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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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引き続き ICEVI/WBU総会 [2012年11月16日(Fri)]
11月16日(金曜日)
今日も朝からICEVI/WBU総会。先ず、9時から大ホールで行われた全体会合3「雇用問題」を傍聴。1000人近い聴衆を前に、ILOの在バンコク代表ら4人のパネリストが報告。パネリストの一人は、私の友人で障害者を雇用してユニークなビジネスを展開するゲナシュティン社社長のトーマス・ヌン。
スカイプを使った英語の個人授業サービスなどを提供する彼の会社の総勢70人ほどの社員のうち、40人は障害者だ。社長秘書も車椅子の障害者。驚くことに、彼はファイリピン南部の島の自宅からインターネットを使ってサポートする秘書嬢とは今まで一度も会ったことが無いという。採用面接さえスカイプで済ませた由。
大変ユニークな彼の経験と、将来のビジョンは、視覚障害者の雇用問題に革命的な一石を投じるほどのものだった筈だが、彼に与えられたプレゼンの時間は15分ほどと短く、従来型の繰り言を長々と喋るパネリストもいたりして、残念ながら期待したほどのインパクトは与えられなかったように感じた。
また、このような大人数の会議には有り勝ちだが、私語に忙しく耳を傾けていない人も少なからずいた。中には、どういう訳か、毛糸玉を出して編み物をしながら隣に座る人とお喋りに忙しい、明らかに視覚障害者ではない外国人参加者もいたりして、私は呆れてしまった。
年に一度おこなわれる国際会議の中には、参加者が膨大になって、議論の場が形式的なものになったり、本来の目的を外れて、参加者同士の旧交を温める社交の場と堕しているものもあるのではないかという批判も、残念ながら必ずしも的外れではないように感じた。
1116panel.jpg
<日本財団の支援事業をテーマにしたパネル>

11時からは小ホールで開かれた、日本財団がICEVI(国際視覚障害者教育協議会)と連携し、2006年から、インドネシア、ベトナム、フィリピン、カンボジアなどアジア各国で展開している高等教育支援プロジェクトを紹介するパネルを傍聴。
昼食は、視覚障害者用のコンピューターソフトとして最近注目を集めているNVDAを開発した、オーストラリアの2人の若者、ミックとジェイミーの二人を囲んで、IDPPのディレクターのデリック教授らと昼食。
視覚障害者がコンピューターを利用するためには、画面上のデータを読み上げてくれる特殊なソフトウェアが必要となるが、これまで最も一般的に使われているJAWSというソフトは数万円と高価で、途上国の視覚障害者にとって、入手するためのコストがパソコンと並んで深刻な問題となっていた。これに対して、NVDAは無料のオープンソフト。最初にNVDAの開発を始めたミックも、途中からそれを手伝うようになったジェイミーも、自らが視覚障害者である。日本財団は、IDPPのシステムへの導入を検討するとともに、NVDAのアジアの各言語化を支援しようと考えているところである。
1116NVDA.jpg
<NVDA開発者の二人と昼食>

09時 ICEVI/WBU総会
12時半 NVDA開発者と昼食
19時 トーマス・ヌン社長
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