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大野修一(日本財団)
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犬山城 (01/18)
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雨のハノイ [2012年05月30日(Wed)]
5月30日(水曜日)
朝、ホテルの前から、迎えに来てくれたWHO(世界保健機関)の車に乗り込み、WHOハノイ事務所へ。市内中心部の事務所の有る場所に着くころ、雨が降り出す。英語のうまい運転手によると、本来なら、一年で最も暑い時期の筈だが、異常気象のせいか、今年は雨が多く、そのお陰で、比較的涼しい由。
事務所では2ヶ月前に着任したばかりという代表のカサイ博士(日本の方だが漢字がわからないのでカタカナで表記させていただく)にご挨拶。これからようやくベトナムでも始まる、ベトナムの伝統医薬品を使った置き薬事業について、WHO西太平洋事務局が全面的に協力してくれることに対しお礼を申し上げた。カサイ代表からは、途上国のプライマリーヘルスケアの効率的な改善策という点で、非常にユニークで、大きな意義のある事業だとお誉めにあずかる。
二ヶ月後に予定されている現地視察には是非、参加したいとまで熱心に仰っていただき大感激。
530WHO.jpg
<WHOハノイ事務所で>

WHOハノイ事務所を出ると本格的な雨が降っていた。雨の中をWHOの車で保健省に送ってもらう。カイン伝統医療局長や、マイ博士が待っていてくれた。いつもミーテイングで使う会議室には調印式の準備ができていた。保健省伝統医療局、WHOハノイ事務所と共同で始まる置き薬事業の開始を前に覚え書きに調印。
7年前にモンゴルで始まった各国の伝統薬を使った置き薬事業だが、その後、ミャンマー、タイにも波及し、ついにベトナムでも始まることになった。ラオスからもWHO西アジア事務局を通じて話が来ているので、間もなく、アジアの5カ国で行われることになる。5年前にモンゴルでWHOと日本財団の共催で行った国際シンポジウムに招待したベトナム保健省の代表は、ベトナムは伝統医薬品の利用ではずっと進んでいる、とばかりに置き薬方式には関心を示さなかった印象がある。その後、ASEAN事務局との共催で4年前にバンコクで始まった伝統医療ASEAN地域会議の際に、モンゴルやミャンマーでの取り組みを紹介したところ、当時、ベトナムの保健副大臣だったシエンさんが、ベトナムでもやってみたいと仰り、担当の中嶋君が中心になって準備を進めて来た。時間がかかったが、ついにベトナムでも始まることになり、しかも今度はWHOの本格的な協力の下に進められると思うと感無量だった。
530MoU.jpg
<保健省伝統医学局で調印式に臨む>

調印式を終えて外に出ると、土砂降りの雨。幸い、WHOの車でホテルまで送ってもらうことが出来たので、傘はしまったまま部屋に戻ることが出来た。
その後、小一時間ほどして、昼食のために、一人、外に出て見ると、今度は雨はやんで日が差していた。私は「晴れ男」、出張中も折り畳み傘は常時持っているのだが、これまで、使ったことは殆どない。
ぶらぶら歩いて一昨日と同じブンチャー屋さんに。昨日まで、2日連続してブンチャーを食べた後だったので、今日は他の食事にしようかとも考えたが、ベトナム以外ではなかなか食べられないし、明日には帰国する身。結局、3日連続のブンチャーた相成った。
ブンチャー屋さんの近くに、伝統医薬品を売る店がある。その店からほど近い道端に、平たい竹籠が二つ。中には、何やら得体の知れないものが拡げてあった。
528Drying2.jpg
<わずかな晴れ間に生薬の原料を干す@>

一つには、茶色い花の蕾のようなもの、もう一つの方には、白い何かの実が入っていた。その横には、洗ったばかりの食器類の入ったプラスチックの赤い籠。どうやら雨上がりの晴れ間の陽に、干しているもののようだ。
さらに暫く行くと、今度は道路の脇の地べたに、大きなみかんの皮がたくさん転がっていた。すぐ横には、発泡スチロールの箱の上に大きな皿が乗っかり、その上には、キノコのようなものがたくさん入っていた。これらは、想像するに、生薬の材料。干して伝統薬にするのではなかろうか。雨の晴れ間を待っていたのは私だけではなかったようだ。
528Drying1.jpg
<わずかな晴れ間に生薬の原料を干すA>

ブンチャーの昼食を済ませた後、タクシーでハノイ自立生活運動センターへ。副所長のトウイさんとの約束は2時からだったが、昨日誘ったNHKの市原支局長が来る前に用件を済ませてしまおうと、早めに到着することにした。1時半、5分前に着いてみると入り口のシャッターが閉まっていた。しまった。2時まで外での会合か、昼食を取りに全員外出なのか、と思い2時まで待つ覚悟を決めたとたん、シャッターが中から開いた。門番君がハンモックでお昼寝していた模様。1時半から開門というルールだったようだ。
3階の事務室にあがり、副所長のトウイさんらと話をしていると、市原支局長が登場。自立生活運動という考え方の出て来た背景や、これまでの経緯、ハノイ自立生活運動センターの活動などについて詳しく話を聞いてもらうことが出来た。
夜は、白内障手術などで日本財団と関係の深いNGO、ヘレンケラーインターナショナルのゴックさんと、やはり眼病対策事業などを専門にしているカトリック系の団体であるCBNのゴックアインさんの二人と食事。二人は、日本財団グループの事業に関係したアジアの若者を招いて5年間にわたって開催したBABAセミナーの参加者だ。今後も、このネットワークを活用してアジアでの社会事業を進めて行きたいと話し合う。
ただ、約束のレストランまで行くのに、一苦労。予定していた時間より30分以上遅れてしまった。というのも、レストランの住所にあった地番が特殊なもので、タクシーの運転手も、地元の人もよくわからなかった上、タクシーだけが進入禁止という、へんてこな交通規制のせいで、極めて変則的なルートを通らざるを得なかったため45分もかかってしまったせいだ。
帰りは、バスで帰るというゴックさんとホテルの前のバス停まで歩いた。雨もやんでおり、何と、10分ほどの距離だった。
今日は、雨を縫って歩き回った一日。でも、持ち歩いた傘は結局一度も差さずじまいに終わった。
530VendorStreet1.jpg
<道端の果物屋さん 雨は上がったが客足はまばら>

8時半 ホテル出発
9時 WHOハノイ代表カサイ博士
10時15分 保健省伝統医療局調印式
13時 ホテル出発
13時半 ハノイ自立生活運動センター訪問
19時半 夕食会
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