地域に根差した再エネ事業に携わる人を育てる「飯田自然エネルギー大学」第4期は、9月から第2年次がスタートしました。
9月16(土)には、第2年次開講式を開催。式典後は、諸富徹学長(京都大学大学院経済学研究科教授)から「住宅・建築物への再エネ導入から分散型電力システムへ」をテーマに講義が行われました。

続いて、環境省国際連携課の川又孝太郎課長から「再エネの国内外の動向と今後の普及に向けて」をテーマに、国内の先進事例や地域での再エネ普及の課題について講義を聴きました。

9月17日(日)からは、事業計画づくりの演習(全4回)がスタート。
受講生が構想する事業計画から2つを選んで、グループワークで計画書やキャッシュフローを作成していきます。

演習を指導頂くのは、榎原友樹先生(E-konzal代表取締役)。
今回は地域に根差した太陽光発電事業、小水力発電事業が選ばれて、受講生は2チームに分かれて提案者と一緒に計画づくりに取り組みます。


グループワークでは事業を行う目的や、事業を通じて解決したい問題、最終目標などを模造紙と付箋に書き出して整理していきます。
授業の最後には、グループごとに検討結果を発表しました。


飯田自然エネルギー大学は、卒業時に全員が事業計画を立てて発表します。
グループワークは全4回あって、その経験を自身の計画づくりに生かしていく狙いです。
次回、第11回授業は10月21日、22日に開催します。