飯田市上郷の野底川小水力発電所は、昨年9月の営業運転開始からまもなく1年を迎えます。
弊社初の水力発電所として24時間遠隔監視を行い、見守りやメンテナンスを続けています。
毎月1回、発電所の設計を委託した三峰川電力(株)が定期点検を実施します。
発電所では、発電機の電圧や電流、周波数等の数値チェックのほか、水車入口や内部の水圧、制御システムの設定などを確認していきます。
取水設備では、水に混ざった落ち葉を取り除く除塵機やコンベアの動作、野底川から水を取り込むゲートの外観状況などを確認します。
除塵機で取り除いた落ち葉は産業廃棄物の扱いになるため、安易に廃棄することはできません。
そこで、近所の農家さんに引き取ってもらい、堆肥などに利用しています。
発電所を守り、安定した発電量を確保できるように、これからも丁寧に見守っていきます。