野底川小水力発電所がある飯田市上郷地域では、地元のまちづくり委員会と協力して、上郷小学校での環境学習と発電所見学会を計画してきました。
9/19(火)、5年生4クラスで学習会「野底山と小水力発電所」を行いました。

5年生は10月、野底山遠足に合わせて発電所を見学することになり、事前学習会を2回行います。
1回目の学習会では、上郷地域まちづくり委員会の細田さんが、野底山の自然環境や住民参加で行われている行事について、写真を見せながら紹介しました。
また野底山から流れる水の恵みが、地域内をどのように流れ下るのか、上郷小敷地内を流れる小川が「中井」と呼ばれる井水であることも説明しました。

続いて野底川市民発電(株)スタッフから、野底川小水力発電所ができるまでの経過や、発電設備、再生可能エネルギー普及の背景にある地球温暖化について、写真やグラフを使って紹介しました。
お話の途中では、地球温暖化クイズも。130年間で地球の年平均気温が何度あがったのか、3択問題で答えてもらいました。
「約10度」「約5度」を選んだ人が大半で、正解が「約1度」と分かると驚きの声があがりました。
質問コーナーでは、
「一番量が多い再生可能エネルギーの種類は?」
「野底川発電所はどのぐらいの量を発電しているの?」
「水車の塗料は川に流れてしまわない?」
など次々質問がありました。
次回の事前学習会は10月に開催。
「コンセントの向こうがわ」をテーマに、電気がどこでどのように発電されているか、グループワークで考えていきます。