを後悔する。
仕方がない、小雨の中で、代替車が来るのを待った。
0721trouble.jpg
<ラジエーターをチェックする運転手>

8時過ぎになって漸くやって来た車は、何と乗用車。まず、ティンニュントさんの家に向かい、彼をピックアップ。
しかし、これでは全員が乗って行くわけにはいかない。するとそこへ、連絡が入った。代わりの車を見つけたので、乗り換えることにしたいというのだ。MILIの事務所に向かった。ところが待てもど暮らせども車が来ない。いつもは超楽観的なティンニュントさんもさすがに心配し出す。
漸く、黒いワンボックスカーが到着。前のと比べると、少し小さいがまあ仕方がない。9時半にMILI本部前を出発。
ところが、90マイル地点で我々の乗った車から異様な匂いと煙が出ているのを発見。急停車してチェックすると、ラジエーターから煙が出ているではないか。
0721MoSW.jpg
<ぎりぎりの時間に社会福祉省にたどり着く>

万事休す。もうこうなったら、大臣との約束はキャンセルもやむを得まい。事情が事情なだけに、メッセージだけでも伝えてもらうことにしよう、と私は覚悟を決めた。
ところが、運転手はなにやら調べた後で、これはあるスイッチを入れたままにしていたのが原因だとかで、走るのは大丈夫だという。そこで、少しゆっくり目のスピードで再び出発。
大幅に出発が遅れたので、途中での休憩所でも、トイレに行っただけ。いつものように朝食をとるどころか、コーヒーも飲まず、ひたすら先を急ぐ。
結局、社会福祉省に到着したのは、約束の2時の5分前。大臣は、水害の現場から我々のアポイントに間にあわせるためにわざわざ帰ってきて、この後、再び現場に戻るというではないか。キャンセルしなくて良かったとほっと胸をなでおろす。
0721Minister (2).jpg
<社会福祉省での会議を終えて>

早速、ウィンミャッエー大臣に、UNESCOと共同でアイデアをまとめた障害者の雇用促進のための高度な情報技術訓練センターの建設構想について説明。
すると、大臣は、新政権の政策方針ともぴったり一致すると、省をあげて歓迎する表明。そこで、じつは、政府がヤンゴンに保有する社会福祉法跡地にある建物を提供願えないかと要請したところ、快諾してくれた。しかも、明日、ヤンゴンで現場を見るよう同席した担当局長に指示してくれた。
大臣との会議を終えて、3時半に漸く昼食。4時過ぎに帰途につく。
天気は快晴。さあ帰りを急ごう。のんびりしていると、ヤンゴン到着が遅くなってしまう。車は快調に飛ばす。
0721lunch.jpg
<漸く本日初めての食事にありついた>

中間地点のレストエリアのある115マイル地点ではトイレ休憩のみ。今回も、コーヒーブレークは無し。ヤンゴン方面の空には黒い雲が覆い始めた。スコールの兆し。激しい雨が降りだすとスピードを出すのは危険だ。急ぐに越したことはない。
往路でエンコしそうになった100マイル地点も無事に過ぎ、帰りはどうやら何事もなさそうだと胸をなでおろしていると、午後6時半、80マイル地点(ヤンゴン市内から130キロ)で、突然、車の下から大音響。何かが折れたか壊れたしたに違いない。車は緊急停止。
路肩に停めた車を覗いていた運転手が、お手上げと言ったジェスチャーをした。今度は本当に動けなくなってしまったようだ。運転手は、携帯電話を取り出し、どこかと話をしだした。代わりの車の緊急手配をMILIに頼んでいるようだ。今日だけでなんと4台目の車になる。
0721enko.jpg
<車が立ち往生>

高速道路を出てヤンゴン市内に入ってからならまだしも、こんなところでは、流しのタクシーがあろうはずもなく、長距離バスの停留所は遥か先。しかも、この空模様で、この時間。間もなく日暮れだが、日が暮れてしまうと街灯もないので真っ暗になってしまう。 真っ暗闇に包まれた中で、スコールがやって来たら、代替車を見つけることもできないのではなかろうか。
どうしよう。今度こそ、万事休すだ。
さすがにいつも楽観的なティンニュントさんも、これは大変だと深刻な表情で運転手を見守る。
そうこうするうちに、スコールの到来を告げる生暖い風が吹いてきた。しかも、辺りが急に青みを帯びてきたではないか。時間は7時前、夕闇が迫っているのだ。
0721bus.jpg
<路線バスが止まってくれた>

すると、ティンニュントさんが駆け出した。前方の路肩に大型バスが急停車した。なんと、定期運行の長距離バスが止まってくれたのだ。車掌さんが降りてきて、ティンニュントさんの話にうなづいて、我々を手招きする。
半信半疑で運転手脇の入り口から中に入る。バスに乗り込んだ途端、スコールがやって来た。土砂降りの中をバスは進む。
何を思ったのか、喜劇のビデオを大音響で流し出した。話もできないと閉口するが、バスの中は爆笑の渦。気がつくと窓の外は真っ暗闇になっていた。
こうして、高速を出たところでバスを降りた。ところが、車の姿がない。その中のタクシーを捕まえてホテルに戻ることに。インドラジットさんがつぶやいた。「もう、二度とネピドーには行きたくない」、ごもっとも。今日の食事はネピドーの一回だけで終わったのだった。

06時半 ホテル出発
14時 社会福祉大臣訪問
15時半 昼食
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